Ignite 2022:Microsoft 365に統合アプリが登場、Loop・Teams Premiumなど新機能を多数発表
Microsoft Ignite 2022で発表されたMicrosoft 365の新たな統合アプリ
Microsoftは「Microsoft Ignite 2022」イベントにおいて、Microsoft 365に関する数々の発表を行いました。中でも注目すべきは、新しい統合アプリの登場です。このアプリには、自宅でもオフィスでも生産性の高い一日を過ごすために欠かせない、お気に入りのアプリがすべて詰まっています。
具体的には、Excel、Teams、Word、PowerPoint、Outlookといったアプリが1つにまとめられ、アクセシビリティが大幅に向上します。さらに、Microsoft独自のFluid Frameworkを活用して各種Loopコンポーネントを管理できる「Microsoft Loop」などの新アプリも搭載予定で、よく使うサードパーティ製アプリケーションの追加にも対応します。また、新しいWindows 365アプリを使えば、タスクバーやスタートメニューから直接クラウドPCへアクセスできるようになります。
Ciscoとの提携とTeams Premiumの新機能
さらにMicrosoftはCiscoとの提携も発表し、ユーザーがCisco製会議デバイス上でTeamsをネイティブに実行できるようになります。
また、有料プラン「Teams Premium」には、AIを活用した仮想アシスタント機能「Intelligent Recap」が搭載されます。このツールは会議からタスクを作成し、パーソナライズされたハイライトを共有してくれます。加えて、40言語をサポートするライブ翻訳字幕機能も含まれており、あらゆる参加者が会話についていける環境を実現します。
会議内コラボレーションがさらに進化
以前より報じられていた通り、Teams内でExcelファイルの共同作業・編集を可能にする「Excel Live」は、11月に提供開始される見込みです。また、現在プレビュー中の「Teams Live Share」を使えば、Teamsの会議ウィンドウから直接、共有中のアプリに対して注釈付けや操作、共同編集が行えます。
「Together Mode(トゥギャザーモード)」も強化され、参加者への座席割り当てが可能になったほか、会議ステージにピン留めすることで全員が簡単に表示を確認できるようになりました。
Microsoft Placesでハイブリッドワークを支援
Microsoftは新ツール「Microsoft Places」も展開します。これはオフィスの状況を包括的に把握できるサービスで、誰が出社するのか、座席配置、出社時に参加すべき対面会議の設定、チームのスペース予約などを一元管理できます。リーダーはチームのスペース活用状況を把握することで、不動産投資の効果を最大化できるでしょう。
さらに、TeamsとOutlook両方で利用できる新機能により、対面会議の手配も容易になります。「勤務時間と場所」機能では、時間帯ごとにオフィス勤務か在宅勤務(リモートワーク)かを設定・変更できます。
Teamsチャンネルのカスタマイズとコミュニケーション強化
Teamsチャンネルでは、最新の投稿が上部に表示されるため、やり取りがしやすくなります。チャンネルのカスタマイズ機能も追加されました。また、800種類ものリアクション絵文字が導入され、チャットでの感情表現が豊かになります。さらに「ビデオクリップ」機能では、短い録画動画を送信でき、よりパーソナルなコミュニケーションが可能です。
LoopアプリとEdge Workspacesの提供開始
Microsoftは、ワークスペース・ページ・コンポーネントを備えた「Loopアプリ」をローンチします。これらはMicrosoft 365アプリ全体で利用可能です。LoopにはTeams経由でのDynamics 365統合も含まれており、TeamsチャットをしながらDynamics 365のレコードにLoopコンポーネントを挿入できます。
同時に、Edgeブラウザ向けに「Edge Workspaces」も登場します。このツールにより、同じプロジェクトに関わるメンバーは、共有ブラウザタブとして同一のファイルやWebサイトを一箇所で確認できるようになります。
Adaptive CardsとIntuneのセキュリティ強化
「Adaptive Cards」の活用により、組織は業務プロセスを日々の仕事の流れに組み込み、生産性を高める新しい体験を提供できます。開発者はこのツールを通じて、複数アプリケーションのインタラクティブなコンテンツをTeamsの単一インターフェースに統合可能です。
最後に、Microsoftは管理ツール群「Intune」にも多くの新機能を追加します。これらは組織のリソースを保護し、アクセス権限を適切に制御するために設計されています。
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