Windowsタスクマネージャーの列(項目)の意味と追加方法を徹底解説
Windowsのタスクマネージャーは、パソコン上で実行されているアプリケーション・プロセス・サービスを監視するための主要ツールです。これに加えて、CPUやメモリなどのハードウェアのパフォーマンスや、ネットワークの統計情報を確認する際にも活用できます。
既定の状態では、「プロセス」タブに表示される情報はわずか5つの列だけです。より詳細な情報を確認したい場合は、列を追加することで表示内容を拡張できます。
Windowsタスクマネージャーの列とは
タスクマネージャーの各列には、プロセスごとの詳細情報が表示されます。たとえば、そのプロセスが現在使用しているCPUやメモリのリソース量などです。
この記事では、Windowsタスクマネージャーで利用できるすべての情報列について、それぞれの意味をわかりやすく解説します。
Windows 10でタスクマネージャーに列を追加する方法

「名前」や「CPU」などが表示されている見出し行を右クリックすると、メニューが表示されます。
このメニューから、表示したい列にチェックを入れるだけで、簡単に列を追加できます。
タスクマネージャーの各列の説明
- PID(プロセス識別子):Windowsが各プロセスに割り当てる一意のID番号です。プロセッサが各プロセスを個別に識別するために使用されます。
- 発行元:そのソフトウェアの開発元や提供企業の名前を示します。
- ユーザー名:そのプロセスが実行されているユーザーアカウントの名前です。
- セッションID:複数のユーザーがログオンしている場合に、プロセスの所有者を識別するために使われます。ユーザーごとに固有のセッションIDが割り当てられます。
- CPU:そのプロセスがCPUを使用した時間の割合(パーセンテージ)です。
- CPU時間:プロセスが起動してから現在までに消費したプロセッサ時間の合計(秒単位)です。
- GPU:GPUの使用状況を監視するための項目です。
- GPUエンジン:アプリケーションがどのGPUを使用しているかを表示します。どの物理GPUを使い、どのエンジンで処理しているかがわかります。
- I/O読み取り:プロセスが生成した読み取り入出力操作の回数です。ファイル、ネットワーク、デバイスへのI/Oが含まれます。ただし、コンソール(コンソール入力オブジェクト)ハンドルへのI/O読み取りはカウントされません。
- I/O書き込み:プロセスが生成した書き込み入出力操作の回数です。ファイル、ネットワーク、デバイスへのI/Oが含まれます。コンソールハンドルへのI/O書き込みはカウントされません。
- I/Oその他:読み取りでも書き込みでもない入出力操作の回数です。制御関数の呼び出しなどが該当します。コンソールハンドルへの操作はカウントされません。
- I/O読み取りバイト数:プロセスが生成した読み取り入出力操作で読み込まれたバイト数です。コンソールハンドルへの読み取りはカウントされません。
- I/O書き込みバイト数:プロセスが生成した書き込み入出力操作で書き込まれたバイト数です。コンソールハンドルへの書き込みはカウントされません。
- I/Oその他バイト数:読み取り・書き込み以外の入出力操作で転送されたバイト数です。コンソールハンドルへの操作はカウントされません。
- メモリ – ワーキングセット:プライベートワーキングセットと、他のプロセスと共有しているメモリ量の合計です。
- メモリ – ワーキングセットのピーク:そのプロセスが使用したワーキングセットメモリの最大値です。
- メモリ – ワーキングセットの差分:前回からのワーキングセットメモリ使用量の変化量です。
- メモリ – プライベートワーキングセット:ワーキングセットのうち、他のプロセスと共有できない、そのプロセス専用のメモリ量を示します。
- メモリ – コミットサイズ:そのプロセス用に予約された仮想メモリの総量です。
- メモリ – ページ プール:カーネルやドライバーがプロセスのために割り当てた、ページング可能なカーネルメモリの量です。ページング可能なメモリとは、ハードディスクなどの別の記憶媒体へ書き出せるメモリのことです。
- メモリ – 非ページ プール:カーネルやドライバーがプロセスのために割り当てた、ページング不可のカーネルメモリの量です。非ページ可能なメモリは、別の記憶媒体へ書き出すことができません。
- ページ フォルト:プロセスの起動以降に発生したページフォルトの回数です。ページフォルトは、プロセスが現在のワーキングセットに存在しないメモリページにアクセスしたときに発生します。
- ページ フォルトの差分:最後の更新以降のページフォルト発生数の変化量です。
- 基本優先度:プロセス内のスレッドがスケジューリングされる順序を決定する優先順位のランクです。
- ハンドル:プロセスのオブジェクトテーブル内にあるオブジェクトハンドルの数です。
- スレッド:そのプロセス内で実行中のスレッドの数です。
- USER オブジェクト:そのプロセスが現在使用しているUSERオブジェクトの数です。USERオブジェクトとはウィンドウマネージャー由来のオブジェクトで、ウィンドウ、メニュー、カーソル、アイコン、フック、アクセラレータ、モニター、キーボードレイアウトなどが含まれます。
- GDI オブジェクト:グラフィック出力デバイス向けのAPIライブラリであるGDI(Graphics Device Interface)から取得しているオブジェクトの数です。
- イメージ パス名:そのプロセスの実行ファイルがハードディスク上のどこにあるかを示す場所です。
- コマンド ライン:そのプロセスを作成する際に指定された完全なコマンドラインです。
- UAC 仮想化:そのプロセスに対してユーザーアカウント制御(UAC)仮想化が有効・無効・不許可のいずれの状態かを示します。UAC仮想化では、ファイルやレジストリへの書き込み失敗がユーザーごとの保存場所へリダイレクトされます。
- 説明:そのプロセスの説明文です。初心者でもプロセスを簡単に判別できるようになります。
- DEP(データ実行防止):そのプロセスに対してデータ実行防止が有効か無効かを示します。
Windows 7でタスクマネージャーに列を追加する方法

