【Windows 11】近くの共有が動作しないときの対処法7選|実証済みの修正方法で解決
Windows 11には、日々の作業を快適にする便利な機能が数多く搭載されています。そのひとつが「近くの共有(Nearby Sharing)」です。この機能を使えば、近くにあるデバイス同士でファイルやリンクなどをワイヤレスで簡単に共有でき、コラボレーションやデータのやり取りが格段にスムーズになります。
しかし、どんな技術にも予期せぬ不具合はつきもの。「近くの共有」が正常に動作せず、お困りの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
本記事では、Windows 11で「近くの共有」が使えない場合に考えられる原因と、実証済みの対処法をわかりやすく解説します。近くのデバイスが表示されない、接続エラーが出るなど、さまざまなトラブルに対応した内容となっていますので、ぜひ最後までご覧ください。
Windowsの「近くの共有」とは?

「近くの共有」は、Windows 11を含むWindows OSに標準搭載されているワイヤレスファイル共有機能です。BluetoothとWi-Fi Directという2つの技術を組み合わせて、物理的に近い距離にあるデバイス間で直接接続を確立します。インターネット接続が不要な点が大きな特徴です。
この機能を利用すれば、ドキュメント、画像、動画、リンクなど、さまざまなコンテンツをPC、ノートパソコン、タブレット、スマートフォンなどの近くのWindowsデバイスとシームレスに共有できます。複雑な設定やケーブル接続なしでデータ転送ができるため、業務でもプライベートでも非常に便利な機能といえるでしょう。
「近くの共有」が動作しないときの対処法7選
それでは、デバイス間のファイル共有をスムーズに行うためのトラブルシューティング方法を、順番に見ていきましょう。
対処法1:「近くの共有」の設定を見直す
まずは、「近くの共有」の設定が正しく構成されているかを確認しましょう。以下の手順で手動設定が可能です。
- タスクバーの検索アイコンをクリックし、「近くの共有」と入力してEnterキーを押します。
- 「近くの共有」の設定画面が開いたら、「近くのすべてのユーザー」オプションが無効になっている場合は有効に切り替えます。

対処法2:デバイス同士の距離を近づける
「近くの共有」はWi-FiとBluetoothの通信能力を利用しており、これらは本来、短距離通信用の技術です。そのため、Windowsデバイス同士が離れすぎている場合(目安として6メートル=約20フィート以上)、接続の確立や維持が困難になることがあります。
安定した動作を確保するためには、2つのデバイスをできるだけ近づけて配置することをおすすめします。たとえば広い部屋で使用している場合は、両方のデバイスを同じ部屋に置くことで、「近くの共有」のパフォーマンスを最大限に引き出せます。
対処法3:両方のデバイスを同じWi-Fiネットワークに接続する
「近くの共有」はBluetoothとWi-Fi Directを組み合わせてデバイス間の直接接続を確立しますが、ネットワーク環境によっては接続に影響が出る場合があります。トラブルを避けるためにも、両方のデバイスが同じWi-Fiネットワークに接続されていることを確認しましょう。
タスクバーのWi-Fiアイコンをクリックし、必要に応じて接続先を調整してください。
対処法4:BLE(Bluetooth Low Energy)の互換性を確認する
デバイスマネージャーで、お使いのデバイスがBLE(Bluetooth Low Energy)に対応しているかを確認する手順は以下の通りです。
- キーボードの「Win + X」キーを同時に押し、表示されたメニューから「デバイスマネージャー」を選択して起動します。




値が「True」であれば、そのデバイスはBLEに対応していることを意味します。
対処法5:Bluetoothサポートサービスを有効にする
WindowsでBluetoothサポートサービスを有効化するには、以下の手順を実行します。
- キーボードの「Win + R」キーを押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開き、「services.msc」と入力してEnterキーを押します。



これらの手順を完了すると、Bluetoothサポートサービスが有効になり、必要なBluetooth機能がシステム上で利用可能な状態になります。
対処法6:Bluetoothトラブルシューティングツールを実行する
Windows 11には、Bluetooth関連の問題を自動的に診断・修復する組み込みのトラブルシューティングツールが用意されています。以下の手順で実行してみましょう。
- 設定アプリを開き、「システム」カテゴリに移動します。
- 「トラブルシューティング」を選択し、さらに「その他のトラブルシューティングツール」をクリックします。


問題が検出された場合、トラブルシューティングツールが解決策や修正案を提示してくれます。推奨された手順に従うことで、一般的なBluetooth接続の問題を特定・解消できます。
対処法7:Windows Updateをロールバック(アンインストール)する
「近くの共有」に問題が発生しており、直近のWindows 11アップデートが原因の可能性がある場合は、更新プログラムをロールバックしてみましょう。一般的な手順は以下の通りです。
- キーボードの「Win + I」キーを押してWindowsの設定を開き、左側のサイドバーから「Windows Update」セクションに移動します。
- Windows Updateセクション内の「更新の履歴」リンクをクリックします。
- ページの下部までスクロールし、「更新プログラムのアンインストール」を選択します。
- ロールバックしたい最新のWindows 11アップデートを見つけ、その横にある「アンインストール」をクリックします。画面の指示に従ってアンインストールを完了させてください。
- アンインストールが完了したら、PCを再起動します。

これらの手順を実行すると、Windows 11はアップデート前の以前のバージョンに戻ります。
まとめ
Windows 11で「近くの共有」が動作しない場合でも、慌てる必要はありません。本記事では、よくある問題とそのシンプルな解決策を紹介しました。
これらの対処法とトラブルシューティング手順を活用すれば、「近くの共有」のメリットを最大限に取り戻し、Windowsデバイス間のコラボレーションやコンテンツ転送をより快適に行えるようになるでしょう。
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