PCでs32evnt1.dllエラーを修正する方法|原因と解決策を徹底解説
s32evnt1.dllは、Symantec(シマンテック)社が提供するイベントライブラリファイルです。SymantecはNorton(ノートン)などのウイルス対策ソフトを開発していることで知られており、PCに同社の製品がインストールされていれば、このファイルもシステム上に存在します。s32evnt1.dllはシステム情報の監視を担当しており、Symantec製品の動作に不可欠なプロセスです。そのため、このファイルにエラーが発生すると、PCがウイルスから無防備な状態になってしまう恐れがあります。
s32evnt1.dllエラーの原因とは?
Windowsの起動時に、以下のようなエラーメッセージが表示されることがあります。
- 「S32evnt1.dll. An installable Virtual Device Driver failed DLL initialization」(インストール可能な仮想デバイスドライバのDLL初期化に失敗しました)
エラーメッセージが示すとおり、Symantec製品が必要とする重要なs32evnt1.dllファイルを読み込めない状態です。原因としては、「仮想デバイス」がWindowsによるファイルの検索を妨げてファイルを見えなくしているケースや、Symeventファイルが古くなり更新が必要になっているケースなどが考えられます。以下の手順に従って、エラーを修正しましょう。
s32evnt1.dllエラーの修正手順
手順1:Windowsレジストリの仮想デバイス設定を編集する
前述のとおり、システム上の仮想デバイスがWindowsと競合し、ファイルの表示を妨げている場合があります。この問題を解決するには、レジストリの編集が必要です。指示された項目以外は絶対に変更しないでください。誤って他のエントリを変更すると、システムが不安定になる恐れがあります。操作に自信がない場合は、「レジストリクリーナー」の利用をおすすめします。
具体的な手順は以下のとおりです。
- [スタート] > [ファイル名を指定して実行] をクリック
- [名前] ボックスに「regedit」と入力してEnterキーを押す
- 左側のペインで次のキーを探す:「HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\VirtualDeviceDrivers」
- 右側のペインに表示が切り替わるので、「VDD」という値を選択し、レジストリから削除する
- 再び左側のペインで「VirtualDeviceDrivers」を右クリックし、[新規] > [複数文字列値] を選択
- 新しい値の名前に「VDD」と入力
- レジストリエディターを閉じて、PCを再起動する
この方法では、レジストリを使って仮想デバイスドライバのキーを一度削除し、新しい空のキーを作成し直します。仮想デバイスは自身が正常に動作するよう特定のファイルを隠すことがあり、s32evnt1.dllもその対象になりうるのです。
手順2:Symeventファイルを更新する
Symeventファイルは多くのSymantec製品で使用されており、定期的な更新が必要です。更新に失敗したり、更新が行われなかったりすると、s32evnt1.dllエラーの原因となることがあります。お使いのCPUアーキテクチャ(x86/x64)に応じて、以下の手順を実行してください。
Windows XP 32ビットの場合:
- Symantecの公式サイトから「sevinst.exe」ファイルをダウンロードし、ハードディスクに保存する
- [スタート] > [ファイル名を指定して実行] をクリック
- [名前] ボックスに「cmd」と入力してコマンドプロンプトを開く
- cdコマンドを使って、「sevinst.exe」を保存した場所へ移動する。例えば「C:\Users」にダウンロードした場合は「cd C:\users」と入力
- ここからの操作はソフトウェアのバージョンによって異なります。Symantec AntiVirus 9.x以降をお使いの場合は「sevinst.exe SAVCE」と入力。8.x以前の場合は「sevinst.exe NAVNT」と入力
- PCを再起動する
Windows x64(64ビット)の場合:
- IntelまたはAMDの64ビットプロセッサをお使いの場合は、「Sevinst64x86.exe」をダウンロードする
- ファイルをハードディスク内の分かりやすい場所に保存する
- [スタート] > [ファイル名を指定して実行] をクリックし、[名前] ボックスに「cmd」と入力してコマンドプロンプトを起動
- cdコマンドで「sevinst64x86.exe」が保存されているディレクトリへ移動する。例えば「C:\Users」にダウンロードした場合は「cd C:\users」と入力
- Symantec AntiVirus 9.x以降をお使いの場合は「sevinst64x86.exe SAVCE」と入力
- PCを再起動する
この方法により、システム内で競合を引き起こしている古いファイルを最新の状態に更新できます。Symantec製品を最高のパフォーマンスで活用するためにも、強くおすすめの対処法です。
手順3:レジストリをクリーンアップする
s32evnt1.dllエラーのもう一つの大きな原因は、Windowsのレジストリデータベースです。「レジストリ」とは、PCのすべての設定・情報・オプションを格納する中央データベースであり、Windowsの動作に必要な重要な設定の多くがここに保存されています。しかし、レジストリの設定は破損しやすく、その結果としてPCの動作が遅くなったり、さまざまなエラーが頻発したりすることがあります。この問題を解決するには、「レジストリクリーナー」を使ってPC全体をスキャンし、破損・汚損した設定を自動的に修復するのが効果的です。信頼性の高いレジストリクリーナーを導入し、定期的にメンテナンスを行うことで、システムを安定した状態に保ちましょう。
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