Apple IDを完全に削除する方法|事前準備から各デバイスの手順まで徹底解説
Apple IDは、iPhoneやMacなどのApple製品を使ううえで必須となるアカウントです。macOSやiOSの個人設定、FaceTime、App Store、iTunes、iCloudなど、Appleのさまざまなサービスを利用する際に必要になります。新しいApple IDを作り直したい場合や、使わなくなった古いアカウントを整理したい場合には、既存のApple IDを削除するという選択肢もあります。
ただし、一度削除したApple IDは再アクティブ化も復元もできません。削除を実行する前に、この記事で紹介する事前準備と手順をしっかり確認しておきましょう。
削除前の準備
1. 完全に削除してよいか改めて確認する
Apple IDを削除すると、そのアカウントに関連付けられた購入履歴やサービスに一切アクセスできなくなります。具体的には、次のような影響があります。
- iCloud DriveやiCloudメールにアクセスできなくなる
- App Store、iTunesなどで購入したアプリやコンテンツが永久に失われる
- iMessageが利用できなくなる
2. 残したいファイルやメールをバックアップする
前述のとおり、削除後はiCloud DriveやiCloudメールにアクセスできなくなります。重要なファイルやメッセージがある場合は、必ず事前にバックアップを取りましょう。iCloud Drive内のファイルや書類は、パソコンにダウンロードして保存できます。
iTunesでの認証を解除する(Windows / Mac)
まず、iTunesで使用していたコンピュータの認証を解除します。WindowsとMacで手順はほぼ同じですが、それぞれ説明します。
Windowsの場合
- iTunesを開きます。
- 「ストア」タブをクリックします。
- 「アカウント」を選択します。
- Apple IDにサインインします。求められたらApple IDとパスワードを入力し、iTunesのアカウントページを開きます。
- 「すべてのコンピュータの認証を解除」をクリックします。これにより、iTunesにサインインしていたすべてのコンピュータの認証が解除されます。
- Apple IDからサインアウトします。「アカウント」メニューから「サインアウト」を選択してください。
Macの場合
- iTunesを開きます。
- 「アカウント」メニューから「認証」を選択します。ポップアップメニューが表示されます。
- 「このコンピュータの認証を解除」をクリックします。
- Apple IDにサインインします。Apple IDとパスワードを入力しましょう。
- 「認証を解除」を選択します。サインインしていたすべてのコンピュータのiTunes認証が解除されます。
iPhoneからサインアウトする
- iPhoneで「設定」アプリを開きます。
- 画面上部の自分の名前をタップします。
- 「サインアウト」を見つけて選択します。サインアウトする前に、「iPhoneを探す」をオフにする必要があります。
- 「サインアウト」をタップします。これにより、Apple IDとそれに関連するデータがiPhoneから削除されます。
Macからサインアウトする
- 画面左上のAppleメニューをクリックします。ドロップダウンメニューが表示されます。
- 「システム環境設定」を選択します。
- 「iCloud」を開き、「Macを探す」のチェックを外します。
- 求められたらApple IDを入力し、「続ける」をクリックします。
- 「サインアウト」を選択します。このとき、iCloudに保存されているデータのコピーをMacに残すかどうかを選択できます。
- 「続ける」をクリックします。これでMac上のアカウントからサインアウトされます。
アカウント削除を申請する
Apple IDの削除は、Appleのカスタマーサポートに直接申し込む必要があります。ユーザー自身でアカウントを消すことはできません。
- Apple IDの公式サイト(https://appleid.apple.com/)にアクセスします。
- Apple IDアカウントにログインします。セキュリティ質問に答えたあと、二要素認証が求められる場合があります(iPhoneを使って認証を完了できます)。
- 「Get Support PIN」を開き、「Generate PIN」をクリックします。4桁のPINが生成されるので、控えておきましょう。後の手順で必要になります。
- Appleサポートに電話します。電話番号はhttps://support.apple.com/en-us/HT201232で確認できます。かけると自動音声アシスタントにつながります。
- Apple IDの削除を依頼します。担当者につながったら、Apple IDの削除を希望していることを伝えましょう。自動音声アシスタントがiForgotについて説明するので、求められたら「Yes please」と答えて同意します。
- 求められた情報を提供します。オペレーターが本当に削除してよいか確認してくるので、同意してApple IDのメールアドレス、先ほど取得したサポートPIN、その他必要な情報を伝えます。これでアカウントの削除手続きが進められます。
補足:現在のAppleでは、プライバシーに関するページ(privacy.apple.com)から自分でアカウントの削除をリクエストできるセルフサービスも提供されています。電話での手続きが難しい場合は、こちらの方法も検討してみてください。
iMessageの登録を解除する
最後に、iMessageの登録を解除して完了です。
- 専用ページ(https://selfsolve.apple.com/deregister-imessage/)にアクセスして手続きを開始します。
- 「No longer have your iPhone?」という見出しを探します。
- 電話番号を入力して「Send Code」をクリックします。ショートメッセージ(SMS)で確認コードが届きます。
- 確認コードを入力します。
- 「Submit」をクリックします。入力された電話番号が本人のものであることが確認され、Appleがその番号をiMessageから削除します。
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