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MacでiPhoneのバッテリー診断を実行する方法

MacでiPhoneのバッテリー診断を実行する方法

日々の充電や使用において、iPhoneはほとんど問題なく動作してくれるものです。しかし、突然シャットダウンしたり、バッテリー残量の表示が急激に変化したり、負荷をかけていないのに発熱するような症状が出た場合は、一度診断を実行してみるのがおすすめです。こうした症状は、バッテリーの寿命が近づいているサインである可能性があります。

幸い、診断は比較的簡単に行うことができ、バッテリー交換が必要かどうかを確認するのに最適な方法です。もちろんApple Storeや正規サービスプロバイダでも診断してもらえますが、店舗が近くにないことも多いため、自分で診断できるのが一番手軽です。しかも、この方法なら製品の保証が無効になる心配もありません。

診断ソフトウェアのインストール

MacでiPhoneのバッテリー診断を実行する方法

まずは無料ツール「coconutBattery」をダウンロードしましょう。ここではcoconutBattery 3.4を使用します。なお、coconutBatteryはmacOS専用のアプリケーションなので、Windowsユーザーの方はMacをお持ちの方に協力してもらう必要があります。

公式ページを下にスクロールすると、「Download 3.4」というリンク(アップデートの状況によっては類似の表記のリンク)が表示されるので、そこからダウンロードします。最新版が自分の環境に対応していない場合は、古いmacOSと互換性のある旧バージョンも提供されているので安心です。

ダウンロードファイルはzip形式で、執筆時点でわずか8.5MBほど。インストールもあっという間に完了します。coconutBatteryの魅力は、その使いやすさと動作の軽さです。CPUに負担をかけたり、ストレージを大量に消費したりすることがありません。

さらに嬉しいことに、coconutBatteryはMac本体のバッテリー診断機能も備えています。

アプリの起動

ダウンロードしたファイルをダブルクリックして開きます。

MacでiPhoneのバッテリー診断を実行する方法

アプリがすぐに起動しない場合は、表示された警告ウィンドウで「開く」をクリックしてください。

MacでiPhoneのバッテリー診断を実行する方法

初回起動時には、coconutBatteryによる自動アップデートの確認を許可しておくのがおすすめです。精度向上や新機能の追加が行われるたびに、すぐに最新の状態で利用できます。

MacでiPhoneのバッテリー診断を実行する方法

データの確認方法

coconutBatteryを起動すると、まずアプリを実行しているMac本体の情報と、バッテリー搭載モデルであればそのバッテリーの状態が表示されます。Mac ProやMac miniなどバッテリー非搭載の機種の場合は、マシンの基本情報のみが表示されます。

MacでiPhoneのバッテリー診断を実行する方法

接続したiPhoneなどのiOSデバイスの情報を確認するには、メニューバーから「iOS Device」を選択します。

MacでiPhoneのバッテリー診断を実行する方法

バッテリーに関する詳細データは画面の下部に表示されます。端末の使用期間、シリアル番号、プロセッサなどの詳細情報を知りたい場合は、「Device details」を選択しましょう。

MacでiPhoneのバッテリー診断を実行する方法

データの読み方

さて、これらの数値は一体何を意味しているのでしょうか?実は、考え方はとてもシンプルです。

充電容量(Charge Capacity)
電力量はmAh(ミリアンペア時)単位で表示されます。筆者のiPhone 6sの場合、設計上は1715mAhの容量ですが、使用による劣化で最大1315mAh、つまり設計値の76.4%まで低下していました。使用期間477日の端末としては想定範囲内の劣化ですが、もし最大容量が設計容量より大幅に低い場合は、バッテリー交換を検討するタイミングです。

充放電サイクル数(Loadcycles)
1ロードサイクルとは、フル放電後にフル充電を1回行うこと、つまり合計100%分の充放電を指します。例えば、残り50%の状態から100%まで充電し、その後50%まで使用すれば、1サイクル完了となります。一般的に、約1000サイクルを超えるあたりでバッテリー容量は設計容量を大きく下回り始めるとされています。サイクル数がまだ少ないにもかかわらず最大容量が大幅に低下している場合は、一度修理窓口に相談することをおすすめします。

まとめ

診断結果でバッテリー状態が良好であれば、おそらく問題ありません。しかし、数値に不安がある場合は、Genius Barの予約を取って点検してもらいましょう。なお、ハードウェア修理は必ずApple正規サービスプロバイダで受けるようにしてください。サードパーティ業者に依頼すると保証が無効になる可能性があります。

ちなみに、Apple Storeでのバッテリー交換の際も、担当スタッフはcoconutBatteryと同様の診断ツールを使って不具合を確認してから修理を行います。

診断結果に問題がないのにバッテリーの減りが明らかに速いと感じる場合は、バッテリー使用状況の確認や省エネ設定の見直しを試してみてください。

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