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Hyper-V 2019 Server Coreのリモート管理手順を徹底解説

前回までの2部構成の記事では、物理サーバーへのHyper-V 2019 Server Coreのインストール方法と、仮想マシンをホストしネットワーク上の他のデバイスと通信できるようにするための初期設定について解説しました。まだご覧になっていない方は、以下の記事も併せてチェックしてください。
・第1部:Hyper-V 2019 Server Coreのインストール方法
・第2部:Hyper-V 2019 Server Coreの初期設定

本記事で解説すること

本記事では、Windows 10マシンからHyper-V 2019 Server Coreをリモート管理するための手順を詳しくご紹介します。

リモート管理のための前提条件

Windows 10からHyper-V 2019を管理するには、いくつかの要件を満たしている必要があります。

  • Windows 10 Professional または Enterpriseエディションであること
  • SLAT(Second Level Address Translation)に対応したx64 CPUであること
  • 最低4GB以上のRAMを搭載していること
  • 仮想化支援機能が有効になっていること

これらの要件をすべて満たしていれば、次はWindows 10でHyper-Vクライアント機能を有効化します。有効化の手順については、別記事「Hyper-Vを使って仮想マシンを作成・実行する方法」で詳しく解説していますので、そちらをご参照ください。

また、仮想マシン上からHyper-V 2019 Server Coreを管理したい場合は、「ネステッド・バーチャライゼーション(入れ子型仮想化)で仮想マシン内のHyper-Vを実行する方法」の記事に従って、ネストされた仮想化を有効にする必要があります。

ここまでの準備が完了したら、次はWindows 10のHyper-VマネージャーにHyper-V 2019サーバーを追加します。以下の手順に従って進めていきましょう。

手順1:hostsファイルの編集(DNSサーバーがない場合のみ)

今回の検証環境ではDNSサーバーを使用していないため、Hyper-V 2019 Server Coreへ接続しようとしているマシン側でhostsファイルを編集します。ここでは、Windows 10 Proマシン上のhostsファイルを編集します。

  1. エクスプローラーを開きます。
  2. 次の場所へ移動します:C:\Windows\System32\drivers\etc
  3. hostsファイルを右クリックし、任意のテキストエディタで編集します。ここではNotepad++を使用しています。Hyper-V 2019 Server Coreのリモート管理手順を徹底解説
  4. IPアドレスとそれに紐づくコンピューター名(サーバー名)を入力します。この例では、Hyper-V 2019 Server CoreのIPアドレスは192.168.10.100、コンピューター名はhyper-vです。そのため、下のスクリーンショットのように192.168.10.100 hyper-vという行を追加します。Hyper-V 2019 Server Coreのリモート管理手順を徹底解説
  5. ファイルを保存します。Notepad++を使用している場合は、管理者モードでの保存を求められるので、OKをクリックして確認してください。

手順2:Windows 10のHyper-VマネージャーにHyper-V 2019サーバーを追加する

この手順では、Windows 10のHyper-VマネージャーにHyper-V 2019サーバーを追加する方法を説明します。なお、同じ手順はWindows 8、Windows 8.1、Windows Server 2012 R2、Windows Server 2016、Windows Server 2019でも利用可能です。

  1. スタートメニューをクリックし、「Hyper-V マネージャー」と入力します。
  2. Hyper-Vマネージャーを開きます
  3. ウィンドウ右侧の「サーバーに接続…」をクリックします。
  4. 別のコンピューター」を選択し、Hyper-V 2019のコンピューター名を入力します。この例では「hyper-v」です。Hyper-V 2019 Server Coreのリモート管理手順を徹底解説
  5. 別のユーザーとして接続:<なし>」をクリックし、続いて「ユーザーの設定…」をクリックします。
  6. ユーザー名とパスワードを入力します。ユーザー名は「コンピューター名\ユーザー名」という形式で指定する必要があります。この例では「hyper-v\Administrator」となります。Hyper-V 2019 Server Coreのリモート管理手順を徹底解説
  7. 接続情報を記憶する」を選択し、「OK」をクリックします。
  8. おめでとうございます。これでHyper-V 2019 Server CoreがHyper-Vマネージャーに正常に追加されました。Hyper-V 2019 Server Coreのリモート管理手順を徹底解説

次回の記事では、最初の仮想マシンのインストールと構成方法についてご紹介します。

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