iWorkをもっと快適に使いこなすための便利テクニック10選
iWork for Macは、Pages、Numbers、Keynoteといったツールで構成されており、Appleデバイス向けのMicrosoft Officeのような存在です。Officeほど知名度は高くありませんが、Appleデバイス上では非常に快適に動作します。iWorkに慣れてきた方なら、次のステップとして便利なテクニックを身につけてみませんか?作業のコツを覚えれば、生産性が向上するだけでなく、日々の作業もぐっと楽になります。
この記事では、Pages、Numbers、Keynoteでの作業を効率化する、実用的なハックやテクニックをご紹介します。
1. オートコレクト設定をカスタマイズする
オートコレクト機能は、誤字脱字のない文章を書くのに役立つ便利な機能ですが、場合によっては煩わしく感じることもあります。独自の辞書に従って勝手に修正されるため、タイピングスピードが落ちてしまうこともあるでしょう。オートコレクトの設定は、「システム環境設定」→「キーボード」→「ユーザ辞書」からカスタマイズできます。この設定はmacOS全体に適用されますが、Pages、Keynote、Numbersなど各iWorkアプリごとに個別の設定を行うことも可能です。その場合は、アプリ内の「環境設定」→「自動修正」から変更できます。また、よく使う文字列の置換リストを自分で作成することもできます。
2. スタイルを使ってオブジェクトの見た目を変える

iWorkアプリには、図形、フォント、色などを組み合わせてオブジェクトの見た目を変えるためのスタイルが用意されています。これらのスタイルは「フォーマット」インスペクタの中にあります。選択できるオプションは、スタイルを適用したいオブジェクトの種類によって異なります。
メディア、テキストボックス、図形には「スタイル」タブが表示され、表スタイルとグラフスタイルはそれぞれ「表」タブと「グラフ」タブの下に表示されます。
スタイルを使用するには、変更したいオブジェクトを選択し、あらかじめ用意されたプリセットスタイルを選ぶだけです。
3. 独自のスタイルを作成する

Numbers、Pages、KeynoteなどのiWorkアプリでは、作業しながらオリジナルのスタイルを作成できます。新しいスタイルを追加するには、保存したいスタイルを持つオブジェクトを選択し、「フォーマット」→「詳細」→「スタイルを作成」をクリックします。
文字スタイル、段落スタイル、リストスタイルを追加したい場合は、少し違う場所にアクセスする必要があります。スタイルリストの右上隅にあるボタンから作成できます。さらに、カスタムスタイルを別のドキュメントにコピー&ペーストすることも可能です。スタイルをコピーしたいオブジェクトを選択して「フォーマット」→「スタイルをコピー」をクリックし、スタイルを適用したいドキュメント側で「フォーマット」→「スタイルをペースト」を選択しましょう。
4. ハイパーリンクを追加する
ハイパーリンクを追加したい場合は、まずリンクを付けたいテキストを選択します。次に「フォーマット」→「リンクを追加」メニューに進みます。また、対象の単語を右クリックして、ジャンプ先のURLを入力する方法もあります。
5. ファイルサイズを圧縮する
iWorkのドキュメントに動画や写真を追加すると、ファイルサイズが大きくなります。これは、オブジェクトをファイルに追加すると、メディアが元のサイズと解像度のまま保存されるためです。圧縮するには、「ファイル」→「詳細」→「ファイルサイズを減らす」をクリックします。すると、どれくらいファイルサイズが削減されるかを示すメッセージボックスが表示されるので、「減らす」ボタンをクリックして処理を開始しましょう。
6. 言語と地域の設定を変更する
iWorkでは、ドキュメントごとに言語と地域の設定を変更できます。この設定により、日付、数値、通貨などの表示形式が変わります。
変更するには、「ファイル」→「詳細」→「言語と地域」をクリックします。システム全体の設定を変えたい場合は、「システム環境設定」→「言語と地域」から行えます。
注意点として、この変更は既存のデータには反映されず、変更後に新しく入力したデータのみが新しい形式で表示されます。
7. ツールをワンクリックで呼び出せるようにする
フォーマットインスペクタには「配置」タブがあり、オブジェクトの位置を正確に変更できます。しかし、タブを切り替えるたびに操作が面倒に感じることもあるでしょう。そんなときは、よく使うツールを整理して常に表示しておくのがおすすめです。「表示」→「配置ツールを表示」をクリックすればOKです。同じ方法で、カラーや画像調整ツールも表示できます。その場合は「表示」→「○○を表示」という順に選択してください。
8. オブジェクトをロックする
編集中に重要なコンテンツやオブジェクトをうっかり動かしたり消したりしたくない場合は、ロック機能を活用しましょう。「配置」→「ロック」を選択するだけで、複数のオブジェクトを一度にロックでき、大切なコンテンツを保護できます。後で移動や編集をしたいときは、「配置」→「ロック解除」をクリックすれば元に戻せます。
9. オブジェクトをグループ化する
ドキュメント作業中に、複数のオブジェクトにまとめてスタイルを適用したり、ひとつのアイテムとして扱いたい場面があるでしょう。そんなときはグループ化が便利です。「配置」→「グループ化」をクリックすると、選択したオブジェクトがひとつにまとまります。グループ内の項目を個別に編集したい場合は、「配置」→「グループ化解除」で元に戻せます。
10. 表示オプションを活用する
表示ツールバーは画面左端にあります。ここには、ルーラー、検索&置換などの機能がまとめられており、使用しているiWorkアプリによっては、特別な機能にもアクセスできます。
以上が、iWorkアプリでの作業をより簡単にするための実用的なテクニックです。ぜひ試してみて、作業効率の向上を実感してみてください。
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