Windows 11/10で隠しファイル・隠しフォルダを表示する3つの方法【初心者向け解説】
この記事では、Windows 11/10/8/7において、エクスプローラーのオプション(フォルダーオプション)、コマンドプロンプト、PowerShellの3つの方法を使って、隠しファイル・隠しフォルダ・隠しドライブや保護されたオペレーティングシステムファイルを表示する方法を詳しく解説します。
通常、Windowsの隠しファイルは日常的に意識する必要はありません。しかし、アプリやシステム設定を変更したい場合など、まれにこれらの隠しファイルへアクセスする必要が生じることがあります。隠しファイルは、エクスプローラーで親フォルダを開いてもそのままでは表示されません。ここでは、最も確実な2つの方法である「エクスプローラーのオプション」と「コマンドラインツール」を使った表示手順を順番にご紹介します。
方法1:フォルダーオプションから隠しファイルを表示する

まずは最も一般的な方法です。コントロールパネルから「エクスプローラーのオプション」(Windows 8.1/7では「フォルダーオプション」と呼ばれます)を開きます。
基本の手順
- 「エクスプローラーのオプション」を開く
- 「表示」タブをクリックする
- 「隠しファイルと隠しフォルダ」の項目を探す
- 「隠しファイル、隠しフォルダー、および隠しドライブを表示する」を選択する
- 「適用」をクリックして「OK」で閉じる
Windows 11でのフォルダーオプションの開き方
Windows 11では、以下の手順でも同じ画面を開けます。
- エクスプローラーを起動します。
- ツールバーの「…(3点リーダー)」をクリックし、「オプション」を選択します。すると「フォルダーオプション」ウィンドウが開きます。

- 「表示」タブを開き、「隠しファイル、隠しフォルダー、および隠しドライブを表示する」のラジオボタンを選択します。

- 「適用」→「OK」をクリックして完了です。
代替方法:エクスプローラーのメニューバーから切り替える
もっと手軽に切り替えたい場合は、リボンメニューからの操作が便利です。
- Windows 11の場合: エクスプローラーを開き、「表示」→「表示」→「隠し項目」にチェックを入れます。

- Windows 10の場合: エクスプローラーを開き、「表示」タブにある「隠し項目」チェックボックスをオンにします。チェックを外せば再び非表示に戻ります。

ちなみに、この画面から「フォルダーと検索のオプションの変更」ダイアログを直接開くこともできます。
保護されたオペレーティングシステムファイルを表示する
システムに関わる重要な隠しファイルまで表示したい場合は、フォルダーオプションの「表示」タブにある「保護されたオペレーティングシステムファイルを表示しない(推奨)」のチェックを外し、「適用」をクリックしてください。警告ダイアログが表示されますので、内容を理解した上で「はい」を選択しましょう。確認後は必ず設定を元に戻すことをおすすめします。
方法2:コマンドプロンプトで隠しファイルを表示する

コマンド操作に慣れている方には、コマンドプロンプトを使う方法が効率的です。手順は以下の通りです。
- スタートメニューで「コマンドプロンプト」を検索し、「管理者として実行」を選択します。
- 隠しファイルを調べたいフォルダの場所を確認します。ここでは例としてC:ドライブを使用します。
cdコマンドで目的の場所へ移動します。
cd C:\
- 続いて、以下のコマンドを入力すると、指定した場所内のすべての隠しファイルが一覧表示されます。
dir /adh
このコマンドにより、C:ドライブ内の隠しファイルがすべて表示されます。目的の情報に応じて、dirコマンドには以下のようなオプションを組み合わせられます。
/a– 隠しフォルダのみを表示/a:d– すべてのディレクトリを表示/a:h– 隠しファイルのみを表示/adh– 上記すべてを組み合わせて表示(本記事で使用したオプション)
方法3:PowerShellで隠しファイルを表示する

- スタートメニューで「PowerShell」を検索し、管理者として実行します(Win+Xキーのパワーユーザーメニューからも起動できます)。
- 基本的な流れはコマンドプロンプトとほぼ同じです。
cdコマンドで目的の場所へ移動します。 - 移動先で以下のコマンドを実行すると、その場所にあるすべての隠しファイルが表示されます。
dir -Force
- ドライブのルート直下ではなく、特定のサブフォルダ内を調べたい場合は、cdコマンドにフォルダ名を追加します。例:
cd C:\Program Files - そのフォルダ内に入ったら、以下のコマンドを入力またはコピーしてEnterキーを押します。
Get-ChildItem -Filter *.* -Recurse -Force -ErrorAction SilentlyContinue | where { $_.Attributes -match "Hidden"}
このコマンドは非常に大量の隠しファイルやフォルダを返す可能性があり、画面上で読み取るのが困難になることがあります。
そのような場合は、コマンドの末尾に >log.txt を追加してください。結果がすべて「log.txt」というテキストファイルに保存され、後からゆっくり確認できるようになります。
Get-ChildItem -Filter *.* -Recurse -Force -ErrorAction SilentlyContinue | where { $_.Attributes -match "Hidden"} >log.txt
ヒント: その他の方法として、attrib.exeコマンドを使ってファイル属性を変更したり、隠しファイルを表示させたりすることも可能です。
うまく表示できないときの対処法
- 「隠しファイル、隠しフォルダー、および隠しドライブを表示する」オプションが見つからない・選択できない場合は、レジストリの修正で解決できることがあります。
- また、フリーツール「FixWin」を利用するのも一案です。[Explorer]セクションに対処用の修正機能が用意されています。
隠しファイルの表示はシステム設定の変更に役立つ一方、誤って重要なファイルを削除・変更してしまうリスクもあります。作業が終わったら、必ず設定を元の状態(「隠しファイルを表示しない」)に戻しておきましょう。
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