無料で使えるAI動画ウォーターマーク除去ツール2選を実際に試してみた結果
クイック回答
- vmakeの公式サイトを開き、ウォーターマーク付きの動画をアップロードするオプションをクリックします。
- たまに使う程度であれば、このようなツールは非常に便利な選択肢です。
- AI動画生成ツールや動画編集ソフトを使う際の課題の一つは、完成した動画にウォーターマークが残ってしまうことです。
コンテンツ制作は大きく進化し、誰でも手軽に取り組めるようになりました。これを支えているのが、時間のかかる作業を効率化してくれる数々のツールです。しかし、AI動画生成ツールや動画編集ソフトには一つ悩ましい問題があります。それは、仕上がった動画にウォーターマークが残ってしまうことです。こうしたサービスを支援するのは良いことですが、「一度しか使わない」と分かっているケースもあり、そのためだけにサブスクリプション契約するのは割に合わないこともあるでしょう。そこで今回は、動画からウォーターマークを除去できるAIツールをいくつか実際にテストしました。

動画からのウォーターマーク除去はなぜ難しいのか
画像と比較すると、動画からのウォーターマーク除去ははるかに複雑です。画像であれば切り抜きや消去機能で簡単に対処できますが、動画の場合は画質劣化につながる恐れがあります。また、ウォーターマークが動く被写体の上に重なっていることも多く、単純にぼかす処理も映像全体の見栄えを損なうためおすすめできません。
最大の課題は、画像とは異なり動画はフレームごとに映像が変化し続けるという点です。多くのツールは、ウォーターマークの位置にピクセルをフレームごとに再生成することが苦手です。それでは、AIツールはどのように動画のウォーターマークを除去しているのか、実際に確認していきましょう。
1. Vmake
Vmakeは、画像から動画の生成や文字起こしなど多彩な機能を備えたオールインワン型のAI動画編集ツールです。既存の動画からウォーターマークを除去する機能もあります。公式サイトはvmake.aiです。
手順1. vmakeのサイトを開き、ウォーターマーク付きの動画をアップロードするオプションを選択します。

手順2. 動画のアップロードが完了すると自動的に処理が始まり、結果が表示されます。動画の長さにかかわらず、ウォーターマークが除去された動画の先頭5秒間をプレビューとして無料でダウンロードできます。フル尺の動画をダウンロードするには有料プランへの加入が必要です。

同サイトは宣伝どおりに機能しますが、用途は限られています。動画内のBロールとして使える短いクリップのウォーターマーク除去には役立ちますが、長い動画には不向きです。また、動画から字幕を除去することも可能です。ただ、総合的には今回の目的にはあまり合致しませんでした。次のツールはどうでしょうか。
2. EzRemove.AI
EzRemoveは、無料版でも使える背景除去機能で人気を集めているツールです。動画からウォーターマークを除去する機能も備えており、公式サイトezremove.aiからノートPCなどさまざまな環境でアクセスできます。
手順1. EzRemoveのサイトにアクセスし、ウォーターマークを除去したい動画をアップロードします。

手順2. アップロード後、ウォーターマークがある範囲を選択し、「Remove Watermark (free)」ボタンをクリックします。

手順3. 処理が実行され、しばらくすると結果が表示されます。動画の準備が整ったら、そのままダウンロードしましょう。

EzRemoveは比較的長めの動画のダウンロードにも対応しており、ショート動画向けコンテンツの制作に便利です。ただし、こちらも使い勝手には制限があります。初回に10クレジットが付与され、サイトへログインすることでさらに10クレジットを獲得できます。1クレジットは動画2秒に相当します。毎日のチェックイン報酬で追加クレジットがもらえるので、こまめに活用するのがおすすめです。
たまに使う程度なら非常に優れた選択肢ですが、頻繁に利用したい場合はクレジットを購入するか、別のメールアドレスでアカウントを作り直す必要があります。
よくある質問
Q. ウォーターマーク除去をすると、動画の音声に影響はありますか?
いいえ。音声は一切変更されず、音質も元のまま維持されます。ウォーターマーク除去は映像のフレームにのみ作用します。
Q. 長い動画のウォーターマークも除去できますか?
ほとんどの無料ツールでは、長い動画のウォーターマーク除去は困難です。再生時間の制限に加えて、アップロードできるファイルサイズにも上限が設けられています。
まとめ
これらのツールを利用する際は、いくつか留意すべき点があります。AI動画生成ツールや動画編集プラットフォームで自分自身が制作したコンテンツのウォーターマークを除去するのは問題ありません。しかし、ストックフッテージや映画、他人が所有する動画からウォーターマークを取り除くことは、著作権侵害に該当する可能性があります。商用目的で利用すれば法的トラブルに発展しかねないため、必ず倫理的な範囲で活用しましょう。
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