- タスクバーを右クリックし、タスク マネージャーを開きます。
- 「プロセス」タブをクリックし、「すべてのユーザーのプロセスを表示」にチェックを入れます。
- 列を追加するには、「表示」をクリックして「列の選択」を選びます。表示したい列のチェックボックスにチェックを入れ、「OK」をクリックしてください。
新しいWindows 10のタスクマネージャーは、大幅に強化された機能と多数の情報列を備えており、タスク管理が格段にしやすくなっています。さらに多機能なツールをお探しの場合は、タスクマネージャーの代替ソフトウェアもチェックしてみるとよいでしょう。

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Windows 10でタスクマネージャーを管理者として実行する5つの方法
タスクマネージャーは、Windowsに標準搭載された強力なユーティリティです。システムアプリ全体のリソース使用状況や各プロセスの統計情報を確認できるほか、タスクの優先度設定、プログラムやサービスの有効化・無効化、アプリ履歴の監視なども行えます。 ただし、標準ユーザーアカウントでは一部の操作が制限される場合があります。管理者権限が必要な操作は、管理者アカウントでしか実行できません。タスクマネージャーを開いた際に「タスク マネージャーは管理者によって無効にされています」というエラーが表示されたり、特定のタスクを終了しようとしたときに「アクセスが拒否されました」と表示されたりすることもあるでしょう
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Windowsタスクマネージャーを使いこなす方法|知っておきたい便利ワザと隠れた機能
Windowsで何か問題が発生したとき、多くの人が真っ先に押すのが「Ctrl + Shift + Esc」キーの組み合わせです。まるで反射のようにWindowsタスクマネージャーを開き、何が原因なのか、なぜ特定のアプリが応答しなくなったのかを確認します。その後、実行中のプロセス一覧をチェックし、応答していないアプリケーションを右クリックして「タスクの終了」を押せば、システムはすぐに復旧します。これは専門知識がなくても使える、最も手軽なトラブル解決法の一つですが、実はタスクマネージャーの能力はそれだけにとどまりません。 Windowsタスクマネージャーは、システム全体を一か所で監視できる中央ハ