itunes.com/billからの請求に心当たりがないときの対処法|返金申請と再発防止策を解説
アカウントに請求された金額に心当たりがない場合、複数の購入がひとつの取引としてまとめられている可能性があります。購入ごとに確認メールが届かないこともあれば、明細書に請求が反映されるのが数日遅れるケースも少なくありません。また、最近iPhoneやiPadを子どもに貸したのであれば、知らない間にアプリ内課金が行われた可能性もあります。ここでは、「身に覚えのない支払い」を知らせるメールを受け取ったときに、まず確認すべきことを解説します。
身に覚えのないiTunesの請求を見つけたら最初にやること
- iTunesで最近の購入履歴を確認する
- サブスクリプション(定期購読)を確認する
- Appleファミリー共有のオーガナイザー(管理者)であれば、他の家族メンバーによる購入がないかチェックする
- 銀行口座に見慣れないApp Store/iTunes Storeの請求がないか確認する。Appleサポートの公式サイトで該当トピックを検索するのも有効です。
それでも請求元を特定できない場合は、フィッシングメール(Apple IDのパスワードやクレジットカード情報などを盗み取ろうとする偽メール)の可能性があります。
注意:メールの正当性を確認できるまでは、絶対に個人情報を入力・送信しないでください。
もし本当に心当たりのない、許可していない購入があった場合は、子どもが勝手にアプリ内課金をしていないか確認しましょう。その場合は、未成年による誤ったアプリ内課金についてApp Storeに返金を申請できます。以下、その手順を紹介します。
不明な請求の注文番号を探す
返金を申請するには、心当たりのない購入の注文番号(オーダーID)が必要です。調べる方法は2つあります。
メールから確認する方法
- Apple IDに登録しているメールボックスで「iTunes Store」を検索します。絞り込みたい場合は、Appleの送信専用アドレス「do_not_reply@itunes.com」で検索すると効率的です。
- 検索結果をさかのぼって目的のメールを探します。各メールの下部には購入履歴へのリンクが記載されているため、そこからiTunes Storeの該当ページへ直接移動することもできます。
- 該当メールが見つかったら、右上に表示されている注文番号(Order IDの後ろの数字)をコピーします。この番号は申請時に必要になります。
iTunes Storeから確認する方法
受信トレイを整理する際に領収書メールを削除してしまった場合は、iTunes Storeからすべての購入履歴を確認できます。
- パソコンでiTunesを起動します。
- iTunes Storeを開き、メニューバーの「アカウント」をクリックします。
- プルダウンメニューから「アカウントを表示…」を選択します。
- Apple IDのパスワードを入力すると、アカウント情報ページが開きます。
- ページを下にスクロールして「購入履歴」セクションを表示します。
- 右側にある「すべてを表示」をクリックすると、全履歴が一覧表示されます。
- ここではメールのようにキーワード検索はできませんが、月と年を指定して移動すれば、目的の購入を素早く見つけられます。
- 不正な購入が見つかったら、注文番号をコピーします。
注意:表の中で注文番号が省略されて表示される(末尾が「…」になる)場合は、左側の矢印をクリックすると完全な注文番号が確認できます。
返金を申請する
注文番号が手に入ったら、いよいよ申請を行います。
- Appleの返金申請フォーム(reportaproblem.apple.com)にアクセスします。
- ページが読み込まれたら、「メール」のボタンを選択します。連絡先情報や詳細を入力するフォームに移動します。
- 該当欄に不明な購入の注文番号を入力します(該当する購入が複数ある場合は、申請を複数回行う必要があるかもしれません)。
- 詳細欄には「Refund for In-App Purchases made by a minor」(未成年によるアプリ内課金の返金希望)と入力します。
- フォームの入力が完了したら、申請を送信します。
申請後はAppleからの回答を待ちましょう。通常は比較的早く返金の状況が通知されます。
今後の身に覚えのない購入を防ぐには
同じトラブルを繰り返さないために、次の設定を行っておきましょう。
アプリ内課金を無効にする
- iPhone/iPadで「設定」を開き、「一般」→「機能制限」を選択します。なお、iOS 12以降では「設定」→「スクリーンタイム」→「コンテンツとプライバシーの制限」から同様の設定が可能です。
- 「機能制限を有効にする」をタップします(まだ有効になっていない場合)。
- 機能制限用のパスコードを作成し、確認のためもう一度入力します。ロック解除用とは別のパスコードを設定することもできます。
注意:パスコードを忘れると、デバイスを初期化して新規に設定し直す必要があります。 - パスコードの設定が完了したら、下にスクロールして「App内課金」のトグルをオフにします。アプリ内課金を使わないなら、「iTunes Store」「Appのインストール」「iBooks Store」「App内課金」をまとめて無効にしてしまうのもおすすめです。
ダウンロードごとにパスワードを要求する設定
- 「設定」を開き、一番上の自分の名前(Apple ID)をタップして「iTunes & App Store」を開きます。
- 「パスワード設定」を開きます(Face IDやTouch IDを購入時に使用している場合、このメニューは表示されません)。
- 「購入時とApp内課金」のセクションで「常にパスワードを要求」を選択します。
- 「無料ダウンロード」のセクションで「パスワードを要求」のトグルをオンにします。
- 求められたらパスワードを入力して「OK」をタップします。
これで、アプリをダウンロードするたびにパスワードの入力が求められるようになります。
まとめ
もし本当にデバイスから許可していない購入が行われていたり、偽のAppleポータルサイト(フィッシングサイト)にApple IDの情報を入力してしまったりした場合は、Appleサポートで「Apple IDが侵害された」というトピックを検索するか、直接Appleに連絡してください。あわせてApple IDのパスワードを変更し、可能であれば2ファクタ認証(二要素認証)を設定しておくことを強くおすすめします。
何より大切なのは、iPhoneやiPadを常にパスコードで保護しておくことです。この記事がお役に立てたかどうか、ぜひコメント欄でお知らせください。
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