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執筆プロセスを可視化!Chrome拡張「Draftback」で自分の書き方を分析する方法

「1時間に500語しか書けない」「もっと速く書けるはずなのに」――そんな悩みを抱えていませんか。原因は文章力ではなく、画面に言葉を乗せていくという物理的な作業、つまり執筆プロセスそのものにあるかもしれません。しかし、改善するためには、まず何がボトルネックになっているのかを正確に把握しなければ始まりません。

そこで役立つのが「Draftback」です。このシンプルながら効果的なブラウザ拡張機能を使えば、自分の執筆プロセスを客観的に可視化でき、つまずいている箇所やペースが落ちる場面を特定できます。問題点を修正すれば、執筆速度の向上は間違いなしです。

Draftbackが教えてくれる「自分の書き方」

Draftbackを利用するには、ChromeとGoogleドキュメントが必要です。Googleサービスから離脱している人にとってはネックですが、開発者が他ブラウザや他ストレージサービスへの対応を示唆していないため、現状ではこの制約を受け入れるしかありません。

まずはChromeウェブストアからDraftback拡張機能をインストールしましょう。

執筆プロセスを可視化!Chrome拡張「Draftback」で自分の書き方を分析する方法

次に、ブラウザでGoogleドキュメントを開き、分析したいドキュメントを表示します。Draftbackはそのドキュメントのリビジョン履歴全体(保存のたびにリビジョンが作成されます)を解析し、変更がリアルタイムで起こる様子を再現した再生データを自動生成します。

手順はこれだけ。非常にシンプルです。

ただし、Googleドキュメントのリビジョン保存の仕組み上、Draftbackが機能するのはドキュメント自体がGoogleドキュメント内で編集された場合のみです。たとえばMicrosoft Wordで作成した大容量ドキュメントをGoogleドライブにアップロードしても、リビジョン履歴は記録されないため、Draftbackは使えません。この点は事前に注意しておきましょう。

再生機能で執筆プロセスを分析する

ドキュメントのサイズやリビジョン数によっては、レンダリングに時間がかかることがあります。実際、26ページ・約7,750リビジョンのドキュメントでは、レンダリングに9分ほどかかりました。とはいえ、処理の進行状況をライブでプレビューできるのは面白いところです。

執筆プロセスを可視化!Chrome拡張「Draftback」で自分の書き方を分析する方法

レンダリング結果は動画ではありません。Draftback独自の再生用Webインターフェースとして提供され、再生/一時停止ボタン、シークバー、0.1倍速~1.9倍速まで調整できる再生速度スライダーを備えています。左側にはドキュメント全体の変化の概要が表示されるので、構成の変遷も一目で把握できます。

さらに、再生データの一部を切り出して、直接リンクまたはWebページへの埋め込みという形で他人と共有することも可能です。埋め込みプレーヤーも動画ではなく、簡略化されたDraftbackの再生インターフェースで、こちらにもシークバーと速度スライダーが用意されています。

執筆プロセスを可視化!Chrome拡張「Draftback」で自分の書き方を分析する方法

プライバシーは安心

プライバシーが気になる方もご安心ください。編集権限のないドキュメントに対してはDraftbackは動作しません。また、生成された再生データは、明示的に共有しない限り非公開のままです。拡張機能は、Googleから安全な接続経由でドキュメントを取得する瞬間以外、すべてローカルで動作します。

許可のない第三者がデータにアクセスすることはありません。さらに、設定を適切に行っていればGoogleドライブ自体も十分安全です。その点さえ押さえておけば、実質的な心配は不要でしょう。

ここからが本番です。下書きが完成品へと進化していく様子をじっくり観察してみましょう。

  • 前後に何度も行き来しながら書いているタイプか?
  • 先に見出しを決めてから中身を肉付けするタイプか?
  • 自分へのメモを残しておき、そこに差し掛かったときに膨らませるタイプか?
  • 一文を完璧に仕上げるために立ち止まることがあるか?

こうした自分の執筆クセが浮き彫りになり、改善すべきポイントが具体的に見えてきます。

執筆習慣の再生を共有する

Draftbackが少し単純に感じられるなら、それは実際にそうだからです。ここまで紹介した以上の複雑な機能はありません。ただ、ひとつのことをとことんうまくやるツールであり、結果も期待どおりです。

唯一の難点は、リビジョン数が多すぎる大容量ドキュメントで不具合が起きることです。先述の26ページのドキュメントでは埋め込みを抽出できませんでしたが、数ページ程度の別ドキュメントでは問題なく動作しました。それ以外の点では、かなり安定して使えます。

Draftbackの最大のポテンシャルは、再生データを共有できる点にあります。編集者などに自分の執筆プロセスを見てもらい、フィードバックやアドバイスをもらえるのです。逆に、師匠や憧れの作家から再生データを入手できれば、彼らの執筆プロセスを研究して自分の書き方に活かすこともできます。Draftbackを基盤としたコミュニティが生まれたら、執筆者にとって大きな財産になるのではないでしょうか。

Draftbackは革新的?それとも単なる小道具?

Draftbackは、Googleドライブをより便利にする数多くのアプリのひとつにすぎません。まずは無料で試してみて、その価値を自分の目で確かめてください。

これは単なる小道具なのでしょうか、それとも執筆を変える革新的なアイデアなのでしょうか。あなたはDraftbackを使って自分の執筆を分析・改善してみますか? ぜひコメント欄で感想を聞かせてください。

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