DISMエラー「ソースファイルが見つかりません」を解決する6つの対処法
DISMコマンド「DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth」を実行した際に「ソースファイルが見つかりません(The source files could not be found)」というエラーが表示されてお困りの方は、ぜひこの記事をご覧ください。今回はこの問題の解決方法を詳しく解説します。このエラーは、DISMツールがWindowsイメージの修復に必要なソースファイルを見つけられないことを意味しています。

Windowsがソースファイルを見つけられない原因はさまざまです。例えば、DISMツールがWindows UpdateやWSUS上で必要なファイルをオンラインで取得できないケースや、最も多い原因としては、誤ったWindowsイメージ(install.wim)ファイルを修復ソースとして指定しているケースなどが挙げられます。それでは、以下のトラブルシューティング手順に沿って、DISM「ソースファイルが見つかりません」エラーの修正方法を見ていきましょう。
DISM「ソースファイルが見つかりません」エラーの修正方法
作業を始める前に、万が一のトラブルに備えて復元ポイントを作成しておくことをおすすめします。
方法1:DISMクリーンアップコマンドを実行する
1. コマンドプロンプトを開きます。スタートメニューで「cmd」と検索し、Enterキーを押せば起動できます。

2. コマンドプロンプトに以下のコマンドを入力し、Enterキーを押します:
DISM /Online /Cleanup-Image /StartComponentCleanup
sfc /scannow


DISM /Online /Cleanup-Image /AnalyzeComponentStore
sfc /scannow
3. 上記のコマンドの処理が完了したら、続けて以下のDISMコマンドを入力し、Enterキーを押します:
Dism /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth

4. エラーが解決したかどうかを確認してください。解決しない場合は、次の方法に進みましょう。
方法2:正しいDISMソースを指定する
多くの場合、DISMコマンドが失敗するのは、DISMツールが修復に必要なファイルをオンライン(Windows Update)で探そうとするためです。そこで、ローカルのソースを明示的に指定することで、このエラーを解決できます。
まず、メディア作成ツール(Media Creation Tool)を使ってWindows 10のISOファイルをダウンロードし、コマンドプロンプトでinstall.esdファイルからinstall.wimを抽出する必要があります。具体的な手順については、関連ガイドを参照してください。準備ができたら、以下の手順に進みます:
1. コマンドプロンプトを開きます。「cmd」と検索してEnterキーを押すことで実行できます。
2. コマンドプロンプトに以下のコマンドを入力し、Enterキーを押します:
DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth /Source:WIM:C:\install.wim:1 /LimitAccess

注意: ファイルの保存場所に合わせて「C:」のドライブ文字を適宜置き換えてください。
3. DISMツールがWindowsイメージのコンポーネントストアを修復するのを待ちます。
4. 次に、コマンドプロンプトにsfc /scannowと入力してEnterキーを押し、システムファイルチェッカーを実行してプロセスを完了させます。

5. PCを再起動して変更を保存し、エラーが解決したかどうかを確認しましょう。
方法3:レジストリを使用して代替修復ソースを指定する
注意: Windows 10 ProまたはEnterpriseエディションをお使いの場合は、次の方法(グループポリシー)で代替修復ソースを指定してください。
1. Windowsキー + Rを押し、regeditと入力してEnterキーを押し、レジストリエディターを開きます。

2. 以下のレジストリキーへ移動します:
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies
3. Policiesを右クリックし、「新規 > キー」を選択します。新しいキーにServicingという名前を付けてEnterキーを押します。

4. Servicingキーを右クリックし、「新規 > 展開可能な文字列値」を選択します。

5. 新しい文字列値にLocalSourcePathという名前を付け、ダブルクリックして値のデータ欄に「wim:C:\install.wim:1」と入力し、OKをクリックします。

