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Windows 10でスクロール方向を反転させる3つの方法

Windowsユーザーは大きく分けて2つのタイプに分けられます。標準のスクロール方向を使う人と、逆スクロールを好む人です。筆者は標準派ですが、「逆スクロールの方が自然」と感じる人も決して少なくありません。

かつてはスクロール方向の反転はスイッチ一つで簡単に切り替えられました。しかしMicrosoftは最新のWindows 10アップデートで仕様を変更し、デバイス > マウスとタッチパッドから「スクロール方向を反転する」をワンクリックで切り替えることはできなくなりました。

Windows 10でスクロール方向を反転させる3つの方法

とはいえ、あきらめる必要はありません。多少手間はかかりますが、今でもスクロール方向を反転させる方法は存在します。調査の結果、最新のWindows 10でも使える方法が3つ見つかりました。

方法1はお使いのノートPCのメーカーによっては再現できない場合がありますが、方法2方法3はどのWindows PCでも実行可能です。タッチパッドを使用している場合は方法1を試してください。それでは始めましょう。

方法1:タッチパッドのスクロール方向を反転する(タッチパッド専用)

この方法の手順は、ノートPCのメーカーに大きく依存します。多くのメーカーが独自のタッチパッド技術を採用しているため、画面表示は環境によって異なります。ここではELANタッチパッドでの反転手順を紹介します。ASUS製ノートPCをお使いなら、そのまま同じ手順で進められるはずです。それ以外の場合は、各ステップの「補足」を参考にしてください。

  1. Windowsキー + I を押して設定を開き、デバイスをクリックします。
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  2. 左側のメニューからタッチパッドを選択し、関連設定の下にある追加設定をクリックします。
    Windows 10でスクロール方向を反転させる3つの方法
  3. ここから先はメーカーによって画面が異なります。マウスのプロパティ画面が開いたら、タッチパッドソフトウェアのタブを探します。今回の場合はELANです。直接別ウィンドウが開かない場合は、オプションボタンを探してください。
    Windows 10でスクロール方向を反転させる3つの方法
    補足:メーカーによってタブ名はClickPad設定Smart GesturesSynapticsデバイス設定などと呼ばれます。見分けがつかない場合は、左から数えて最後尾にあるタブ、またはロゴ付きの唯一のタブであることが多いので確認してみてください。
  4. マルチフィンガー(Multi-Finger)タブを開き、スクロールを選択して、反転(Reverse)のチェックボックスにチェックを入れます。
    Windows 10でスクロール方向を反転させる3つの方法
    補足:この画面も環境によってまったく異なる可能性があります。一般的には「2本指スクロール」に似た項目を探し、その中に反転のトグルがないか確認しましょう。

方法2:マウスホイールのスクロール方向を反転する(マウス専用)

マウスを使用している場合、タッチパッドの設定を変更してもマウスホイールには反映されません。マウスホイールの方向を変えるには、Windowsレジストリを編集する必要があります。以下の手順に従ってください。

  1. Windowsキー + R を押して「ファイル名を指定して実行」を開き、「devmgmt.msc」と入力してEnterを押します。
    Windows 10でスクロール方向を反転させる3つの方法
  2. マウスとその他のポインティング デバイスのドロップダウンを展開し、使用中のマウス(HID準拠マウス)をダブルクリックします。
    Windows 10でスクロール方向を反転させる3つの方法
  3. 詳細タブを開き、プロパティのドロップダウンからデバイス インスタンス パスを選択します。
    Windows 10でスクロール方向を反転させる3つの方法
  4. 表示されたパスを右クリックしてコピーしておきます。コピーできたらデバイスマネージャーは閉じて構いませんが、HID準拠マウスのプロパティウィンドウは開いたままにしておいてください。
    Windows 10でスクロール方向を反転させる3つの方法
    補足:パスを失くさないよう、メモ帳に貼り付けておくと安心です。プロパティウィンドウを開いたままにしていれば必須ではありません。
  5. Windowsキー + R を押し、「regedit」と入力してEnterを押します。
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  6. レジストリエディターで HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Enum\HID へ移動します。
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  7. HID以下のレジストリキーと、デバイスマネージャーで確認したパスを照らし合わせます。一致するものが見つかったら、そのフォルダをクリックして展開します。
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  8. さらにキーをたどってDevice Parametersまで進みます。一度クリックして選択したら、FlipFlopWheelをダブルクリックします。
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  9. 基数を16進数(Hexadecimal)に設定し、値のデータを1に変更します。OKをクリックしてレジストリエディターを閉じれば設定完了です。
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  10. 変更内容は、PCを再起動するか、サインアウトして再度サインインするまで反映されません。
    補足:元のスクロール方向に戻したい場合は、レジストリエディターでFlipFlopWheelをもう一度開き、値のデータを0に戻してください。
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方法3:マクロスクリプトでスクロール方向を反転する(マウス・タッチパッド両対応)

もうひとつの方法として、マクロスクリプトを組めるソフトウェアを使うやり方があります。中でも最も信頼性が高いのがAutoHotkeyです。完全無料で、導入の難易度もごく低いのが魅力です。この方法なら、タッチパッドとマウスホイールの両方のスクロール方向をまとめて反転できます。

  1. 公式サイトにアクセスし、Downloadボタンからフリーウェアをダウンロードして、PCにインストールします。
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  2. デスクトップの空いている場所を右クリックし、新規作成 > テキスト ドキュメントを作成します。ファイル名は現時点では何でも構いません。
    Windows 10でスクロール方向を反転させる3つの方法
  3. 新しく作ったドキュメントを開き、以下のコマンドを貼り付けます。
    WheelUp::
    Send {WheelDown}
    Return
    
    WheelDown::
    Send {WheelUp}
    Return
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  4. 変更を保存したら、拡張子を.txtから.ahkに変更します。「ファイルが使用できなくなる可能性があります」という警告が表示されますが、無視してOKをクリックしてください。
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    補足:拡張子が表示されない場合は、エクスプローラーを開いて表示タブからファイル名拡張子にチェックを入れてください。
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  5. OKを押すとテキストファイルのアイコンが変わり、WindowsがAutoHotkeyファイルとして認識したことがわかります。ファイルをダブルクリックするとスクリプトが有効になり、マウスのスクロールが反転されます。
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    元のスクロール方向に戻したいときは、Ctrl + Alt + Deleteを押してタスクマネージャーを開きます。プロセスタブのバックグラウンド プロセスからAutoHotkey Unicodeを探して選択し、タスクの終了をクリックすれば、標準のスクロールに戻ります。
    Windows 10でスクロール方向を反転させる3つの方法

注意:このスクリプトは、PCを再起動またはシャットダウンするたびに、再度実行する必要がある点にご注意ください。

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