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Windows 11/10にApacheをインストールする方法を徹底解説

Webサーバーはインターネットを支える最も基本的な要素のひとつです。Apacheは、リモートサーバーとWebサイト訪問者のブラウザ間の通信を仲介することで動作しており、近年その利用シェアは徐々に低下しているものの、今なおサーバー市場において高い浸透率を維持しています。

そこで本記事では、Windows 11/10環境にApacheをインストールする具体的な手順を、初心者の方にもわかりやすく解説していきます。

Windows 11/10にApacheをインストールする手順

作業を始める前に、以下の2つのファイルを事前にダウンロードしておきましょう。

  1. Microsoft Visual Studio C++(再頒布可能パッケージ)
  2. Apache Loungeの最新バージョン(ApacheのWindows向けバイナリ)

両方のダウンロードが完了したら、以下の手順に沿って進めてください。

1. Microsoft Visual Studio C++のインストール

まず、ダウンロードしたMicrosoft Visual Studio C++の実行ファイルをダブルクリックしてインストールします。インストールが完了するとPCの再起動を求められるので、指示に従って再起動しましょう。

再起動が完了したら、いよいよApacheのインストール作業に移ります。

2. Apache24フォルダの作成とファイルの展開

まず、「Apache24」という名前のフォルダを作成します。

重要なポイントとして、このフォルダはWindowsがインストールされているドライブの直下(ルート)に配置する必要があります。たとえば、C:\Apache24 のようになります。

次に、ダウンロードしておいたApache Loungeの圧縮ファイルの中身を、作成したApache24フォルダ内にすべて展開(解凍)します。

3. コマンドプロンプトでbinフォルダへ移動

ファイルの展開が完了したら、管理者権限でコマンドプロンプトを起動し、以下のコマンドをまとめてコピー&ペーストしてEnterキーを押します。これにより、カレントディレクトリをbinフォルダへ移動できます。

cd..
cd..
cd Apache24
cd bin

4. Apacheの起動とテスト

続いて「httpd」と入力してEnterキーを押すと、Apacheサーバーのインストールと起動が行われます。この際、ネットワーク接続のためにWindowsファイアウォール経由のアクセス許可を求められるので、許可してください。

ここまで完了したら、サーバーが正しく動作しているかテストしてみましょう。PCにインストールされている任意のWebブラウザを起動し、アドレスバーに「localhost」またはPCの「IPアドレス」を入力してEnterキーを押します。「It works!」というメッセージが表示されれば、Apacheが正常に稼働している証拠です。

なお、サーバーを停止したい場合は、CTRL + Cキーを同時に押すことでサービスを終了できます。

5. Windowsサービスとして登録する

Apacheウェブサーバーのインストール・設定・テストが完了したら、次はシステムサービスとして登録しましょう。こうすることで、PC起動時に自動的にApacheが立ち上がるようになります。以下のコマンドをコピー&ペーストしてEnterキーを押してください。

httpd.exe -k install -n "Apache HTTP Server"

登録が完了したら、Apacheがシステムサービスとして正しく追加されたかを確認します。Windowsキー + Rを押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開き、「services.msc」と入力してEnterキーを押しましょう。

表示されたサービス一覧の中から「Apache HTTP Server」を探し、「スタートアップの種類」が「自動」に設定されていることを確認してください。この設定により、Windows 10を起動するたびにApacheサーバーが自動的に開始されるようになります。

まとめ

以上が、Windows 11/10にApacheをインストールし、Windowsサービスとして自動起動を設定するまでの一連の手順です。もしブラウザでページが表示されない場合は、他のアプリケーション(SkypeやIISなど)がポート80を使用していないか確認してみてください。ローカル開発環境の構築などにぜひ活用してみてください。

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