WindowsApps隠しフォルダとは?アクセスできない理由と削除・対処法を徹底解説
Windowsには、意図的に非表示にされているフォルダが数多く存在します。これらのフォルダには、システムファイルやプログラムなど、システムに詳しくないユーザーが不用意に変更すべきではない重要なファイルが保存されています。本記事では、その中でも「WindowsApps」フォルダに焦点を当て、このフォルダの役割や、アクセスできない場合の解決方法について詳しく解説します。
Windows 10におけるWindowsAppsフォルダとは
エクスプローラーの「表示」セクションから、隠しファイルを表示するオプションを簡単に有効化できます。しかし、非表示フォルダの表示を有効にしても、WindowsAppsフォルダは管理者アカウントであっても開くことができません。まずは、このフォルダが何のために存在するのかを理解しておきましょう。
WindowsAppsフォルダの役割は?
WindowsAppsフォルダは「C:\Program Files」内に配置されており、Microsoft Storeからダウンロードしたアプリやそのファイルすべてが格納されています。実際、ストアアプリの保存先を別のドライブ(パーティション)に変更するよう設定した場合、移動先のドライブにも新たなWindowsAppsフォルダが自動的に作成されます。
このフォルダには厄介な問題があります。それは、アプリを元のドライブへ戻した後も、Windowsがこのフォルダを保持し続け、削除を許可しないという点です。こうした状況でお困りの方は、本記事の手順が役立つはずです。
そもそもアクセスできない理由は、このフォルダの所有者が「TrustedInstaller」であり、権限が「System」ユーザーにのみ制限されているためです。他のユーザーアカウントには一切の権限が付与されていません。フォルダのプロパティを開き、「セキュリティ」>「詳細設定」の順に進み、「続行」ボタンをクリックすると、ユーザーと権限の一覧を確認できます。
自分のアカウントがこの一覧に含まれていないため、アクセスできないのです。
関連記事:PeflogsやSystem.SAVフォルダとは何か?
WindowsAppsフォルダへのアクセス方法と削除手順
アプリがインストールされている状態では、フォルダの権限変更や所有者の変更は推奨されません。また、WindowsがインストールされているCドライブ上のフォルダは、削除を試みるとエラーが発生するため削除できません。ただし、中身が残っているフォルダが別のドライブにあり、それを削除したい場合は、以下の方法を利用できます。
ここでは、アプリをすでに元のドライブへ戻し終えていることを前提に、フォルダを削除するために必要な所有権の取得手順を説明します。
- 対象フォルダを右クリックし、「プロパティ」を選択します。
- 「セキュリティ」タブを開き、「詳細設定」ボタン→「続行」ボタンの順にクリックします。
- 詳細セキュリティ設定ウィンドウで、「所有者」欄の「変更」リンクをクリックし、自分のユーザー名を入力して追加します。
- 「サブコンテナーとオブジェクトの所有者を置き換える」にチェックを入れます。
- 変更を適用し、処理が完了するまで待ちます。
- セキュリティ設定を再度開き、追加したユーザーを選択します。
- これにより「追加」ボタンが有効になり、アクセス許可を設定できるようになります。
- 「追加」をクリックし、次の画面で「プリンシパルの選択」リンクをクリックします。
- 同じユーザーアカウントを検索して追加し、基本のアクセス許可で「フルコントロール」を許可します。
以上の手順を完了すると、フォルダおよびその内部のコンテンツを自由に削除できるようになります。
プロのヒント: もしパーティション内にこのフォルダしか残っていないのであれば、ドライブ全体をフォーマットしてしまうのが最も簡単です。この方法なら、Windowsからの制限を一切受けることなく、中身を完全に消去できます。
本記事が、WindowsApps隠しフォルダの正体と、アクセスが制限されている理由の理解に役立てば幸いです。Cドライブ上のフォルダの削除は推奨されませんが、アプリを移動した別のパーティションからフォルダを削除したい場合の具体的な手順についてもご紹介しました。
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