Windows 10でノートPCの音量を上げる方法|音質まで改善できる3つのテクニック
ノートパソコンの標準スピーカーの音質に不満を感じているなら、その感覚はまったく正しいです。多くの人はシステム音量を上げるだけで満足しがちですが、必ずしも満足のいく結果になるとは限りません。音量バーを最大にしても理想の音質に届かない場合、どうすればよいのでしょうか。
以下で紹介する簡単な方法を実践すれば、WindowsノートPCの音量不足の悩みを根本的に解決できます。Windows 10でノートPCの音量を上げたい方は、ぜひ試してみてください。
1. EqualizerAPOのプリアンプ値を調整する
まず最初に、スピーカーやヘッドホンのプロパティでイコライザー設定を確認しましょう。オーディオデバイスの「プロパティ」を開き、「拡張」タブから設定できます。
次に、無料ユーティリティ「EqualizerAPO」をダウンロードして、サウンドの値を手動で調整します。インストールが完了したら、プログラムが保存されているフォルダを開き、「Config」ファイルをメモ帳で開きましょう。
ここで「Preamp」の値をデフォルト(通常はマイナス値)から10〜20dBに変更します。これはフィルターに正のゲインを設定することを意味します。編集後はファイルを保存して閉じてください。なお、プリアンプ値を上げすぎると音割れの原因になるため、20dBもあれば求めている最大限の音量ブーストには十分すぎるほどです。
続いて「スピーカーのプロパティ」を開き、「詳細」タブに移動します。ここで既定の形式を最大値に変更すれば、スタジオ品質のサラウンドサウンドを楽しめます。
2. FxSound Enhancerを活用する
方法1の手順を実行すれば、ほとんどのノートPCで十分な音量が得られるはずです。しかし、機種によってはスピーカーや安価なヘッドホンの性能がネックになり、物足りなさが残ることもあります。そんなときは「FxSound Enhancer」という外部アプリをダウンロードしてみましょう。サウンドデバイスの制約を補正し、音質を大きく向上させてくれます。あらかじめ、再生デバイスが既定のスピーカーまたはヘッドホンに設定されていることを確認しておいてください。
まずは用意されたプリセットを選ぶのが手軽です。さらに、低音(ベース)、忠実度、残響感、3Dサラウンドといった各周波数帯域を個別に強化することも可能です。
サンプル曲や動画を再生して仕上がりを確認しましょう。最適な聴き心地を得るには、ごくわずかな帯域調整だけで十分です。音量をコントロールしながら増やせるため、全体の音量バランスをしっかり管理できます。ソフトは7日間の無料トライアルがあり、継続利用する場合は39.99ドルで永久ライセンスを購入できます。
3. スマートフォンをノートPCのマイクとして使う
比較的新しいスマートフォンをお持ちなら、そのマイクの品質はパソコン内蔵のものより優れている可能性が高いです。スマホのマイクをノートPCで活用してみましょう。そのためには「WO Mic」というソフトウェアをダウンロードしてインストールします。WO Micクライアントは、音声データを受信して仮想マイクデバイスへ渡す役割を担います。
加えて、WindowsノートPC側にもWO Micのドライバーを正しくインストールする必要があります。
Google PlayまたはApp StoreからWO Micアプリをダウンロードしてください。Wi-Fi経由で接続を有効にしましょう。Bluetooth、Wi-Fi Direct、USBでの接続にも対応しています。
Wi-Fiで接続する場合は、ノートPC上のWO Micクライアントとの接続に使用するIPアドレスを控えておきましょう。
ノートPCでWO Micクライアントを開き、サーバーのIPアドレスをスマホのものに書き換えます。その後、スマホ側でサーバーを起動し、「OK」をクリックして続行してください。
接続が確立したら、WO Micクライアントをスピーカーモードで再生します。これでスマートフォンをノートPCのマイクとして使えるようになり、驚くほど大きな音量が得られます。
まとめ
お気に入りの映画や音楽が、以前ほど大きくクリアに聞こえなくなることは珍しくありません。本記事で紹介した方法を活用すれば、ノートPCの音量を効果的に上げ、標準の音質もぐっと改善できるはずです。まずは無料で試せるEqualizerAPOから始めてみてはいかがでしょうか。
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