Windows 11のリリース日・無料アップグレード・必要スペックを徹底解説
Microsoftは世界に向けてWindows 11を正式発表しました。このニュースは世界中のテックコミュニティで大きな話題となり、新OSがもたらす機能への期待と憶測が飛び交っています。本記事では、Windows 11のリリース日、価格、システム要件など、現時点で判明している情報を詳しくまとめてご紹介します。
Windows 11のリリース日と提供時期
Insider向けプレビュービルドの提供開始
Microsoftは6月24日に新OS「Windows 11」を発表し、多数の新機能を披露しました。新しいWindows OSのバージョンと同様に、Windows Insiderプログラムに参加しているユーザーは、一般公開に先駆けてWindows 11を体験できる予定です。
Windows Insiderの公式Twitterアカウントによると、最初のWindows 11 Insider Previewビルドは翌週に配信されることが確認されています。具体的な日程は明示されていないものの、テストビルドは当月28日にロールアウトされるとの噂でした。また、MicrosoftはInsiderプレビューに向けてPCを準備するための手順も公開しています。
2021年秋にWindows 11とWindows 10 21H2を出荷へ
Windows 11がプリインストールされたOEM製PCは、年内、おそらくホリデーシーズン中に店頭に並ぶ見込みです。
MicrosoftはTwitterで次のように発信しています。
Windows 11は2021年の後半にリリースされ、数か月かけて展開されます。現在利用されているWindows 10デバイスへのアップグレードの展開は、2022年上半期から開始されます。
さらにMicrosoftは、Windows 10 21H2をWindows 11とともに今年の秋に出荷すると述べています。公式発表こそありませんが、Windows 10 21H2がWindows 10の最後のメジャーアップデートになるとみられています。
更新情報: Windows 11は2021年10月5日に正式リリースされました。
Windows 11の価格
多くの方が気になっていたのが価格です。ここで朗報です。MicrosoftはWindows 11を無償で提供します。既存のWindows 10ユーザーは、正式なグローバルリリース後、Windows 11が無料アップグレードとして表示されます。インストール手順も特別なものではありません。ホリデーシーズン頃にリリースされたら、「設定」の「更新とセキュリティ」セクションから最新のアップデートをPCにインストールするだけで完了します。
また、Microsoftは新OS登場時に付きまといがちなライセンス関連の手続きについても配慮しています。ライセンス済みのWindows 10ユーザーは、追加のライセンス要件を満たす必要は一切ありません。
Windows 11のハードウェア要件
アップグレードに飛びつく前に、自分のPCがWindows 11に対応しているかどうかを確認することが重要です。PC正常性チェック(PC Health Check)ツールを使えば、最小要件を満たしているかどうかをスキャンできます。ただしこのツールは最も基本的な要件しかチェックしないため、注意が必要です。Windows 11には比較的高いハードウェア性能を求める機能が含まれているため、事前に確認しておくことをおすすめします。
主なハードウェア要件は以下の通りです。
- 互換性のある64ビットプロセッサまたはSoC(System on a Chip)上で動作する、クロック1GHz以上・コア数2以上のプロセッサ(32ビットシステムのユーザーはWindows 10を使い続ける必要があります)
- 64GB以上のストレージ
- 9インチより大きいHD(720p)対応ディスプレイ
- DirectX 12以降およびWDDM 2.0ドライバーに対応したグラフィックスカード
Windows 11のシステム要件については、機能別の最小構成と推奨構成を詳しく解説した記事も参考になります。前提条件に関する疑問はそちらで解消できるでしょう。
個人的に最も注目しているのは、AndroidアプリをWindows 11上で実行できるようになる点です。これはAmazon Appstoreによって実現されます。特別イベントでは、Windows 11に同梱されるMicrosoft Store経由でAndroidアプリをダウンロードできるようになるというサプライズも発表されました。
もう一つ興味深い発表があります。それは、Windows 11では年1回の機能更新プログラムのみが提供されるという方針です。2015年にWindows 10が発表された際、Microsoftは年2回の機能更新を実施すると宣言していました。今回の方針により、パッチや修正を目的とした定例の累積更新プログラムは従来どおり年間を通じて配信され、機能更新もこれまでと同じ方法で提供されます。ただし、今回は更新プログラムのサイズが大幅に小さくなる点が大きな特徴です。
また知っておくべき点として、Windows 11は32ビット(x86)版のサポートを廃止しました。これにより、32ビット版Windows(NT)上でMS-DOSアプリや16ビットWindowsアプリをネイティブ実行するために使われてきたNTVDMやWoWといった技術の歴史に幕が下ろされることになります。
参考までに、Windows 11には毎月の累積的なセキュリティ更新プログラムが提供されますが、そのサイズはWindows 10の累積更新プログラムよりも最大40%小さくなっています。
Windows 11はWindows 10よりも多くのディスク容量を消費する?
いいえ。Windows 10とWindows 11が必要とするディスク容量はほぼ同じです。ただし、アップグレード処理の間は一時的に追加の空き容量が必要になります。この余分なディスク領域は、アップグレード完了から約10日後にWindowsが自動的にクリーンアップしてくれます。
MicrosoftはWindows 11をホリデーシーズン(年末)までに展開する予定です。非常に期待の持てる大型リリースとなる予感がします。Microsoftの新OSに関する最新情報は、今後も随時お届けしていきますのでお楽しみに。
-
Windows 12のリリース日はいつ?予想される新機能・価格・システム要件を徹底解説
2021年10月に登場したWindows 11からまだ1年も経っていませんが、すでに次期OS「Windows 12」のリリースが噂され始めています。報道によると、Microsoftは2023年から「Moments(モーメンツ)」と呼ばれる新しい開発サイクルへ移行し、年間最大4回、既存バージョンに対して新機能を提供していく計画だといわれています。この記事では、Windows 12のリリース日の予想、噂されている新機能やハードウェア要件など、現時点でわかっている情報を詳しく解説します。Windows 12のリリース日・機能・価格まずは開発サイクルの背景から約3年ごとの開発サイクルは、Windows
-
【完全ガイド】非対応PCにWindows 11を強制インストールする方法|システム要件チェックの回避手順
Microsoftは、数々の新機能と改善、そして全面刷新されたUIを備えた「Windows 11」をリリースしました。最新のWindows 10が動作している互換性のあるデバイスであれば、無料でアップグレードできます。しかし今回はMicrosoftがシステム要件に非常に厳格になっており、非対応のPCにはWindows 11をインストールできない仕様になっています。Windows 11では第8世代以降のIntelプロセッサーが必要で、さらにTPM 2.0も必須です。これらを満たしていないPCでアップグレードを試みると、「このPCでは現在Windows 11のシステム要件を満たしていません」という