「d3d12.dll が見つかりません」エラーの原因と解決策|Windowsでの直し方を徹底解説
「d3d12.dll が見つかりません」エラーは、d3d12.dll ファイルが破損していたり、Windows のシステムファイルから欠落していたり、あるいはグラフィックカードが DirectX 12 に対応していない場合に画面に表示されます。d3d12.dll は DirectX に不可欠なファイルのため、このファイルが存在しないと DirectX の各コンポーネントが正常に動作せず、このようなエラーが発生します。
プログラムをインストールする際、多くのアプリケーションは DirectX ライブラリや必須コンポーネントがすでにシステムに存在することを前提としています。しかし、何らかの理由でプログラムが d3d12.dll を見つけられない場合、このエラーメッセージが表示される仕組みです。

d3d12.dll エラーの主な原因
この問題が発生する原因は複数考えられます。よくある原因を以下にまとめました。
- DLL ファイルの破損 – Windows が d3d12.dll を削除する過程でファイルが破損することがあります。例えば、ファイルの保存中にクラッシュが発生すると、そのファイルは破損ファイルとして扱われ、Windows が検出して即座に削除します。
- DLL ファイルの削除 – サードパーティのサイトからダウンロードしたアプリケーションの中には、不具合を避けるために DLL ファイルを削除してしまうものがあります。
- 悪意のある DLL ファイル – サードパーティのウェブサイトから入手した DLL ファイルは、マルウェアである可能性があり、バックグラウンドで不正に実行される恐れがあります。そのため、ウイルス対策ソフトがファイルを検出して削除するケースが多くあります。この場合は、公式サイトから正規の DLL ファイルをダウンロードし直す必要があります。
原因がわかったところで、さっそく解決策を見ていきましょう。作業を始める前に、まずお使いのゲームのシステム要件を確認しておくことをおすすめします。確認方法は簡単で、Google で「Valorant システム要件」のようにゲーム名を付けて検索するだけです。
ゲームの要件が「Windows 10 以上」と記載されているのに、お使いの PC が Windows 7 以前の場合は、要件に合った OS をインストールし直す必要があります。古い Windows バージョンは DirectX 12 に対応していないためです。
方法1:d3d12.dll ファイルを手動で再ダウンロードする
前述のとおり、d3d12.dll は DirectX に必要なファイルです。まずはこの方法から試してみましょう。正しいファイルを System32 フォルダーに配置すれば、d3d12.dll を再インストールするだけで問題が解決するケースがほとんどです。
- お好みのブラウザーで「d3d12.dll ダウンロード」と検索し、信頼できるサイトからお使いの Windows バージョン(32bit / 64bit)に合った d3d12.dll ファイルをダウンロードします。

- ダウンロードが完了したら、ダウンロードフォルダーを開き、d3d12 の zip フォルダーを展開します。zip フォルダーを右クリックして「展開」を選択すれば OK です。WinRAR などのソフトを利用しても構いません。展開後、d3d12 フォルダーを開きます。

- エクスプローラーを開き、C ドライブ →「Windows」フォルダー →「System32」フォルダーの順に移動します。DLL ファイルはすべて System32 フォルダーに格納されているため、コピーしたファイルをここに貼り付けます。管理者権限を求める小さなウィンドウが表示されたら、「続行」ボタンをクリックして許可してください。完了したら、エラーが改善されたかどうかを確認しましょう。

- 64bit 版の Windows を使用していてまだエラーが表示される場合は、前のディレクトリに戻り、「SysWOW64」フォルダーを開いて同じファイルを貼り付けます。完了したら結果を確認してください。

方法2:コマンドプロンプトで d3d12.dll を復元する
次のコマンドを実行すると、保護されたすべてのシステムファイルがスキャンされ、破損したファイルがキャッシュされた正常なコピーと自動的に置き換えられます。
- 画面左下のスタートメニューボタンをクリックし、検索ボックスに「コマンドプロンプト」と入力します。
- コマンドプロンプトを右クリックし、「管理者として実行」を選択します。
- 以下のコマンドを入力して Enter キーを押します。
sfc /scannow
- スキャンが完了すると、破損・欠落していた d3d12.dll ファイルが復元されます。
方法3:Windows を最新版に更新する
Windows を最新の状態に保つことも非常に効果的な対策です。以下の手順で更新を行いましょう。
- スタートメニューボタンをクリックするか、Windows キーを押して「Windows Update」と検索し、Windows Update の設定画面を開きます。

- 「更新プログラムのチェック」をクリックします。利用可能なアップデートがすべてダウンロード・インストールされたら、エラーが解消されたかどうかを確認してください。

方法4:DirectX End-User Runtime Web Installer をダウンロードする
DirectX End-User Runtime Web Installer を導入することで、d3d12.dll が見つからないエラーが解消されることがあります。これは DirectX のライブラリとコンポーネントの集合体であり、Windows 上でさまざまなグラフィックインターフェースを動作させるために必要なものです。このインストーラーを実行すると、現在利用可能なすべてのバージョンの DirectX が自動的にダウンロードされます。
- 「ダウンロード」ボタンをクリックします。ダウンロードが完了したら、ダウンロードフォルダー内のインストーラーをダブルクリックして実行します。

- インストールが完了したら「完了」ボタンをクリックし、DLL エラーが消えたかどうかを確認しましょう。
マルウェア感染の可能性をチェックする
アプリケーションをサードパーティのサイトからダウンロードした場合、DLL ファイルに偽装したウイルスが潜んでいて、バックグラウンドで実行されている可能性があります。ウイルス対策ソフトや Windows Defender がマルウェアファイルを検出して削除する際、d3d12.dll ファイルも一緒に削除されてしまうことがあります。これを防ぐには、アプリケーションやゲームは必ず公式サイトからダウンロードしましょう。また、一時的にウイルス対策ソフトを無効化して公式ファイルをダウンロードし、ゲームが正常に動作するか試してみるのも有効な手段です。
アプリケーション/ゲームを再インストールする
アプリケーションを再インストールすることで、d3d12.dll が見つからないエラーが解決することがあります。コントロールパネルから該当するアプリケーションやゲームをアンインストールし、PC を再起動してから、公式ソースから再度ダウンロードしてください。なお、アプリケーションに「修復」オプションが用意されている場合は、まずそちらを試してみることをおすすめします。
d3d12.dll エラーが無事に解決できたことを願っています。ご不明な点がある場合は、ぜひコメント欄でお知らせください。
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