Windows 11/10でユーザーによるスクリーンセーバーの変更を禁止する方法
Windows 11/10でスクリーンセーバーの変更を禁止するには
Windows 11/10/8/7では、レジストリの編集またはグループポリシーエディターの設定変更によって、ユーザーがスクリーンセーバーを変更することを制限・防止できます。デスクトップのスクリーンセーバーを勝手に変更されたくない場合は、簡単な設定を行うだけで、個人設定やコントロールパネルからスクリーンセーバーのダイアログが開かないようにすることが可能です。
WindowsのProエディションまたはBusinessエディションをお使いの場合は、グループポリシーエディターを利用できます。一方、Homeエディションの場合は、レジストリを編集する必要があります。それでは、それぞれの手順を見ていきましょう。
方法1:レジストリエディターを使う
スタートボタンをクリックし、「regedit」と入力してレジストリエディターを開きます。続いて、左側のサイドバーを使って、現在ログインしているユーザーのスクリーンセーバー設定を無効化するため、以下のレジストリキーへ移動します。
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies
同じPCのすべてのユーザーに対して一括でスクリーンセーバー設定を無効にしたい場合は、代わりに以下のキーへ移動してください。
HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies
ハイブ名以外は、この2つの場所はまったく同じ構造です。基本的な違いは、HKEY_LOCAL_MACHINEの項目がすべてのユーザーに適用されるのに対し、HKEY_CURRENT_USERの項目は現在ログイン中のユーザーにのみ適用されるという点です。
移動したら、「Policies」キーの下に「System」というエントリがあるかどうかを確認します。存在しない場合は新規作成が必要です。「Policies」キーを右クリックし、「新規」>「キー」を選択して、新しいキーに「System」という名前を付けてください。

次に、「System」キー内に新しい値を作成します。右側の空き領域を右クリックし、「新規」>「DWORD(32ビット)値」を選択して、新しい値に「NoDispScrSavPage」という名前を付けます。

その後、作成した値をダブルクリックしてプロパティウィンドウを開き、「値のデータ」ボックスの数値を0から1に変更します。

「OK」をクリックし、レジストリエディターを閉じて完了です。
方法2:グループポリシーエディターを使う
「gpedit.msc」を実行してローカルグループポリシーエディターを開き、以下の設定場所へ移動します。
ユーザーの構成 > 管理用テンプレート > コントロールパネル > 個人設定

右側の一覧にある「スクリーンセーバーの変更を禁止する」をダブルクリックして、プロパティウィンドウを開きます。
「有効」を選択し、「適用」をクリックしてからウィンドウを閉じます。
この設定により、個人設定やコントロールパネルでスクリーンセーバーのダイアログが開かなくなります。
また、ユーザーがコントロールパネルを使ってコンピューターのスクリーンセーバーを追加・構成・変更することもできなくなります。ただし、スクリーンセーバー自体の実行は妨げられません。
以上で設定完了です!なお、これらの変更は後から元に戻すことも可能です。ぜひ試してみて、お使いの環境で正しく機能するか確認してみてください。
ヒント:デスクトップの背景(壁紙)の変更を禁止したい場合は、関連記事でその手順についても詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。
-
Windows 10でマウスポインターの変更を禁止する2つの方法(グループポリシー・レジストリ)
マウスポインター(マウスカーソル)は、GUI(グラフィカルユーザーインターフェース)上の要素を操作するために使われる、移動可能な画像のことです。既定では矢印型で表示され、マウスのプロパティから別のデザインに変更することもできます。さらに、インターネットから新しいカーソルを追加してカスタマイズするユーザーも少なくありません。しかし、管理者としては、標準ユーザーが勝手にマウスポインターを変更できないようにしたいケースもあるでしょう。本記事では、マウスポインターの設定を無効化する方法を2つ紹介します。設定を無効にすると、マウスのプロパティウィンドウから「ポインター」タブが削除され、ユーザーはカーソル
-
Windows 10でユーザーによるパスワード変更を禁止する方法【4つの手順を解説】
Windowsには、ログインパスワードやパスワードの有効期限(最小・最大期間)など、オペレーティングシステムに不可欠なセキュリティ機能が数多く搭載されています。しかし、管理者アカウントが1つしかないPCで多数のユーザーアカウントを管理する場合に問題が発生します。例えば、パスワードの最小有効期間を設定しても、ユーザーが頻繁にパスワードを変更すると忘れてしまうことが増え、管理者の負担が大きくなります。また、コンピュータ室のPCのように多くのユーザーや子供が同じPCを使う環境では、あるユーザーが勝手にパスワードを設定してしまい、他のユーザーがログインできなくなるトラブルを防ぐためにも、Windows