フォーマットせずにexFATをFAT32に変換する方法【Windows 10対応】
Windows 10でexFATをFAT32に変換する方法をお探しですか?Windowsを使用していると、exFATやFAT32、そしてNTFSといったファイルシステムを目にする機会があるでしょう。exFATとFAT32はどちらもファイル割り当てに使われるファイルシステムですが、提供される機能は大きく異なります。
デバイスをフォーマットせずにexFATからFAT32へ変更する方法をご紹介する前に、まずはこの2つの代表的なファイルシステムの基本を押さえておきましょう。
FAT32とは

FAT32は「File Allocation Table(ファイルアロケーションテーブル)」の略で、Windows OSで広く利用されているファイルシステムです。1977年にMicrosoftによって開発され、以来、Windowsとの高い互換性で知られています。USBメモリ、ポータブルHDD、SDカードなどの外部ストレージメディアでも標準的に採用されています。
exFATとは
exFATは「Extended File Allocation Table」の略で、2006年にMicrosoftが導入したファイルシステムです。exFATはFAT32とよく似ていますが、知っておくべき大きな違いが一つあります。それは、FAT32のようなファイルサイズやパーティションサイズの制限がないという点です。そのため、exFATはFAT32の現代的な後継規格と考えることができます。
一方でFAT32は、古いバージョンのWindowsとも互換性があります。この互換性こそが、ユーザーがexFATとFAT32を切り替える必要が生じる主な理由の一つです。
フォーマットせずにexFATをFAT32に変換する方法
データを失ったりディスクをフォーマットしたりすることなく、exFATをFAT32ファイルシステムに変換できる方法は複数あります。
作業を始める前に、万が一に備えて重要なファイルやドキュメントのバックアップを取っておくことを強くおすすめします。
方法1: 「ディスクの管理」ツールを使う
Windowsに標準搭載されている「ディスクの管理」ツールを使えば、数ステップでexFATをFAT32に変換できます。ディスクの管理では、パーティションの作成・削除・拡張・縮小・フォーマットなどが行えます。以下の手順に従ってください。
- スタートメニューの検索ボックスに「ディスクの管理」と入力し、Enterキーを押します。
- ディスクの管理ウィンドウで、exFATのパーティションを右クリックし、コンテキストメニューから「フォーマット」を選択します。

- ポップアップウィンドウで、ファイルシステムを「FAT32」に変更します。「クイックフォーマットを実行する」にチェックを入れます。クイックフォーマットを実行するとディスクの内容は完全に消去されますが、データ復元ツールを使えば復旧できる可能性があります(記事後半を参照)。
- 「OK」ボタンを押して進みます。
- フォーマット処理が自動的に開始されます。ディスクの内容を消去してよいか確認する通知が表示されるので、「OK」をクリックします。
- フォーマットが完了すると、ファイルシステムがFAT32に変更されます。ディスクの管理の画面で確認できます。


同じ手順で他のパーティションも変換できます。すべて完了したら、ディスクの管理ウィンドウを閉じましょう。
方法2: コマンドプロンプトを使う
コマンドラインツールでもexFATをFAT32に変換できます。手順は以下の通りです。
- スタートメニューの検索で「コマンドプロンプト」と入力し、右クリックして「管理者として実行」を選択します。
- コマンドプロンプトで以下のコマンドを順番に入力します。
- list disk
- select disk *(FAT32に変換したいディスク番号)
- list partition
- select partition *
- format fs=FAT32 quick

上記のコマンドを実行すると、指定したディスクのファイルシステムがFAT32形式に変換されます。
方法3: サードパーティ製のフォーマットツールを使う
3つ目の方法は、サードパーティ製のドライブフォーマットツールを利用することです。オンラインにはさまざまなディスクフォーマットツールがあり、データを失うことなく作業を完了できます。
「MiniTool Partition Wizard」は、exFATをFAT32に変更できるおすすめのツールの一つです。
- MiniTool Partition Wizardをダウンロードし、Windows PCにインストールします。
- インストール完了後、ツールを起動します。
- メイン画面で変換したいexFATパーティションを選択し、左側のメニューから「パーティションのフォーマット」を選びます。
- ポップアップウィンドウで「FAT32」を選択し、「OK」をクリックして確定します。
- 画面下部の「適用」ボタンをクリックすると、変換処理が開始されます。


上記の手順に従えば、わずか数秒でファイルシステムがFAT32形式に変換されます。
失われたデータを復元するには
exFATからFAT32への変換中にデータを失ってしまった場合は、ご安心ください。「Advanced Disk Recovery」をWindows PCにダウンロードすれば、数クリックだけで失われた・フォーマットされたデータをすばやく復元できます。

Advanced Disk Recoveryは、Windows向けの高評価データ復元ソリューションの一つです。ディスクパーティションや、USBメモリ、SDカード、ポータブルHDDなどの外部ストレージから、失われた・削除された・フォーマットされたデータを復元できます。
よくある質問
Q. データを失わずにexFATをFAT32に変換できますか?
最も安全な方法の一つは、クイックフォーマットを活用することです。上記で紹介したいずれかの方法で変換できます。万一ファイルを失った場合でも、データ復元ソフトを使えば失ったデータを取り戻せる可能性があります。
Q. 64GBのUSBメモリをFAT32に変換するには?
以下の手順に従ってください。
- USBメモリをPCに接続します。
- エクスプローラーを開きます。
- USBメモリを右クリックし、「フォーマット」を選択します。
- ファイルシステムとして「FAT32」を選択します。
- 「OK」ボタンを押して変換を開始します。
なお、Windowsの標準機能では32GBを超えるドライブをFAT32でフォーマットできない場合があります。その際は、サードパーティ製ツールの利用を検討してください。
まとめ
以上、データを失うことなくexFATをFAT32に変換するためのいくつかの方法をご紹介しました。いずれの方法でも、ディスクパーティションや外部ストレージデバイスのファイルシステムを変換できます。大切なデータが消えてしまっても心配いりません。Advanced Disk Recoveryなら、ほんの数ステップで失われた・フォーマットされたデータを簡単に復元できます。まずは上記の方法でファイルシステムを変換し、必要に応じてデータ復元ソフトで失われたデータを取り戻しましょう。
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