Windows Modules Installer Worker(TiWorker.exe)のCPU・ディスク使用率が高いときの対処法
Windows 11/10/8/7でよく見られる問題のひとつに、原因不明のディスク使用率の急上昇があります。ひどい場合にはシステム全体の動作がフリーズしてしまうことも。タスクマネージャーを確認すると、Windows Modules Installer WorkerのCPUおよびディスク使用率が異常に高くなっている――場合によっては50%を超える――ケースが少なくありません。
Windows Modules Installer Worker(TiWorker.exe)とは?
Windows Modules Installer Worker(略称:WMIW、プロセス名はTiWorker.exe)は、Windows Updateサーバーから新しい更新プログラムを確認し、PCにインストールするためのシステムプロセスです。このプロセスは動作中にシステムへ大きな負荷をかけ、ディスク使用率を100%近くまで押し上げて、他のアプリやプロセスをハングアップ・フリーズさせることがあります。再起動しても症状が消えず、放置しても自然には解決しないのが厄介な点です。
CPU・ディスク使用率が高いときの7つの対処法
Windows 11/10でWindows Modules Installer WorkerのCPU・ディスク使用率が高い場合は、以下の方法を順番に試してみてください。
- 自動メンテナンスが実行中かどうかを確認する
- Windows Updateが実行中かどうかを確認する
- アンチウイルスソフトでマルウェアスキャンを行う
- TiWorker.exeプロセスを終了させる
- Windows Updateのトラブルシューティングツールを実行する
- SFCとDISMを実行する
- Windows Updateの自動実行を無効にする
それでは、各方法を詳しく見ていきましょう。
1. 自動メンテナンスの実行状況を確認する
まず、Windowsの「自動メンテナンス」タスクが実行中でないかを確認しましょう。実行中であれば、完了まで数時間程度待つ余裕を持たせるのがおすすめです。設定は「コントロールパネル > すべてのコントロールパネル項目 > セキュリティとメンテナンス > 自動メンテナンス」から確認できます。
2. Windows Updateの実行状況を確認する
Windows Updateがダウンロードやインストールを実行している間も、使用率は高くなります。まずはしばらく様子を見ましょう。Updateが動いていないようなら、手動で更新プログラムを確認し、提供されていればインストールしてください。
3. マルウェアスキャンを実行する
マルウェア感染が原因でシステムリソースが消費されている可能性もあります。アンチウイルスソフトでフルスキャンを実行し、脅威がないかチェックしておきましょう。
4. TiWorker.exeプロセスを終了させる
タスクマネージャーからTiWorker.exeを右クリックして「タスクの終了」を選択し、PCを再起動して改善するか試してみてください。ただし、この方法では問題が再発する可能性が高い点に注意が必要です。根本的な対策としては、後述のサービス設定変更が必要になります。
5. Windows Updateのトラブルシューティングツールを実行する
Windowsに標準搭載されている「Windows Update」トラブルシューティングツールを実行すると、更新プログラムに関する不具合を自動的に検出・修復できる場合があります。「設定 > システム > トラブルシューティング > その他のトラブルシューティングツール」から実行できます。
6. SFCとDISMを実行する
システムファイルの破損が原因の場合もあります。管理者権限でコマンドプロンプトを開き、「システムファイルチェッカー(SFC)」と「DISM」ツールを実行して、破損したシステムファイルの置き換えやシステムイメージの修復を行いましょう。
sfc /scannow
DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth
7. Windows Updateの自動実行を無効にする
上記の方法で改善しない場合は、Windows Updateの自動実行を無効にするという選択肢もあります。手順は以下の通りです。
「Win + R」キーで「ファイル名を指定して実行」を開き、「services.msc」と入力してEnterキーを押し、サービス管理ツールを起動します。
一覧(アルファベット順)から「Windows Modules Installer(Windows モジュール インストーラー)」を探してダブルクリックし、設定画面を開きます。スタートアップの種類が「自動」になっているので、「手動」に変更してください。
続けて、同じウィンドウ内で「Windows Update」サービスを探し、ダブルクリックして設定を開きます。先ほどと同様に、スタートアップの種類を「自動」から「手動」に変更します。
Windows 8.1やWindows 7をお使いの場合は、「コントロールパネル」を開いて「Windows Update」→「設定の変更」と進みます。
設定を「更新プログラムを確認するが、ダウンロードとインストールを行うかどうかは選択する」に変更してください。
Windows 11/10の場合は、グループポリシーやレジストリを使って自動更新を無効化する必要があるため、専用の手順を参照してください。
以上の手順が完了したら、PCを再起動します。これによりWindows Updateは「手動」モードになり、自分で指示したときだけ更新プログラムを確認するようになります。あくまで恒久的な解決策が見つかるまでの一時的な回避策である点には注意しましょう。
また、クリーンブート状態でPCを起動してトラブルシューティングを行うと、原因の特定に役立つことがあります。最後の方法を採用した場合は、毎週こまめに手動で更新プログラムを確認・適用することを忘れないようにしてください。
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