Windows 10 / 11でBIOS(UEFI)設定画面に入る2つの方法を徹底解説
PCのBIOS(またはUEFI)設定画面に入ることができれば、日時の調整やCPU関連の設定変更など、コンピュータの低レベルな設定を幅広くカスタマイズできます。BIOS(Basic Input Output System:基本入出力システム)に入れさえすれば、こうした操作はすべて可能になります。
そこで本記事では、BIOS設定画面に入るための2つの方法をご紹介します。一度BIOSに入ってしまえば、その後の操作はとてもシンプルです。
BIOSとUEFIの違いとは?
まず押さえておきたいのは、最近のパソコンの多くでは、従来のBIOSがUEFI(Unified Extensible Firmware Interface:統一拡張ファームウェアインターフェース)に置き換えられているという点です。BIOSは16ビットモードでのみ動作し、EPROM(消去可能プログラマブルROM)に保存されているのに対し、UEFIはその近代的で高性能な後継規格といえます。より高速であるだけでなく、大容量ドライブにも対応しています。具体的には、UEFIは32ビット・64ビットの両方で動作し、最大約9ZB(ゼタバイト)もの巨大なストレージ容量をサポートし、「セキュアブート」などのセキュリティ機能も備えています。
日常的には「BIOS」と「UEFI」という言葉が同じ意味で使われることが多いですが(本記事でも便宜上このように表記します)、実際には両者は別物です。つまり、Windows 10やWindows 11で「BIOSに入る」という場合、実際にはPCのUEFI設定画面に入っていることになります。これを踏まえて、具体的な手順を見ていきましょう。
設定アプリからBIOS(UEFI)に入る方法
昔のパソコンなら、電源投入時に特定のキーを押すだけで簡単にBIOSに入れました。起動に数分かかる時代だったため、キー入力のタイミングを逃しにくかったからです。
しかし現在のWindows PCの多くは「高速スタートアップ」機能を採用しているため、昔のように簡単にはBIOSへアクセスできなくなっています。今どきのWindowsでBIOSに入るには、設定アプリを使うのが一般的です。
まず、スタートメニューの検索バーに「settings(設定)」と入力して、最適な結果を選択します。あるいは、Windowsキー + Iを押しても設定アプリを開けます。
次に、システム > 回復の順に移動し、高度なスタートアップの項目にある今すぐ再起動するをクリックします。

するとPCが再起動され、オプションの選択画面が表示されます。そこからトラブルシューティング > 詳細オプション > UEFIファームウェアの設定を選択してください。
最後に再起動をクリックすれば、次回の起動時に直接UEFI/BIOS設定画面が立ち上がります。
ターミナルからBIOS(UEFI)に入る方法
もうひとつの定番の方法が、ターミナルを使ってBIOSを起動するやり方です。手順は以下の通りです。
- スタートメニューの検索バーに「terminal」と入力し、最適な結果を選択してターミナルを開きます。
- Windowsターミナルで以下のコマンドを入力し、Enterキーを押します。
shutdown /r /o /f /t 00

すると「オプションの選択」という新しい画面が開きます。トラブルシューティング > 詳細オプション > UEFIファームウェアの設定へと進み、再起動をクリックしてください。これで、次回の起動時にPCが自動的にBIOS設定画面に入ります。


まとめ:Windows 10 / 11でBIOS(UEFI)に入ろう
以上、Windows 10およびWindows 11でBIOS(UEFI)設定画面に入る方法をご紹介しました。BIOS/UEFIに入れるようになると、ブートデバイスの優先順位変更、仮想化機能の有効化、ハードウェアの状態確認など、さまざまな便利な設定が行えるようになります。BIOSを開く方法はひとつだけではないので、ご自身の環境や作業スタイルに合った方法を選んで活用してください。
-
BIOS設定を初期状態に戻す方法|CMOSバッテリーを使ったリセット手順も解説
BIOSの設定を変更すると、パソコンの動作が改善されることもあれば、逆に不具合が発生してしまうこともあります。うまくいけば問題ありませんが、設定変更によってトラブルが起きてしまった場合でも心配はいりません。BIOS設定を初期状態(デフォルト)にリセットすれば、元通りに復旧できます。この記事では、BIOS設定をデフォルトに戻す方法をわかりやすくご紹介します。 なぜBIOSの設定を変更するのか? 多くの場合、パソコンの調子が悪いときにBIOS設定の変更を試みます。しかし、誤った設定変更はかえって状況を悪化させてしまうこともあります。そのような場合は、設定を初期値に戻すのが最も安全で確実な対処法です
-
Windows 11でBIOS設定画面を開く方法を徹底解説!4つの簡単な手順
Windows 11でBIOS設定を開きたいと思っていませんか? あるいは、CPU温度の確認やファン速度の調整を行いたい方もいるでしょう。 Windows 11には、ユーザーエクスペリエンスを向上させる生産性機能が多数搭載されています。オフィスワーカーが1つの画面で複数のタスクを同時に処理できるのは、非常に便利です。 さらに、Windows 11ではMicrosoftストアが完全に刷新されました。新しいMicrosoftストアではAndroidアプリにアクセスできるようになり、PC上でAndroidアプリを使用できます。 これにより、PCでAndroidツールを活用でき、作業効率がさらに向上し