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夜のWindows PCは「スリープ」「休止状態」「シャットダウン」どれがベスト?正しい使い分けガイド

電気代を気にする方なら誰もが一度は抱く疑問です。Windows 11やWindows 10のパソコンを夜間は「休止状態」にすべきか、それとも「シャットダウン」すべきか。果たしてどちらが良いのでしょうか?この記事では両方の選択肢を詳しく比較しながら、自分に合った方法を選べるよう解説します。

夜のWindows PCは「スリープ」「休止状態」「シャットダウン」どれがベスト?正しい使い分けガイド

スリープ・休止状態・シャットダウン、それぞれの使いどころ

Windowsユーザーに対して、Microsoftは夜間はPCを「休止状態(ハイバネーション)」に設定することを推奨しています。「休止状態」ではモニターの消費電力は約5ワット、PC本体は約2.3ワットまで下がり、実質的に電源を切ったのと同じレベルです(モニターは電源オフ時にゼロワット)。いずれの方法でも、3Dスクリーンセーバーを表示し続けているPCと比べると、年間で最大90ドル程度の電気代を節約できる計算になります。

なお、Windows XP(およびWindows 2000やWindows Meなどそれ以前のバージョン)の「休止状態」機能や、近年のDellなど多くのPCモデルに搭載された「スリープ」機能を使っていた方にとっては、シャットダウンしても休止状態にしても、体感上の大きな差はなかったはずです。

米国の省エネプログラム「Energy Star」も、夜間にPCの電源を切る場合とほぼ同等のエネルギーを節約できる(コンセントを抜く場合を除く)という見解で一致しています。しかも翌朝、長い再起動プロセスに耐える必要はなく、PCは30秒以内に「復帰」します。

ただし、Energy Starとしては、最大限の省エネを実現するためには、夜はPCの電源を完全に切ることが望ましいとしています。「私たちは省エネを第一に考えています。夜にPCの電源を切れば、最も多くのエネルギーを節約できます」と、事務機器・家電プログラムマネージャーのクレイグ・ハーシュバーグ氏は語ります。「小さな積み重ねが、やがて大きな差につながるのです」

関連記事:スリープ、ハイブリッドスリープ、休止状態の違いとは?

スリープを使うべきケース

数分〜数時間ほどPCから離れる予定がある場合は「スリープ」が便利です。消費電力はごくわずかで、起動も速く、中断した瞬間の作業画面にすぐ戻れます。デスクトップPCの場合は、最新機種に搭載されている「ハイブリッドスリープ」機能の利用がおすすめです。これはスリープと休止状態を組み合わせたもので、開いているドキュメントやプログラムをメモリとハードディスクの両方に保存した上で、低電力状態へ移行します。万が一停電などでメモリの内容が失われても、ハードディスクから素早く復元できるのが利点です。

休止状態を使うべきケース

夜間に使い、翌朝また作業を再開する予定があるなら「休止状態」が適しています。スリープよりも消費電力が少なく、ノートPCを再度起動したときにも、前回の状態へ短時間で復帰できます。

シャットダウンを使うべきケース

1日以上PCを使う予定がないのであれば、夜に「シャットダウン」しましょう。また、週に1度はPCをシャットダウンしておくと、システムがリフレッシュされ、不具合の予防にもつながるため良い習慣です。

知っておきたい「誤解」の数々

  • PCの電源を入れるときの方が、つけっぱなしより電力を消費する → 誤りです。電源投入時の突入電力(PCの機種やモデルによって異なる)は、長時間つけっぱなしにする際の消費電力に比べれば、はるかに小さなものです。
  • 電源のオン/オフを繰り返すとPCが傷む → 10年前なら一理ありましたが、今では当てはまらないとハーシュバーグ氏らは指摘します。かつてはPCのハードディスクが電源オフ時に自動的にヘッドを退避させない仕様だったため、頻繁なオン/オフの繰り返しがディスクを損傷する恐れがありました。しかし現在のPCは、故障に至るまで40,000回のオン/オフサイクルに耐えられるよう設計されており、PCの一般的な寿命である5〜7年の間にこの回数に達することはまずありません。
    さらに「スクリーンセーバーは省エネになる」という説も誤りです。スクリーンセーバーは最低でも42ワット、3Dグラフィックスを使用するものでは114.5ワットもの電力を消費することがあります。スクリーンセーバーで節電できると考えるのは、完全な思い違いです。
  • 「電源オフ」のPCはエネルギーを一切消費しない → コンセントを抜いていればその通りです。しかし、プラグを挿したままなら、PCはLAN接続の維持などを目的とした「フリーパワー(待機電力)」として約2.3ワットを消費し続けます。「休止状態」でも同じく約2.3ワット、「スリープ」では約3.1ワットです。一方、モニターは電源オフ時に本当にゼロワットです。

皆さんは普段どうしていますか?私は毎日「休止状態」を利用していますが、週末や翌日PCを使わないことが確実な日は、きちんとシャットダウンするように心がけています。

夜のWindows PCは「スリープ」「休止状態」「シャットダウン」どれがベスト?正しい使い分けガイド
  1. スリープ・休止状態・シャットダウンの違いとは?PCの電源オフ、正しい使い分けガイド

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