「サーバー経由でSMSとして送信」と表示される原因と解決方法を徹底解説
メッセージアプリからSMSを送信した際に、通常の「配信済み」や「既読」の代わりに「サーバー経由でSMSとして送信されました(Sent as SMS via server)」という表示が現れることがあります。これは、メッセージが相手に正常に届いていないことを示すサインです。
「この表示はブロックされたという意味?」と不安になる方も多いでしょう。確かに相手にブロックされている可能性もありますが、それ以外にもさまざまな原因が考えられます。本記事では、この表示が現れる主な原因と、具体的な解決方法を詳しく解説します。
「サーバー経由でSMSとして送信」と表示される主な原因
1. 相手にブロックされている
最も一般的な原因は、受信者にブロックされていることです。ブロックされている場合、あなたのメッセージは相手に届きません。後述する方法で、実際にブロックされているかどうかを確認できます。
2. 電波状況やインターネット接続の不調
自分側または相手側の端末がインターネットに接続されていない、あるいは電波状況が悪い場合にも、この表示が現れることがあります。自分側でメッセージが送信できなかったり、送信は成功しても相手側の電波状態が悪いために配信されなかったりするケースがあります。
すべてのアプリがインターネット接続を必須とするわけではありませんが、安定したネットワーク接続時のみメッセージを受信できるよう設定しているユーザーもいます。ただし、この表示が出るということは、どちらかがオフラインでも、別のサーバー経由でメッセージが送信されたことを意味します。
3. RCSの不具合
RCSシステム自体に問題がある場合や、自分・相手のいずれかの端末でRCSが無効になっている場合にも、この表示が発生しやすくなります。また、RCSサーバーがダウンしていると、メッセージがSMSサーバー経由で送信されることがあります。
それでは、具体的な解決方法を見ていきましょう。
解決方法1:ブロックされていないか確認する
相手にブロックされているかを確認する方法はいくつかあります。まず試したいのは電話をかけることです。呼び出し音が鳴って留守番電話につながる、または相手が応答すれば、ブロックされていないと判断できます。逆に「この番号は現在利用できません」といったアナウンスが流れた場合は、ブロックされている可能性が高いです。
もう一つの方法は、別の電話番号からメッセージを送信してみて、同じ通知が表示されるかを確認することです。同じ通知が出なければ、相手にブロックされているとほぼ断定できます。
解決方法2:両方の端末でRCSを有効にする
RCSはSMS/MMSの進化版規格で、長文メッセージの送受信や高画質メディア・大容量ファイルの共有が可能になります。有効化すると、Wi-Fiとモバイル回線のどちらでも動作します。
「サーバー経由でSMSとして送信」という表示を防ぐには、自分と相手の両方の端末でRCSが有効になっている必要があります。手順は機種によって異なりますが、一般的な流れは以下の通りです。
- メッセージアプリを開き、右上の縦3点アイコンをタップします。
- 設定を選択します。
- チャットの設定をタップします。
- 上部にあるリッチコミュニケーション設定(Rich Communications)を選択します。
- トグルをオンにして、RCSを有効にします。
解決方法3:「配信時に表示」オプションをオンにする
「配信時に表示(Show when delivered)」オプションを有効にすると、メッセージが相手に届いたタイミングを確認できるようになります。この機能は初期状態では無効になっているため、オンにすることでメッセージ送信時のトラブルを把握しやすくなります。
- メッセージアプリを起動します。
- 縦3点アイコンをタップし、設定を選択します。
- 詳細設定(More Settings)をタップし、テキストメッセージ(Text Messages)を選択します。
- 配信時に表示(Show when delivered)のトグルをオンにします。
解決方法4:メッセージアプリのキャッシュを削除する
アプリのキャッシュはデータ読み込みを高速化する一方、蓄積しすぎるとさまざまな不具合の原因になります。定期的にキャッシュを削除することで、今回のような問題を予防できます。
- Android端末で設定アプリを開きます。
- アプリをタップします。
- 一覧からデフォルトのメッセージアプリを探してタップします。
- ストレージを選択します。
- 下部のキャッシュを削除(Clear cache)をタップします。
完了後、問題の表示がまだ現れるかどうかを確認してください。
解決方法5:セーフモードで起動する
上記の方法で改善しない場合は、セーフモードでの起動を試しましょう。セーフモードで起動すると、サードパーティ製アプリがこの表示の原因になっていないかを特定できます。
- 電源ボタンを長押ししてオプションを表示し、電源オフを選択して端末の電源を切ります。
- 次に、音量下ボタンを数秒間長押しします。
- セーフモードの画面が表示されます。
- 画面上の任意の場所をタップすると、端末がセーフモードで再起動します。
セーフモードで起動したら、最近インストールしたアプリを順にアンインストールし、「サーバー経由でSMSとして送信」という表示の原因となっているアプリを特定しましょう。
よくある質問(FAQ)
テキストメッセージとSMSの違いは?
両者はまったく別のものではなく、SMS(ショートメッセージサービス)はネットワーク経由で端末間で送受信されるテキストメッセージの一種です。ただし、SMSはテキスト形式のみであるのに対し、テキストメッセージには画像やファイルなどを添付できる場合もあります。
SMSの「送信済み」と「配信済み」の違いは?
モバイル回線経由でメッセージを送ると、「送信済み(Sent)」または「配信済み(Delivered)」のステータスが表示されます。「送信済み」はメッセージがサーバーや通信事業者に到達し、まもなく配信されることを意味します。一方、「配信済み」は受信者が端末でメッセージを受け取ったことを示します。
まとめ
「サーバー経由でSMSとして送信」という表示は、必ずしもブロックされたことを意味するわけではありません。電波状況の悪さやRCSの設定不備なども原因として考えられます。まずは落ち着いて原因を切り分け、本記事で紹介した5つの対処法を順に試してみてください。
著者について
Abdullah Iqbal
AbdullahはGoogle IT認定のヘルプデスク技術者であり、システムユーザーへの技術サポートにおいて豊富な経験を持っています。IT問題の迅速な解決実績があり、JiraやZenDeskなどのツールを活用したサポートチケット管理にも長けています。常に最新の技術動向を学び、継続的なスキルアップに取り組んでいます。
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