Windows Update後の自動再起動を防ぐ方法|ローカルグループポリシーエディターの設定手順
Windows 7はWindows XPやVistaと比べれば格段に使いやすくなったOSですが、一つだけ変わらない不満があります。それは更新プログラムの適用後に、システムが勝手に再起動してしまうことです。Linuxのように再起動なしでアップデートできる環境に慣れている方や、作業中の重要なファイルがたくさん開いていて、なかなか再起動できないという方も多いのではないでしょうか。そこで本記事では、Windows Update後の自動再起動を防ぐための設定方法を詳しく解説します。
自動再起動を無効にする基本手順
まず、スタートメニューの検索ボックスに以下のコマンドを入力して、Enterキーを押します。
gpedit.msc

するとローカルグループポリシーエディターが起動します。左側のペインから、次の順序で項目をたどってください。
ローカルコンピューターポリシー → コンピューターの構成 → 管理用テンプレート → Windowsコンポーネント → Windows Update
次に、右側のペインに表示される「スケジュールされた自動更新のインストール後、ログオンしているユーザーがいる場合には自動的に再起動しない」という項目をダブルクリックします。

設定画面が開いたら「有効」を選択し、「適用」をクリックしてから「OK」で画面を閉じます。これで、ログイン中のユーザーがいる間は自動再起動が行われなくなります。

再起動を完全に無効にしないための調整方法
自動再起動を完全にオフにするのではなく、「邪魔にならない程度に控えめにしたい」という方には、以下の調整方法がおすすめです。
1. 再起動までの時間を遅らせる
更新後の再起動までの既定の待ち時間は15分です。この時間は自分の好みに合わせて変更できます。「スケジュールされたインストールの再起動を遅らせる」をダブルクリックし、「有効」にチェックを入れて、左下の欄で待ち時間を指定してください。

2. 再起動の再通知間隔を変更する
自動更新は、再起動を促すメッセージを一定間隔で繰り返し表示します。既定の間隔は10分です。作業中に何度も通知が表示されて煩わしい場合は、この間隔を長めに設定しておくとよいでしょう。「スケジュールされたインストールの再起動を再通知」をダブルクリックし、「有効」を選択して、左下の欄で時間を指定します。

3. 起動直後にWindows Updateが動き出すのを防ぐ
Windowsの起動時には、多数のファイルやアプリケーションが読み込まれるため、PCが完全に使える状態になるまで数分待たされることがあります。自動更新もその一つで、既定ではシステム起動から1分後にバックグラウンドで動き始めます。この待ち時間を15分など長めに設定すれば、起動直後の動作を軽くできます。「自動更新のスケジュールされたインストールを再スケジュールする」をダブルクリックし、「有効」を選択して、左下の欄で時間を指定してください。

まとめ
ローカルグループポリシーエディターには、今回紹介した以外にもさまざまな設定項目があります。自動更新を完全に無効化しない限り、PCに深刻な影響を与えることはほとんどありません。いろいろと試しながら、自分の使い方に合った設定を見つけて、快適な作業環境を整えましょう。
補足: 「gpedit.msc」はWindows 7のProfessional/Ultimate版などで利用できる機能です。Homeエディションでは使用できない点にご注意ください。また、Windows 10/11では「設定」から「アクティブ時間」を指定することで、再起動されない時間帯を設定する方法も用意されています。
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