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Windows 11/10で起動時にシステムの復元ポイントを自動的に作成する方法

システムの復元(System Restore)は、Windows 11/10/8/7が備える最も優れた機能のひとつで、いざというときに頼れる「命綱」となり得ます。多くのWindows上級者は、システムに何らかの変更を加える前に必ず復元ポイントを作成することを推奨しています。サードパーティ製ソフトウェアのインストールやアンインストール、レジストリやシステム設定の変更を行う前には、安全のため復元ポイントを作成しておくのが基本です。万が一問題が発生しても、作成しておいた正常な状態まで簡単に戻せるからです。

しかし実際には、復元ポイントの作成をつい忘れてしまうことが多いものです。そこで便利なのが、パソコンの起動時に毎回自動的にシステムの復元ポイントを作成するという仕組みです。この記事では、その具体的な設定方法を詳しく解説します。

システムの復元ポイントには、常駐プログラムやその設定、Windowsレジストリなどがイメージとして記録され、システムドライブを以前の状態へ戻すために必要な情報がバックアップされます。Windowsではデフォルトで定期的に復元ポイントが自動作成されるほか、Windows Updateやドライバー、一部のソフトウェアのインストールなど、システムへの大きな変更を検出した際にも自動的に作成されます。

起動時にシステムの復元ポイントを自動作成する手順

この設定には、あらかじめ決めたタイミングでタスクを実行できるWindows標準ツール「タスクスケジューラ」を使用します。

事前準備

作業を始める前に、必ずシステムの復元ポイントを作成し、レジストリファイルのバックアップを取っておいてください。また、Cドライブ(システムドライブ)のシステム保護が有効になっていることも確認しましょう。

1. レジストリエディタで値を作成する

Win + Rキーを押して「ファイル名を指定して実行」を開き、regeditと入力してEnterキーを押し、レジストリエディタを起動します。次のキーへ移動してください。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\SystemRestore

右側の空きスペースを右クリックし、「新規」→「DWORD (32ビット) 値」を選択します。

新しい値にSystemRestorePointCreationFrequencyという名前を付けます。既定の値データは0になっていますが、そのまま変更せずに使用します。

2. タスクスケジューラでタスクを作成する

続いて、タスクスケジューラを開きます。「ファイル名を指定して実行」にtaskschd.mscと入力してEnterキーを押せば起動できます。

タスクスケジューラ画面右側の「操作」ペインにある「タスクの作成」をクリックします。

全般タブの設定

「全般」タブで任意の名前を入力し、「ユーザーがログオンしているかどうかにかかわらず実行する」と「最上位の特権で実行する」にチェックを入れます。さらに「構成」メニューで自分のWindowsバージョンを選択してください(Windows 10の場合は「Windows 10」を選びます)。

「OK」をクリックしたら、「トリガー」タブへ移動します。

トリガータブの設定

「新規」ボタンをクリックし、「タスクの開始」ドロップダウンメニューから「スタートアップ時」を選択して「OK」をクリックします。

操作タブの設定

次に「操作」タブを開き、「新規」を選択します。「操作」メニューで「プログラムの開始」を選び、「プログラム/スクリプト」欄にwmic.exeと入力し、「引数の追加」欄には以下のコマンドを入力します。

/Namespace:\\root\default Path SystemRestore Call CreateRestorePoint "Startup Restore Point", 100, 7

ちなみに、コマンド内の「Startup Restore Point」の部分は、好きな名前に自由に変更できます。ここに入力した名前が、作成される復元ポイントの名前になります。

条件タブの設定

「OK」をクリックして「条件」タブへ移動します。ここで「コンピューターがAC電源で使用されている場合のみタスクを開始する」のチェックを外し、「OK」をクリックします。

最後に、ユーザー名とパスワードの入力を求められるので、自分のアカウント情報を入力して完了です。

設定後の動作と解除方法

これで設定は完了です。以降、パソコンを起動するたびに、新しいシステムの復元ポイントが自動的に作成されるようになります。もし自動作成を止めたくなった場合は、タスクスケジューラから該当のタスクを削除するだけで元に戻せます。

なお、当サイトのフリーソフト「Quick Restore Maker」を使えば、ワンクリックで手動的にシステムの復元ポイントを作成することもできます。こちらもぜひチェックしてみてください。

  1. Windows 10で復元ポイントを作成する方法【初心者向けガイド】

    システムの復元は、Windowsに長年搭載されている機能の一つで、ワンクリックでPCの状態をバックアップし、後から保存した状態へ戻すことができる便利なツールです。Windows 10ではやや分かりにくい場所に隠れていますが、今でも問題なく利用できます。システムに大きな変更を加える前にこのツールを使っておけば、予期しないトラブルが起きた際にも簡単に元の状態へ戻せます。システムの復元では、プログラム、ドライバー、設定がバックアップされ、個人ファイルには影響しません。復元ポイントを作成する手順新しい復元ポイントを作成する最も簡単な方法は、スタートメニューの検索ボックスに「system restore

  2. Windows 10でシステムの復元ポイントを有効化・作成する完全ガイド

    Windows 10のシステムの復元ポイントとは、Windows Updateやソフトウェアのインストールといった重要な操作が行われる前に、特定のファイルや情報のスナップショットを自動的に作成するWindowsの標準機能です。システムの復元を実行すれば、ドキュメントなど個人データに影響を与えることなく、Windowsが安定して動作していた以前の状態へ戻すことができます。Windowsの深刻なトラブルに直面したときの最初の対処法として非常に有効です。本記事では、Windows 10(8.1、7も同様の手順)で復元ポイントを作成し、システムの復元を実行する方法を詳しく解説します。 Windows