Windows 10でMicrosoftアカウントを使うメリットとは?設定の同期からXboxまで徹底解説
Windows 10は、これまでのどのバージョンよりもMicrosoftの各種サービスとの連携が強化されたOSです。Windows 10ではMicrosoftアカウントでのサインインが必須ではありませんが、サインインすることで、Windowsが持つ多彩な機能や便利さを最大限に活用できるようになります。
もちろん、Windows 7以前と同じように、ローカルアカウントを使ってWindows 10やWindows 8のPCにサインインすることも可能です。しかし、Microsoftアカウントでサインインすれば、Windows 10/8ならではの魅力的な機能を存分に楽しめます。

Microsoftアカウントの作成はとても簡単で、すでに持っているOutlookアカウント、Hotmailアドレス、MSNのメールIDと紐付けることもできます。つまり、Outlook、Live、Hotmailのいずれかですでに登録済みであれば、それはそのままあなたのMicrosoftアカウントであり、XboxをはじめとするすべてのMicrosoftサービスで利用できるのです。
ちなみに「Microsoftアカウント」は、かつて「Microsoft Passport」「Windows Live ID」「Microsoft Wallet」と呼ばれていました。しかし、これは単なる名称変更ではなく、Microsoftのオンラインアカウントシステムとして大きく進化したものです。
Windows 10へのサインインにMicrosoftアカウントを使うメリット
筆者はHotmailのIDを使ってWindows 10 PCにサインインしており、Windows 10の快適さを存分に味わっています。Microsoftアカウントでサインインすると、モバイルエンターテイメントへのアクセス、無料オンラインストレージ、Windowsストアで提供される数千ものアプリへのアクセスなど、さまざまな特典が得られます。さらに、デバイスやアカウント同士をシームレスにつなぐこともできます。
Windows 10には数多くの優れた機能がありますが、ここでは特に、Microsoftアカウントでサインインした場合にのみ利用できる魅力的な機能を紹介します。
1] 設定がデバイスと一緒についてくる
Microsoftアカウントを使えば、最大5台のWindows PCにサインインでき、どのPCからでも自分のスタートメニューや設定にアクセスできます。閲覧履歴、お気に入り、写真、Windowsストアのアプリも、5台のうちどのPCからでも利用可能です。さらに、言語などの設定変更もMicrosoftアカウント経由で行えます。Microsoftアカウントでサインインしていれば、Windows PCの設定を同期することもできます。
2] Windowsストアのアプリ
ご存じない方のために説明すると、Windowsストアからアプリをダウンロード・インストールするには、Microsoftアカウントでログインしている必要があります。ストアには実用的で生産性の高いアプリが多数そろっており、追加するほどWindowsがより楽しく便利になります。Microsoftアカウントがあれば、ストアにある数千のアプリの中から好きなものを選び、Windows RTまたはWindows 10が動作する最大5台のPCにインストールできます。Microsoftは日々新しいアプリを追加し続けており、しかもその多くは無料というのが嬉しいところです。
3] OneDriveの無料ストレージ(GB単位)
現在、Microsoftアカウントを持っていれば、OneDriveで7GBの無料クラウドファイルストレージを利用できます。これは非常にありがたいですね。7GBのOneDriveストレージには、写真、動画、ドキュメントなどをたくさん保存できます。ストアには無料のOneDriveアプリもあり、PCから直接OneDriveのファイルを管理できます。さらに、AndroidやiPhone向けのOneDriveアプリもあり、スマートフォンからファイルを管理することも可能です。
しかも、スマートフォンで撮影した写真や動画を、OneDriveモバイルアプリ経由で直接OneDriveに保存することもできるのです。
4] 連絡先をひとつの場所にまとめる
Microsoftアカウントがあれば、Twitter、Outlook、Facebook、LinkedInのアカウントをひとつの場所で管理できます。方法は簡単。「People(ユーザー)」アプリにこれらのアカウントをリンクすれば、友人のツイート、ステータス更新、連絡先情報をすべて一箇所で確認できます。また、「フォト」アプリにアカウントをリンクすれば、Facebookのタイムライン上の写真とSkyDrive(現OneDrive)アカウントに保存された写真を一箇所で閲覧でき、友人が共有した写真を見ることもできます。
5] 数百万曲のストリーミング音楽
筆者は大の音楽好きですが、Microsoftアカウントは音楽愛好家にとっても心強い味方です。そう、Microsoftアカウントでストアのミュージックアプリにサインインすれば、最新ヒット曲からお気に入りの楽曲まで、数百万曲のストリーミング音楽を楽しめるのです。
6] Xboxゲーム
最高のオンラインゲーム体験を求めるなら、MicrosoftアカウントでXboxにサインインしましょう。Microsoftアカウントがあれば、友人のプレイ状況や実績を確認したり、友人をゲームに招待したり、あらゆるジャンルの新作ゲームをダウンロードしたりできます。
関連記事: 「Oops, something went wrong」— Microsoftアカウントのログインエラー対処法
Microsoftアカウント vs ローカルアカウント
PCを1台しか使わないのであれば、設定の同期機能はそれほど役に立たないかもしれません。また、Xboxやミュージックなどのサービスを使う予定がないなら、Microsoftアカウントでのサインインに魅力を感じないこともあるでしょう。そのような場合は、Windows 7時代と同じようにローカルアカウントでサインインすれば問題ありません。
ただし、懸念点としては、何らかの理由でOutlookやHotmailアカウントにアクセスできなくなるケースが挙げられます。とはいえ、Microsoftアカウントのパスワードを忘れた場合や、アカウントがハッキングされた場合、あるいはロックアウトされた場合でも、Microsoftは登録済みのセキュリティ情報を使って本人確認を行い、アカウントへの復帰をサポートしてくれます。だからこそ、セキュリティ情報を必ず登録しておきましょう。
登録手順は次のとおりです。MicrosoftアカウントのWebページにアクセスしてサインインし、「パスワードとセキュリティ情報」の下にある「セキュリティ情報の編集」をクリックします。そこで代替メールアドレスや電話番号を追加し、信頼できるPCを登録して、セキュリティの質問にも答えておきましょう。
このテーマについては、「ローカルアカウント vs Microsoftアカウント」の詳細解説記事も参考になります。
以上が、MicrosoftアカウントでWindows PCにサインインした場合にのみ利用できる、筆者のお気に入りのMicrosoftサービスでした。紹介漏れがあれば、ぜひコメントでお知らせください。
そして忘れてはいけないのが、Windows 10では必要に応じて、いつでもMicrosoftアカウントからローカルアカウントへ切り替えられるという点です。

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