MacにMongoDBを簡単かつスムーズにインストールする方法【初心者向け完全ガイド】
MacにMongoDBをインストールするには、どうすればよいのでしょうか。MongoDBは現在もっとも広く使われているNoSQLデータベースのひとつです。単なるSQLの代替と呼ぶだけにとどまらない存在であり、その理由は、データを行と列で構成される表形式ではなく、ドキュメントとして保存・取得する仕組みを採用している点にあります。本記事では、MongoDBの概要を踏まえながら、Mac環境にMongoDBをインストールする具体的な手順を詳しく解説します。
Part 1. MacにMongoDBをインストールするための前提条件
MongoDBは、NoSQLデータベースに分類されるデータ保存方式です。従来のリレーショナルデータベースとは異なり、MongoDBではJavaScriptのJSONオブジェクトに似た「ドキュメント」という形式でデータを扱います。各ドキュメントはフィールド(キー)を持つ構造になっており、そのキーを使って柔軟にデータを検索できます。
また、MongoDBは非常に柔軟なスキーマ設計が特徴です。同じコレクション内でも、ドキュメントごとに持つフィールドが異なっていても問題ありません。これは、MySQLやPostgreSQLのようなSQLデータベースでは、あらかじめ定義したカラム構造にすべてのレコードが従う必要があることとは大きく異なるポイントです。
必要なもの
- 管理者権限: MongoDBのインストールや起動を行うため、Macの管理者権限が必要です。
- 依存ツール: 本記事では、Homebrewを使う方法と手動でダウンロードする方法の2つを紹介します。Homebrewを使う場合は事前に導入しておきましょう。
- Homebrew: Mac向けのパッケージ管理システムです。Homebrewがあれば、オープンソースソフトウェア(MongoDBを含む)をコマンド一つで簡単にインストールできます。未導入の場合は、公式サイトの手順に従って先にインストールしてください。
Part 2. MacにMongoDBをインストールする手順
方法1:Homebrewを使ってインストールする
- ターミナルを起動し、「
brew update」コマンドを実行してHomebrew自体を最新の状態にします。 - アップデートが完了したら、次のコマンドでMongoDBをインストールします。
例:「brew tap mongodb/brew」→「brew install mongodb-community」(バージョンによってパッケージ名が異なる場合があります)。 - インストールが完了したら、データを保存するための「
db」フォルダを作成します。デフォルトの場所に作成する場合は、ターミナルで「mkdir -p /data/db」を実行してください。※Homebrew版の最近のMongoDBでは、データディレクトリが自動的に設定されることもあります。 - 「
/data/db」フォルダに対して、読み書きに必要なアクセス権限が付与されていることを確認します。権限エラーが出る場合は「sudo chown -R $(whoami) /data/db」などで所有者を変更してください。 - ターミナルからmongodデーモンを起動します。これにより、MongoDBサーバーが開始されます。Homebrew版なら「
brew services start mongodb-community」でバックグラウンド起動も可能です。 - 別のターミナルウィンドウを開いて「mongo」と入力し、Mongoシェルを起動します。このシェルは、MongoDB内のデータに直接アクセスして操作できる対話型アプリケーションです。
- 作業が終わったら、シェルで「quit」コマンドまたは「exit」を入力してMongoシェルを終了します。
- 最後に、mongodデーモンが動いているターミナルで「
Command + C」キーを押してサーバーを停止します。brew servicesで起動した場合は「brew services stop mongodb-community」で停止できます。
方法2:手動ダウンロードでインストールする
- まず、MongoDBの公式サイトにアクセスし、ダウンロードページから自分のmacOS環境に合った正しいバージョンのMongoDBをダウンロードします。
- ダウンロードが完了したら、zip形式または
.tgz形式のアーカイブファイルが保存されているフォルダへ移動します。 - アーカイブファイルを展開し、取り出したフォルダを分かりやすい名前に変更します(例:「mongodb」)。必要に応じてアプリケーション用のフォルダへ移動させておくと便利です。
- 次に、データ保存用の「
db」フォルダを作成します。ここでも「mkdir -p /data/db」コマンドを使えば、標準的な場所にフォルダを作成できます。 - 「
/data/db」フォルダに適切な操作権限が設定されていることを確認します。 - ターミナルでmongodプロセスを起動し、MongoDBサーバーを開始します。
- 別のターミナルを開いて「mongo」と入力し、Mongoシェルを起動します。シェルからはMongoDBのデータベース情報に直接アクセスできます。
- 使用後は、「quit」コマンドを入力してMongoシェルを終了しましょう。
- 最後に、サーバー側のターミナルで「
Command + C」キーを押し、mongodデーモンを停止して作業完了です。
以上の手順で、Mac上にMongoDBの開発環境を構築できます。Homebrewを使う方法なら更新管理も容易になるため、初心者の方には特におすすめです。インストール後は実際にMongoシェルからデータの挿入や検索を試して、ドキュメント指向データベースの特性に慣れていきましょう。
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