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Chromeで特定のサイトだけFlashを有効にする方法

Chromeユーザーなら、ブラウザでFlashがデフォルトでブロックされていることに気づいたことがあるはずです。GoogleはFlashに内在する重大なセキュリティ脆弱性を問題視しており、ユーザーがFlashを使わないようあらゆる手段を講じています。

しかし問題は、いまだにFlashを使用しているサイトが数多く存在することです。FacebookやInstagramなど毎日訪れるような主要サイトはFlashを使っていませんが、小規模なサイトや古いサイトの多くは、いまだにHTML5への移行を行っていません。たとえば筆者は地元のコミュニティカレッジでCiscoのコースを受講しており、課題を完了するにはCiscoのNetAcademyサイトにログインする必要があります。ところが、一部の設問は閲覧や回答にFlashが必要なのです。

ChromeでFlashを有効にする方法を検索すると、Adobeの公式サイトからFlashをダウンロードしてインストールするよう指示する記事(これは機能しません)や、Chromeのタブを開いてchrome://pluginsにアクセスする方法(これも現在は使えません)が大量にヒットします。最近のバージョンのChrome(57以降)では、このURLからプラグインを管理することはできなくなり、アクセスしても「このサイトにアクセスできません」というメッセージが表示されるだけです。

これは非常に分かりにくい仕様変更で、必要に応じてプラグインページでFlashのオン・オフを切り替えていた筆者も戸惑いました。現在のChromeでは、Flashが必要な特定のサイトに対してのみ有効化することが求められています。この記事では、必要なときにFlashを動作させる方法と、それ以外のケースでは無効のまま安全に保つ方法を解説します。

ChromeのFlash設定を確認する

まず、ChromeのFlash関連設定を確認しましょう。確認すべき箇所はいくつかあります。新しいタブを開き、アドレスバーにchrome://flagsと入力してください。

Chromeで特定のサイトだけFlashを有効にする方法

ここで、「Prefer HTML over Flash(HTMLをFlashより優先)」と「Run all Flash content when Flash setting is set to "allow"(Flash設定が「許可」の場合にすべてのFlashコンテンツを実行)」の2つの項目がDefaultに設定されていることを確認します。次に、別のタブでchrome://componentsを開き、「Adobe Flash Player」の項目にある更新をチェックボタンをクリックして、プレイヤーが最新の状態になっているか確認しましょう。

Chromeで特定のサイトだけFlashを有効にする方法

続いて、画面右上のChromeメニューボタンをクリックし、設定を開きます。

Chromeで特定のサイトだけFlashを有効にする方法

ページ最下部までスクロールして詳細設定を表示をクリックします。さらに下へスクロールし、プライバシーセクション内のコンテンツの設定を選択してください。

Chromeで特定のサイトだけFlashを有効にする方法

ポップアップダイアログ内をスクロールし、Flashの項目を見つけます。サイトにFlashの実行を許可する前に確認する(推奨)が選択されていることを確認してください。もちろん、ChromeでFlashを完全にブロックしたい場合は「サイトにFlashの実行を許可しない」を選びます。「すべてのサイトにFlashの実行を許可する」は、仮想マシン上でChromeを使うなどの特別な理由がない限り、絶対に選択しないでください。セキュリティリスクが非常に高くなります。

Chromeで特定のサイトだけFlashを有効にする方法

特定のサイトでFlashの実行を許可する

ここからが本題です。Flashを実行できるのは、サイトごとに個別に許可した場合のみとなっています。すべてのサイトで常時有効にするオプションは廃止されました。サイトを例外として登録する方法の一つは、上記のコンテンツの設定 – Flash画面にある例外を管理ボタンをクリックする方法です。

Chromeで特定のサイトだけFlashを有効にする方法

この画面で、先ほど例に挙げたNetAcadのサイトを動作:許可として追加できます。ただし、この方法は設定ページを何度も行き来する必要があり、やや手間がかかります。もっと簡単なのは、対象のサイトに直接アクセスし、アドレスバーのURL左側にある小さなアイコンをクリックする方法です。

Chromeで特定のサイトだけFlashを有効にする方法

接続がHTTPSであれば鍵アイコン、非セキュアな接続であれば情報アイコン(iマーク)が表示されます。このアイコンをクリックすると、そのサイト固有の各種設定が表示され、下部にFlashの項目があります。デフォルトでは「グローバルデフォルトを使用(確認)」に設定されており、Flashコンテンツを含むサイトを開いたときに、ブラウザが有効化の可否を尋ねる仕組みです。

しかし筆者の経験上、サイトに明らかにFlashコンテンツが存在していても、ブラウザが実際に確認ダイアログを表示してくれることはほとんどありません。そのため、実用的には「このサイトでは常に許可する」を選択する必要があります。なお、Flashコンテンツが正しく表示されない場合は、タブを一度閉じてから開き直す(再読み込みする)と改善することが多いので試してみてください。

以上で手順の説明は終わりです。この記事が、最新版ChromeにおけるFlashの挙動を理解する助けになれば幸いです。仕様は今後も変更される可能性が高いため、変更があれば本記事も更新する予定です。質問がある方はぜひコメント欄でお知らせください。

注意:Flashはすでにサポート終了

補足として、Adobe Flash Playerは2020年12月31日にサポートを終了(EOL)しており、現行バージョンのChromeからはFlash機能自体が完全に削除されています。そのため、本記事の手順は旧バージョンのChrome向けの内容となります。過去のFlashコンテンツをどうしても再生したい場合は、RuffleなどのFlashエミュレーターを利用するか、サポート終了前に取得した旧ブラウザ環境を使う方法を検討してください。

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