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ブラウジングをもっと快適に!有効化すべきChromeフラグ12選

Chromeフラグを有効にするというのは、Google Chromeブラウザに搭載されている実験的な機能をオンにすることです。これにより、通常の設定では使えない特別な機能を利用できるようになります。

ただし注意が必要なのは、一部のChromeフラグはブラウジング体験の向上や標準機能の不具合の解消に役立つ一方で、かえってトラブルの原因になってしまうものもあるという点です。

Chromeフラグを有効にする方法

Chromeフラグの一覧を確認するのはとても簡単です。Chromeのアドレスバーにchrome://flagsと入力するだけで、お使いのOSで有効化できるフラグの全リストがすぐに表示されます。

ブラウジングをもっと快適に!有効化すべきChromeフラグ12選

フラグのリストはアルファベット順に並んでいないため、ページ上部にある検索バーを使うのが最も手軽な探し方です。また、Chromeフラグを紹介しているサイトによっては呼び名が異なる場合もあるため、迷ったら検索機能を活用しましょう。

有効にしたいフラグが見つかったら、その右側にあるドロップダウンメニューからEnabledを選択します。

ヒント: フラグを完全に有効化するには、Chromeの再起動が必要です。気になるフラグをすべてまとめて有効にしてから一度だけ再起動したくなりますが、どのフラグがブラウザの不具合の原因になっているのかを特定しやすくするためにも、一つずつ有効にしていくことをおすすめします。

重要: フラグを有効にした後に問題が発生した場合は、chrome://flagsのページに戻り、Reset all to defaultを選択すれば、すべて初期状態に戻せます。

おすすめのChromeフラグ12選

ブラウジングをもっと快適に!有効化すべきChromeフラグ12選

以下は、ブラウザをさらにパワーアップさせるために有効化しておきたい、厳選したChromeフラグです。

補足: 下記の太字テキストをコピーして、Chromeフラグページの検索バーに貼り付ければ、該当するフラグを素早く見つけられます。

  • Scroll Anchor Serialization(#enable-scroll-anchor-serialization): ページ上の現在位置をChromeが記憶するようになり、広告などの要素が読み込まれても表示位置がずれなくなります。
  • Enable Picture-in-Picture(#enable-picture-in-picture): ストリーミング動画を右クリックしてピクチャーインピクチャーを選択すると、新しいタブを開いてもChrome画面の下部で動画の再生が続きます。
  • Automatic password generation(#automatic-password-generation): Chromeが推測されにくい安全なパスワードを自動生成してくれるため、新規アカウント登録のたびに自分でパスワードを考える手間が省けます。ユーザー登録に対応したページだとChromeが判断すると、ランダムパスワードを作成するオプションが表示されます。
  • Parallel downloading(#enable-parallel-downloading): このフラグを有効にするとChromeが並列ダウンロードに対応し、ファイルのダウンロード速度が向上します。
  • Automatic tab discarding(#automatic-tab-discarding): システムのメモリが不足すると、使用していないタブを自動的に破棄してメモリを節約します。幸いタブ自体は消えないので、必要になったらページを選択すれば再読み込みされます。
  • Experimental QUIC protocol(#enable-quic): Googleが開発した実験的なネットワークプロトコルを利用し、ファイル転送やウェブ閲覧の速度を向上させます。TCPとUDPを組み合わせたプロトコルです。
  • Google Password Manager UI(#google-password-manager): Chromeに保存したパスワードへ簡単にアクセスできるようにするフラグです。パスワード入力欄を右クリックすると、保存済みパスワード一覧の設定画面へのショートカットが表示されます。
  • NoState Prefetch(#enable-nostate-prefetch): リソースを事前に読み込んでページの表示時間を短縮しながら、メモリの消費も同時に抑えます。
  • WebRTC Echo Canceller 3(#WebRtcUseEchoCanceller3): オンライン通話中にマイクが不要な音を拾ってエコーが発生する場合、このフラグを有効にすると改善が期待できます。
  • Enable lazy image loading(#enable-lazy-image-loading): 画像を実際にスクロールで近づくまで読み込まないようにすることで、データ通信量とメモリを節約できます。
  • Smooth Scrolling(#smooth-scrolling): Chromeのスムーススクロール機能をオンにすると、スクロール時のカクつきが解消され、ページを滑らかに閲覧できます。
  • Show Saved Copy Button(#show-saved-copy): 過去に閲覧してPCに保存されたキャッシュページを簡単に表示できます。サイトがダウンしているときやインターネット接続が切れているときでも、オフラインでページを確認できる可能性があります。

Chromeフラグを活用すれば、標準設定だけでは得られない便利な機能を試せます。ただし実験的な機能である以上、動作が不安定になる可能性もあるため、一つずつ慎重に有効化し、問題が起きたらすぐ元に戻すのが賢い使い方です。

  1. ブラウジング体験を快適に!知っておきたい便利なChromeフラグ5選

    Chromeフラグとは? Chromeフラグとは、Googleが正式リリース前にテストしている実験的な機能のことです。標準機能としては搭載されていないものの、中には非常に安定して動作し、日常のブラウジングに役立つものも少なくありません。本記事では、閲覧体験をより快適にしてくれるおすすめのフラグを厳選してご紹介します。 前述のとおり、これらの機能はまだテスト段階にあるため、正常に動作しない場合があります。それでも試してみたい場合は、Chromeのアドレスバーに「chrome://flags」と入力すれば、いつでも有効化できます。 「chrome://flags」にアクセスすると、ページ上部に以下

  2. Google Chromeが「混合コンテンツ」をブロックへ――ブラウジングセキュリティ強化の全貌を徹底解説

    Googleはユーザーのセキュリティとプライバシー保護に向けて、厳格な対策を進めています。最近では、YouTubeやMaps、Googleアシスタントの音声コマンドに関する検索を保護する新しいプライバシー機能が発表されたばかりです。そして今度は、Chromeのブラウジングセッションにおける「混合コンテンツ(Mixed Content)」のブロックによって、ユーザー保護を一段と強化しようとしています。Googleでは、検索結果の上位に表示されるサイトにはSSL証明書が導入され、サーバーがHTTPSという安全な通信プロトコルで動作していることを保証しています。 しかし、サイバー犯罪の増加や過去に