【Windows 11/10】ノートPCでバッテリー残量低下の通知が表示されないときの対処法
WindowsノートPCが警告もバッテリー残量低下の通知もなしに突然シャットダウンしてしまう場合は、この記事の対処法を試してみてください。Windows 11/10 PCが即座にシャットダウンする原因はさまざまですが、この問題とその解決策について詳しく見ていきましょう。
Windows 11/10でバッテリー残量低下の通知が表示されない
通常、ノートPCはバッテリー残量が少なくなると警告メッセージを表示します。一般的には2段階の警告があり、1つ目はバッテリー残量が少なくなったとき、2つ目は残量が危険なレベルに達したときに表示されます。これにより、作業内容を保存したり、すぐに充電器を接続したりすることができます。これらの警告が表示されない場合は、PCの設定を確認する必要があります。
Windows 11/10ノートPCが警告なしにシャットダウンする
バッテリーや電源設定を確認する前に、PCが本当にバッテリー残量不足によってシャットダウンしているのかを切り分けましょう。ノートPCが突然シャットダウンする原因は、ほかにもいくつか考えられます。
確認するには、充電器を接続した状態でPCを使用し、それでも警告なしにシャットダウンするかどうかをチェックしてください。シャットダウンしないのであれば、問題は間違いなくバッテリーまたは電源設定にあります。原因は大きく分けて2つ、「電源プランの設定が正しくない」か「バッテリー自体の故障」のどちらかです。
バッテリー残量低下の通知が機能しないときの対処法
Windows 11/10ノートPCでバッテリー残量低下の通知が表示されない場合は、以下の方法を順に試してください。
- 電源のトラブルシューティングツールを実行する
- 電源プランを既定値に戻す
- 電源プランの設定を確認する
- 新しい電源プランを作成する
- バッテリードライバーを再インストールする
1. 電源のトラブルシューティングツールを実行する
まずはWindowsに標準搭載されている「電源」のトラブルシューティングツールを実行しましょう。このツールは、Windowsの電源プランを自動的に診断し、タイムアウトやスリープの設定、ディスプレイ設定、スクリーンセーバーなど、消費電力に影響を与えるシステム設定を検出して、既定の設定へ復元してくれます。
2. 電源プランを既定値に戻す
[コントロールパネル] > [すべてのコントロールパネル項目] > [電源オプション] > [プラン設定の編集] を開き、「このプランの既定の設定を復元」をクリックして、電源プランを初期状態に戻します。登録されているすべての電源プランに対して同じ操作を行ってください。
3. 電源プランの設定を確認する
WindowsノートPCの既定の電源プランには、「バッテリー残量低下レベル」と「バッテリー残量切迫(クリティカル)レベル」の値があらかじめ設定されています。
電源プランを確認・変更するには、電源オプションを開く必要があります。タスクバーのバッテリーアイコンを右クリックし、[電源オプション] を選択しましょう。
コントロールパネルの電源オプションが開いたら、[プラン設定の変更] → [詳細な電源設定の変更] をクリックします。
一覧を下にスクロールして「バッテリー」を開き、「低残量バッテリーの通知」と「バッテリー切迫の通知」が「オン」になっているかを確認してください。ここから「バッテリー残量低下レベル」と「バッテリー残量切迫レベル」の値も変更できます。ドロップダウンメニューから編集でき、既定ではそれぞれ12%と7%に設定されているため、必要に応じて数値を上げてみましょう。
ヒント: 一度20%~25%に設定して、シャットダウンする前に警告メッセージが表示されるかどうかを確認してみてください。
さらに、バッテリー残量が低下したときにPCへどのような動作をさせるかも設定できます。既定では「電池駆動」「電源接続」の両方とも「何もしない」になっていますが、「スリープ」「休止状態」「シャットダウン」の中から、自分の使い方に合わせて変更可能です。

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4. 新しい電源プランを作成する
既定の電源プランに満足できない場合は、Windows 11/10向けにカスタマイズした電源プランを新規作成することもできます。
バッテリーアイコンを右クリックして[電源オプション]を開き、左側のペインにある「電源プランの作成」をクリックします。

好みの設定を選んで「作成」を押せば、オリジナルの電源プランが完成します。
これらの設定を変更しても問題が解決しない場合は、バッテリー本体に不具合が生じている可能性があります。主な原因は以下のとおりです。
- バッテリーセルの故障: ノートPCのバッテリーは複数のセルで構成されています。一部のセルが死ぬと、画面上では充電されているように見えても突然電源が落ちることがあります。この場合の唯一の解決策はバッテリーの交換です。
- バッテリーの経年劣化: ノートPCのバッテリーは約1,000回の充放電サイクルに耐えられるとされていますが、実際にはそれより早く劣化が始まるのが一般的です。劣化が進むとバッテリーの減りが極端に速くなります。こちらも解決策はバッテリーの交換です。
- バッテリーの温度上昇: 冷却システムの不調や通気性の悪さによりバッテリーが高温になると、急速に放電が進み、突然シャットダウンすることがあります。冷却ファンや通風口が正常に機能しているか確認しましょう。応急処置として、一度バッテリーを取り外して冷ましてから再装着し、改善するか試してみるのも有効です。
関連記事: 既定の電源プランのバックアップ/復元方法
5. バッテリードライバーを再インストールする
最後に、バッテリードライバーを再インストールして改善するかどうかを確認しましょう。手順は以下のとおりです。
- ノートPCをシャットダウンする
- 電源コードを抜く
- バッテリーを取り外す
- 電源コードを接続する
- ノートPCを起動する
- WinXメニューを開き、[デバイスマネージャー] を選択する
- [バッテリー] を展開し、「Microsoft ACPI-Compliant Control Method Battery」を右クリックする
- [デバイスのアンインストール] を選択する
- ノートPCをシャットダウンする
- 電源コードを抜く
- バッテリーを装着する
- 電源コードを接続する
- ノートPCを再起動し、Windowsがバッテリードライバーを自動的にインストールするのを待つ
本記事の対処法が、あなたの問題解決に役立てば幸いです。
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