Google Playでアプリを段階的に公開する方法【初心者向け8ステップ完全ガイド】
モバイルアプリ分野におけるGoogle Playストアの人気と支配力は、誰もが認めるところです。Androidはオープンなプラットフォームとして、アプリ配信のための多彩な選択肢を提供しており、毎日のように何千ものアプリが各ストアに公開されています。
アプリの開発が完了しリリース準備が整ったら、Google Playストアなどのモバイルストアへ配信することになります。一見すると難しそうに感じるかもしれませんが、やるべきことを順序立てて理解すれば、決して複雑な作業ではありません。
本記事では、Androidアプリに焦点を絞り、Google Playでの公開要件と手順を詳しく解説します。
アプリ公開前の準備
実際の申請プロセスを始める前に、いくつか完了しておくべき事項があります。まず最重要なのがテストです。
アプリケーションのテストがいかに重要かは言うまでもありません。できる限り何度もテストを繰り返し、完璧に動作することを100%確認しましょう。ユニットテストはアプリのロジックを検証するために必須であり、アップロード前にインストゥルメンテーションテストを実施しておくことも理想的です。
また、新規アプリは所定のAPIレベル基準を満たす必要があります。ターゲットSDKバージョンとは、そのアプリがどの最新のAndroidバージョン向けにビルドされているかを示す数値のことです。
アプリのサイズも非常に重要な要素です。スマートフォンのストレージを大量に消費するアプリは、ダウンロードをためらわれる傾向があります。さらにGoogleではアプリサイズを100MBまでに制限しており、この上限を超える場合は、Android APK拡張ファイルを利用してアプリを分割することが可能です。
そして忘れてはならないのが、Google Playでアプリを公開するには25米ドルの登録料が必要という点です。これは一回限りの支払いであり、開発者アカウントを作成すれば、品質を維持する限り何個でもアプリを公開できます。
Google Playへの公開プロセスにおいては、審査に最大7日程度かかる場合があることも知っておきましょう。状況によってはそれ以上かかることもあり、予想時間はGoogle Play Developer Console上に表示されます。
ステップバイステップガイド
以下は、Google Playでモバイルアプリをリリースするために必要な8つのステップです。
- 開発者アカウントの作成
- Googleウォレット加盟店アカウントとの連携
- アプリの作成
- ストア掲載情報の準備
- コンテンツレーティング
- 価格と配信地域の設定
- APKファイルのアップロード
- アプリの公開
一見すると難しく感じるかもしれませんが、各ステップを詳しく見ていけば、決して複雑なプロセスではないことがわかるでしょう。それでは最初のステップから見ていきます。
ステップ1:開発者アカウントを作成する
Google Playでアプリを公開するには、まず開発者アカウントが必要です。前述のとおり、登録には25米ドルの一時費用がかかります。手順自体はとてもシンプルで、氏名、メールアドレス、国などの必要情報を入力するだけです。承認には最大48時間ほどかかる場合があります。
ステップ2:Googleウォレット加盟店アカウントと連携する
アップロードしたアプリでアプリ内課金を提供したい場合は、支払いセンターのプロフィール、つまり加盟店(マーチャント)アカウントが必要です。Google Play Consoleアカウントにサインインし、「レポート」→「財務レポート」を選択します。マーチャントプロフィールの作成が完了すると、開発者アカウントが自動的に連携されます。
ステップ3:アプリを作成する
ここでようやくDeveloper Consoleでアプリを作成します。アカウントにログインすると操作手順が表示されますが、以下にもまとめておきます。
- 「すべてのアプリ」タブに移動します。
- 「アプリを作成」を選択します。
- アプリのデフォルト言語を選択します。
- アプリ名を入力します。
- アプリを作成します!
