Windowsナレーターの音声を追加ダウンロードする方法【標準機能・サードパーティ対応】
Windows ナレーターは、Windows 10 に搭載されているアクセシビリティ機能のひとつで、視覚に障害のあるユーザー向けのシンプルなスクリーンリーダーとして動作します。
しかし、障害の有無にかかわらず、Windows ナレーターは意外な場面で役立つ機能です。文章を目で追わずに耳で確認できれば、作業効率が上がることもあるでしょう。そこで本記事では、デフォルト以外のナレーター音声(テキスト読み上げ/TTS 音声)を簡単に追加する方法をご紹介します。
Windows ナレーターの音声を変更する方法
実は、新しいナレーター音声を入手するために Windows の外へ出る必要はありません。ナレーターには、デフォルト音声のほかにいくつかの音声が標準で含まれています。
音声を変更するには、「設定」>「簡単操作」>「ナレーター」と進みます。「ナレーターの声を個人用に設定する」の項目にあるドロップダウンボックスから、好みの音声を選択してください。
音声の種類だけでなく、読み上げの詳細も調整可能です。スライダーを操作して、「音声の速度」「音声のピッチ(声の高さ)」「音量」をそれぞれ変更できます。このページの下にはナレーターの動作に関するオプションがさらに並んでいますが、これらは音声そのものには直接関係しないため、ここでは割愛します。
ちなみに、ナレーター以外にも、パソコンに文書を読み上げさせる方法はいくつか存在します。用途に応じて使い分けるのもよいでしょう。
新しい Windows 10 ナレーター音声をダウンロードする
比較的新しいバージョンの Windows 10 では、Microsoft が設定アプリ内から追加のナレーター音声をダウンロードできるようにしました。ただし、これは実質的には「他の言語用の音声パックをダウンロードするためのショートカット」である点に注意が必要です。
前述のナレーター設定ページの「音声の選択」ボックスの下に、「音声の追加」というリンクが表示されているはずです。もし見当たらない場合は、Microsoft の公式サイトから最新版の Windows 10 を適用してから、もう一度確認してください。
「音声の追加」をクリックすると、「時刻と言語」セクションの「音声認識」タブへ自動的に移動します。画面を下へスクロールして「音声の管理」セクションを見つけ、そこでもう一度「音声の追加」をクリックしましょう。すると、音声パックをダウンロードできる言語の一覧が表示されます。
もちろん、自分が理解できない言語の音声は、ナレーターとしてはほとんど役に立ちません。しかし、母国語の「別地域バリエーション」をダウンロードすれば、実用的な活用が可能です。たとえば、アメリカ在住のユーザーであれば「英語 (オーストラリア)」パックをダウンロードすることで、オーストラリア訛りの音声で読み上げさせることができます。
音声パックをダウンロードすると、「インストール済みの音声パッケージ」セクションにそのパックが表示されます。ここで設定アプリを一度閉じ、改めて「ナレーター」の設定画面を開き直せば、新しく追加したパックの音声を選択できるようになっています。
サードパーティ製のナレーター音声で選択肢を広げる
標準機能や追加パックだけでは物足りない場合、より多彩なテキスト読み上げ音声を求めてサードパーティ製ツールを導入するのがおすすめです。Microsoft の公式ページでは、ナレーターのカスタマイズ向けに複数のサードパーティ製音声合成ソフトウェアが紹介されており、いずれも SAPI 5 に対応しています。主なものは以下の通りです。
- Harpo
- CereProc
- NextUp
- Eloquence
- Vocalizer Expressive
これらのツールの多くは有料ですが、高品質なスクリーンリーダーや自然な読み上げ音声がどうしても必要なケースでは、支払う価値は十分にあります。システムに導入した後は、先ほどのナレーター設定と同じメニューから、追加した音声を選択できるようになります。
どうしても無料で試したいという場合は、Zero2000 が提供する無料のテキスト読み上げ音声をチェックしてみてください。
また、逆に「音声をテキストに変換したい」場合は、Windows 向けのおすすめ無料音声認識(音声入力)ツール特集記事もあわせてご覧ください。
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