6. 再度Servicingキーを右クリックし、「新規 > DWORD (32ビット) 値」を選択します。

7. 新しいDWORD値にUseWindowsUpdateという名前を付け、ダブルクリックして値のデータ欄に「2」と入力し、OKをクリックします。

8. レジストリエディターを閉じ、PCを再起動して変更を保存します。
9. システムが起動したら、DISMコマンドを再度実行し、エラーが解決したかどうかを確認します。

10. 問題が解決したら、レジストリで行った変更を元に戻しておきましょう。
方法4:Gpedit.mscを使用して代替修復ソースを指定する
1. Windowsキー + Rを押し、gpedit.mscと入力してEnterキーを押し、ローカルグループポリシーエディターを開きます。

2. グループポリシーエディターで以下のパスへ移動します:
コンピューターの構成 > 管理用テンプレート > システム
3. 左側で「システム」を選択した状態で、右側のウィンドウペインにある「オプションコンポーネントのインストールおよびコンポーネントの修復に関する設定を指定する」をダブルクリックします。

4. 「有効」を選択し、「代替ソースファイル パス」の欄に以下を入力します:
wim:C:\install.wim:1

5. そのすぐ下にある「Windows Updateからペイロードをダウンロードしない」にチェックを入れます。
6. 「適用」をクリックし、続いて「OK」をクリックします。
7. すべてのウィンドウを閉じ、PCを再起動して変更を保存します。
8. PCが再起動したら、再度「DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth」コマンドを実行します。

方法5:Windows 10の修復インストールを行う
この方法は最後の手段です。他のどの方法でも解決しない場合でも、この方法なら確実にPCの問題を修復できます。修復インストールでは、インプレースアップグレードを使用して、システム上のユーザーデータを削除することなくシステムの問題を修復できます。詳しい手順については、「Windows 10を簡単に修復インストールする方法」の記事を参照してください。

Windows 10の修復インストールを実行した後、コマンドプロンプトで以下のコマンドを実行します:
DISM /Online /Cleanup-Image /StartComponentCleanup Dism /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth sfc /scannow
注意: 必ず管理者権限でコマンドプロンプトを開いてください。

方法6:DISMエラーの根本原因を修正する
注意: 以下の手順を実行する前に、必ずレジストリのバックアップを取ってください。
1. 以下のフォルダーに移動します:
C:\Windows\Log\CBS
2. CBSファイルをダブルクリックして開きます。

3. メモ帳のメニューから「編集 > 検索」をクリックします。

4. 「検索する文字列」欄にChecking System Update Readinessと入力し、「次を検索」をクリックします。

5. Checking System Update Readinessの行の下に、DISMがWindowsを修復できなくなっている原因となる破損したパッケージが記載されていますので、それを特定します。
例: 私の環境では、破損したパッケージは「Microsoft-Windows-TestRoot-and-FlightSigning Package~31bf3856ad364e35~amd64~~10.0.15063.0」でした。
6. Windowsキー + Rを押し、regeditと入力してEnterキーを押します。

7. 以下のレジストリキーへ移動します:
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Component Based Servicing
8. Component Based Servicingが選択されていることを確認し、Ctrl + Fを押して検索ダイアログボックスを開きます。

9. 破損したパッケージ名をコピー&ペーストして検索欄に入力し、「次を検索」をクリックします。
10. 破損したパッケージが複数の場所で見つかるはずですが、操作を行う前に、必ず該当するレジストリキーのバックアップを取ってください。
11. 見つかった各レジストリキーを右クリックし、「エクスポート」を選択します。

12. 次に、レジストリキーを右クリックして「アクセス許可」を選択します。

13. 「グループまたはユーザー名」の一覧からAdministratorsを選択し、「フルコントロール」にチェックを入れて、「適用」→「OK」の順にクリックします。

14. 最後に、各所で見つかった破損パッケージに関連するすべてのレジストリキーを削除します。

15. Cドライブ内を検索してテストルートファイルを探し、見つかった場合は別の場所へ移動します。

16. すべてのウィンドウを閉じ、PCを再起動します。
17. 再度「DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth」コマンドを実行します。

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