これらの手順を終えると、ストア掲載ページに移動します。ここでアプリに関する情報を追加していきます。
ステップ4:ストア掲載情報を準備する
ストア掲載情報には、いわゆるASO(App Store Optimization)にとって最も重要な情報が含まれます。これらは、Google Play上のアプリページでユーザーに表示されるすべての詳細情報です。追加のリソースと手間が必要になるため、早めに準備しておくことをおすすめします。
商品の説明
商品詳細として入力が必要なのは、次の3つの項目です。
- タイトル – アプリの名前(最大50文字)
- 簡単な説明 – ユーザーが最初に目にする短い説明文(最大80文字)
- 詳細な説明 – アプリに関する完全な情報(最大4,000文字)
グラフィックアセット
このセクションでは、アプリのプロモーションに使用する画像、動画、アイコンを追加できます。スクリーンショットは320px〜3840pxの解像度で2〜8枚追加可能で、アイコンは512×512pxが必須要件です。
タグ
リストから最も関連性の高いタグを選びましょう。できればアプリのキーワードに関連するタグを選択すると、ASOの効果が高まります。
ローカライズ
ストア掲載情報では、アプリ情報の翻訳版に加え、各言語のスクリーンショットなどローカライズされたアセットも提供しましょう。
カテゴリ
Playストアにはアプリの種類ごとにさまざまなカテゴリが用意されています。自分のアプリに最も合ったカテゴリを選びましょう。
連絡先情報
ウェブサイトのURL、メールアドレス、電話番号を入力し、サポート窓口の連絡先を提供します。
プライバシーポリシー
機密性の高いユーザーデータへのアクセスを要求するアプリは、そのデータの収集・利用・共有の方法を適切に開示する包括的なプライバシーポリシーを提出する必要があります。
ASOについてさらに学ぶ
ASOの手法を深く知りたい方は、App Store Optimizationのコツをまとめた専門記事を読んでみるのもおすすめです。
ステップ5:コンテンツレーティング
Playストアへのアプリ公開の次のステップは、アプリのレーティング評価です。アンケートに未回答のアプリは「未評価アプリ」として扱われ、削除される可能性もあるため、必ずレーティングクイズに答えましょう。このオプションには左側のナビゲーションから簡単にアクセスできます。
質問票に記入してアプリを評価したら、「質問票を保存」を選択し、「レーティングを計算」をクリックしてPlayストア上のアプリのレーティングを確認します。PEGI、ESRB、USKなどの各種当局の基準に応じたレーティングが付与されます。
ステップ6:価格と配信
ここで収益化戦略が活きてきます。メニューの「価格と配信」タブに移動し、各項目を選択していきましょう。注意点として、有料アプリを後から無料アプリに変更することはできますが、その逆はできないという点があります。また、アプリを配信する国を選んだり、特定のAndroidデバイスやプログラムへの配信可否を設定したりすることも可能です。
ステップ7:APKファイルをアップロードする
ここまでのステップがすべて完了したら、次は審査用にアプリをアップロードします。「リリース管理」に移動し、「アプリのリリース」をクリックします。ここで、最初のアプリバージョンを公開するリリースの種類を選択します。内部テスト、クローズドテスト、オープンテスト、本番リリースの中から選べます。
選択したら「リリースを作成」を選び、APKまたはアプリバンドルをアップロードします。リリース名は自動的に追加されます。
ステップ8:アプリを公開する
もうすぐ完成です!リリースを確認して配信しましょう。選択した設定を見直し、すべて意図したとおりになっているか再確認してください。準備が整ったら、左パネルの「アプリのリリース」セクションに移動し、「レビュー」をクリックして変更内容を確定します。その後、「本番環境へのロールアウトを開始」を押せば、アプリが審査に送られます。
アプリを世界へ届ける
まもなく、あなたのアプリは多くのモバイルユーザーによってダウンロード・インストールできるようになります。Google Playストアへのアップロード手順が正常に完了したら、いよいよPlayストアへの掲載です。アプリのプロモーションやプレスリリースは、成功するモバイルアプリマーケティングに欠かせない不可欠な要素です。
Google PlayでのAndroidアプリのフィーチャー(特集掲載)について詳しく知りたい方は、ストア最適化のコツをまとめた記事を参考にしてみてください。
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