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Facebookがオーディオ技術に大型投資!ライブオーディオルーム、サウンドバイト、Spotify連携など新機能を徹底解説

メディアは「画像」「動画」「音声」の3つの媒体で構成されています。目で見て楽しめる画像や動画は広く普及しましたが、音声だけは長らく脇役扱いされてきました。しかし、コロナ禍で人々の生活スタイルが大きく変わるなか、音声コンテンツの持つ可能性が改めて注目されるようになりました。こうした流れを受け、Facebookはオーディオ技術関連の新プロジェクトに大規模な投資を行うことを発表しました。Facebook CEOのマーク・ザッカーバーグ氏は、ジャーナリストのケイシー・ニュートン氏との対談の中で、以下のプロジェクトが今後数ヶ月以内に順次展開されると語っています。

発表内容のポイント

  • Clubhouse(クラブハウス)に似た「ライブオーディオルーム」を発表
  • 短い音声クリップを作成・共有できる「サウンドバイト」を開発中
  • Spotifyアプリとの統合「プロジェクト・ブームボックス」を開始
  • Facebookアプリ本体からポッドキャストを直接聴取可能に

ライブオーディオルームとは?

Facebookがオーディオ技術に大型投資!ライブオーディオルーム、サウンドバイト、Spotify連携など新機能を徹底解説

Facebookはオーディオ分野への参入第一弾として、「ライブオーディオルーム」を2021年夏に公開する計画です。これは人気の音声SNS「Clubhouse」によく似た機能で、ユーザーはリアルタイムの音声会話を聴きながら、自ら発言して参加することもできます。まずは少人数グループや著名人向けにテスト運用を実施し、その後すべてのユーザーへ段階的に展開される予定です。将来的にはMessenger上でも利用できるようになる見込みです。

ライブオーディオルームでは、ユーザーがホストとなってライブの音声ディスカッションを開催できるほか、会話を録音して共有することも可能です。さらに、サブスクリプション形式で入室料を設定すれば、収益化にもつなげられます。また、Facebookは新進のオーディオクリエイターを支援・育成するため、「Audio Creator Fund(オーディオクリエイターファンド)」の設立も併せて発表しました。

この機能は、現在世界的に人気を集めている音声ソーシャルネットワーク「Clubhouse」と非常に近いものです。パンデミック以降、いつでも気軽に参加できるドロップイン型のライブ音声サービスは世界中で需要が急拡大しており、大手テック企業による参入競争がますます激化しています。

サウンドバイト(Soundbites)とは?

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もう一つの大きな発表が、短い音声クリップを作成・共有できる「サウンドバイト」の登場です。端的にいえば、「動画なしのTikTok」とでも呼ぶべき存在です。ユーザーは数秒〜数十秒程度のショートオーディオを作成して投稿でき、ニュースフィードから直接再生されます。録音にはFacebook内蔵の専用ツールを使用します。まるでスマートフォン1台でどこへでも持ち運べる「ミニサウンドスタジオ」のような感覚で、手軽に音声コンテンツ制作を楽しめるのが魅力です。

プロジェクト・ブームボックス ―― Spotifyとの連携

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さらにFacebookは「Project Boombox(プロジェクト・ブームボックス)」と呼ばれる取り組みも開始しました。これはFacebookとSpotifyを統合するパートナーシップで、Facebookアプリ内で直接音楽を選んで再生できるようになります。Spotifyは世界で最も利用されている音楽ストリーミングサービスの一つであり、この提携によりFacebook内での音楽体験が大幅に向上することが期待されます。

Facebookアプリでポッドキャストが聴けるように

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Facebookのオーディオ戦略はこれで終わりではありません。同社は、Facebookアプリ本体から直接ポッドキャストを聴けるようにすることも発表しています。Facebookが公開したデータによると、ポッドキャストと何らかのかかわりを持つユーザーは1億7000万人以上にのぼり、そのうち少なくとも3500万人がポッドキャストのファングループに所属しているとのことです。巨大な潜在市場であることがわかります。

まとめ:「既存機能の模倣」という批判も

いずれの機能も将来性があり魅力的ですが、共通しているのは、これらがFacebook独自の発想ではないという点です。類似の機能はすでに他のアプリで実装されており、世界中の何百万ものユーザーに利用されてきました。実際、米連邦取引委員会(FTC)は、Facebookが競合企業の機能を模倣することで反競争的な戦略を採っていると指摘しており、ザッカーバーグ氏自身もそれを認めています。オーディオ市場を巡る覇権争いがどう展開していくのか、今後の動向から目が離せません。


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