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Windowsで一時プロファイルによるログオンを有効・無効にする2つの設定方法

Windowsのユーザープロファイルには、スクリーンセーバー、デスクトップの背景、エクスプローラーの設定など、アカウントに関するさまざまな設定情報が保存されています。また、「連絡先」「デスクトップ」「ダウンロード」「お気に入り」「ミュージック」「ビデオ」「ピクチャ」などのフォルダーも含まれています。

ユーザープロファイルが破損し、Windowsがユーザープロファイルフォルダーにアクセスできない場合、Windowsは既定で一時プロファイルを使ってユーザーをサインインさせます。この一時プロファイル上で作成されたデータは、サインアウトするとすべて削除されてしまうため、注意が必要です。

管理者は、従業員のPCで一時プロファイルの作成を無効化することができます。そうすることで、従業員は一時プロファイルで作業を続けるのではなく、IT部門に問題を報告するようになります。

Windowsで一時プロファイルによるログオンを有効・無効にする2つの設定方法

この記事では、Windowsで一時プロファイルによるログオンを無効化する方法を詳しく解説します。グループポリシーエディターが利用できないWindows Homeユーザーのために、レジストリエディターを使用する方法もあわせてご紹介します。

方法1: ローカルグループポリシーエディターを使用する

グループポリシーエディターは、管理者がOSの各種設定を管理できるツールです。一時プロファイルでのログオンを無効化するポリシーも用意されています。レジストリエディターと比べて設定が非常に簡単で、誤った構成によるリスクも少ないのがメリットです。

注意: グループポリシーエディターはWindows 10 Homeエディションでは利用できません。Windows 10 Homeをお使いの場合は、この方法をスキップして次の「方法2」をご覧ください。

  1. キーボードのWindowsキー + Rキーを同時に押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。「gpedit.msc」と入力し、Enterキーを押すと、ローカルグループポリシーエディターが起動します。Windowsで一時プロファイルによるログオンを有効・無効にする2つの設定方法
  2. ローカルグループポリシーエディターの画面で、以下の場所へ移動します。
    コンピューターの構成\管理用テンプレート\システム\ユーザー プロファイル\
    Windowsで一時プロファイルによるログオンを有効・無効にする2つの設定方法
  3. 一時プロファイルを使ってログオンしない(Do not log users on with temporary profiles)」という設定項目をダブルクリックします。別ウィンドウが開くので、設定を「未構成(Not Configured)」から「有効(Enabled)」に変更します。Windowsで一時プロファイルによるログオンを有効・無効にする2つの設定方法
  4. 適用」ボタンをクリックし、続けて「OK」ボタンをクリックして変更を保存します。
  5. 通常、グループポリシーは自動的にシステムへ反映されます。反映されない場合は、管理者としてコマンドプロンプトを開いてください。
  6. コマンドプロンプト(管理者)で以下のコマンドを実行すると、設定したポリシーを強制的に更新できます。システムを再起動することでもグループポリシーを更新できます。
    gpupdate /force
    Windowsで一時プロファイルによるログオンを有効・無効にする2つの設定方法
  7. 既定の設定に戻したい場合は、手順3で設定を「未構成」または「無効」に変更してください。

方法2: レジストリエディターを使用する

Windowsレジストリには、OSやアプリケーションが使用するすべての情報と設定が格納されています。ここでは、レジストリエディターを使って一時プロファイル機能を無効化します。この方法は、Windows 10 Homeユーザーが利用できる唯一の方法です。グループポリシーエディターと比較するとやや技術的な操作が必要で、設定によっては存在しないキーや値を作成する必要があります。

  1. Windowsキー + Rキーを同時に押して、「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。
  2. regedit」と入力してEnterキーを押すと、レジストリエディターが起動します。
    注意: UAC(ユーザーアカウント制御)の確認画面が表示されたら、「はい」をクリックしてください。
Windowsで一時プロファイルによるログオンを有効・無効にする2つの設定方法
  1. レジストリのバックアップを作成しておくと安心です。「ファイル」メニューから「エクスポート」を選択し、ファイルに名前を付けて保存場所を指定したうえで、「保存」ボタンをクリックします。Windowsで一時プロファイルによるログオンを有効・無効にする2つの設定方法
    注意: バックアップからレジストリを復元するには、「ファイル」メニューの「インポート」を選択し、事前に作成したバックアップファイルを選択してください。
  2. レジストリエディターで、以下のパスへ移動します。
    HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows\System

    注意:System」キーが存在しない場合は、「Windows」キーを右クリックして「新規 > キー」を選択し、作成したキーを「System」という名前に変更してください。
  3. System」キーを選択した状態で右側のペインを右クリックし、「新規 > DWORD (32ビット) 値」を選択します。作成した値の名前を「ProfileErrorAction」に変更します。Windowsで一時プロファイルによるログオンを有効・無効にする2つの設定方法
  4. 作成した値をダブルクリックして編集画面を開き、値のデータを「1」に変更します。この値を有効にすることで、ユーザーが一時プロファイルでログオンできなくなります。Windowsで一時プロファイルによるログオンを有効・無効にする2つの設定方法
  5. 変更が完了したら、必ずシステムを再起動して設定を反映させてください。
  6. 既定の設定に戻したい場合は、レジストリから新しく作成した値を削除すればOKです。
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