Windows 10のタスクバーをもっと便利に!知っておきたい6つの高度なカスタマイズ術
Windows 10ではタスクバーにいくつかの小さな変更が加えられましたが、その本質は変わっていません。私たちがよく知り、長年親しんできたあの使い慣れたツールであり続けています。とはいえ、より快適に使うために調整できないわけではありません。この記事では、Windows 10で実現できるさまざまなタスクバーカスタマイズを厳選してご紹介します。
デスクトップモードでのみタスクバーを非表示にしたい、画面の上部に移動したい、検索エンジンを変更したい――そんな要望をお持ちの方も、ぜひ参考にしてください。
読み終えたら、コメント欄でどのカスタマイズが役立ったか、そしてあなた自身の活用法もぜひ教えてください。
タスクバーを移動する
タスクバーの標準位置は画面の下部ですが、デフォルト設定に縛られる必要はありません。慣れるまで少し時間がかかるかもしれませんが、モニターの上下左右の好きな辺に移動できます。移動するには、まずタスクバーを右クリックし、「タスクバーをロックする」にチェックが入っていないことを確認しましょう。チェックが付いている場合は外しておきます。次に、タスクバーの空いている部分を左クリックしたままドラッグして、希望の位置まで移動してください。

以後うっかり動かされたくない場合は、タスクバーを右クリックして「タスクバーをロックする」にチェックを入れれば完了です。ブラウザで複数のタブを開いて作業する際、タスクバーを画面上部に配置すると、タブ切り替えとアプリ切り替えを同じエリアで行えるため意外と便利です。とはいえ、筆者としてはやはり「下部が王道」だと思います。
タスクバーを自動的に隠す
画面の作業領域が限られているなら、タスクバーを非表示にしてスペースを最大化するのがおすすめです。手順は、タスクバーを右クリックして「プロパティ」を選択し、「タスクバーを自動的に隠す」にチェックを入れて「OK」をクリックするだけ。これでタスクバーは画面から消え、マウスカーソルを画面下端に近づけたときだけスッと表示されるようになります。

デスクトップモードとタブレットモードを併用するユーザーの場合、両方のモードでタスクバーが自動的に非表示になります。タブレットでは画面を上へスワイプすれば再び現れます。デバイスごとに挙動を変えたい場合は、Nibbler Appsが提供する「Auto-Hide Taskbar」というアプリを試してみてください。ただし、1.35ドルの有料アプリである点が唯一の難点です。
ツールバーとクイック起動を追加する
タスクバーにツールバーを追加すれば、ショートカットをワンクリックで呼び出せるうえ、一部のプログラムは最小化したままでも操作できるようになります。追加できるツールバーは多彩です。タスクバーを右クリックして「ツールバー」を選択しましょう。デフォルトの選択肢には、デスクトップ上の全項目へ素早くアクセスできる「デスクトップ」や、インターネットのお気に入りへの入り口となる「リンク」があります。さらに、iTunesのように独自のツールバーを持つプログラムもあり、最小化するとタスクバーにミニプレーヤーが表示される仕組みになっています。

Windows 95〜XP時代の「クイック起動(Quick Launch)」ツールバーが恋しい方にも朗報です。Windows 10でも復活させられます。タスクバーを右クリックし、「ツールバー」→「新規ツールバー...」を選択して、フォルダー欄に以下のパスを入力し、Enterキーを押してください。
%userprofile%\AppData\Roaming\Microsoft\Internet Explorer\Quick Launch
続けてタスクバーを右クリックし、「タスクバーをロックする」のチェックを外します。アイコンだけをすっきり表示したい場合は、タスクバー上のQuick Launch部分を右クリックし、「タイトルの表示」「テキストの表示」を順に解除してください。区切り線をドラッグすれば表示領域を広げることもできます。表示するアイコンをカスタマイズするには、「Win + R」キーで「ファイル名を指定して実行」を開き、先ほどのフォルダーパスを入力してEnterキーを押します。開いたフォルダーにショートカットやフォルダーを放り込めば、それらがそのままタスクバーに反映されます。
ジャンプリストを活用する
ジャンプリストは、プログラムごとに異なる項目を表示してくれるコンテキストメニューです。開いているプログラムや、タスクバーにピン留めしたアイコンを右クリックするだけで呼び出せます。たとえばFirefoxのジャンプリストには、よく訪れるページや「新しいウィンドウを開く」といったタスクが並びます。Steamなら、ライブラリやBig Pictureモードへ一発で飛び込めます。

多くのプログラムのジャンプリストに共通するのが、ショートカットを上部にピン留めできる機能です。対応しているプログラムでは、ジャンプリストを開いて目的の項目にカーソルを合わせ、右側のピンアイコンを左クリックするだけで、その項目が常に上部に固定されます。ただし、すべてのジャンプリストがこの機能に対応しているわけではなく、Windows 10にとって新しい機能ではないにもかかわらず、Spotifyのようにショートカット自体が用意されていないプログラムもある点には注意しましょう。
検索エンジンを変更する
Windows 10の目玉新機能のひとつが、パーソナルアシスタント「Cortana(コルタナ)」です。デフォルトでは、Cortanaはタスクバーを占有する新しい検索ボックスに組み込まれています。この検索ボックス自体は優秀で、PC内の検索とWeb検索を同時に行えるのが魅力です。唯一の不満は、オンライン検索にBingが使われる点でしょう。別の検索サービスを愛用している人にとっては、ここがネックになります。

現時点で最も手軽な変更方法は、Firefoxを使うやり方です。ブラウザーを起動し、URLバーに「about:preferences」と入力します。左側メニューから「検索」を開き、ドロップダウンで好みの検索エンジンを選択したうえで、「Windowsからの検索に、この検索エンジンを使用する」にチェックを入れましょう。Chromeユーザーの場合は、Chrometanaというアプリを使えばGoogle・Yahoo・DuckDuckGoから選択できます(ただし、選択肢の豊富さではFirefoxの方法が上回ります)。
7+ Taskbar Tweakerを使いこなす
「7+ Taskbar Tweaker」は昔からある定番ツールですが、最近のアップデートでWindows 10を正式サポートするようになりました。OS標準機能の枠を超えてタスクバーの操作性を拡張できるプログラムです。まず公式サイトからダウンロードし、インストールウィザードに沿って進めれば準備完了です。非常に軽量な作りなので、システムパフォーマンスへの影響はほぼ感じません。

設定できる項目は多彩で、空きスペースをクリックしたときの挙動の変更、プログラムのグループ化方法の調整、従来型の右クリックウィンドウメニューの復元などが含まれます。筆者のお気に入りは、通知領域にマウスカーソルを重ねるだけでホイールが音量調整に変わる機能です。詳細については、Taskbar Tweakerの解説ガイドも併せてご覧ください。
さあ、タスクバーをカスタマイズしよう
タスクバーとシステムトレイはWindowsの代名詞的存在です。サードパーティ製ソフトの力を借りる場面もあるものの、好みに合わせて自由に作り変えられるのがタスクバー最大の魅力といえます。
見た目を変えたい方には、タスクバーの色の変更方法、通知領域の編集術、Windows 7風スタイルの復活テクニックなどをまとめた「タスクバーカスタマイズのコツ」特集もおすすめです。ぜひチェックしてみてください。
あなたが役立つと感じたカスタマイズはどれでしたか? オリジナルの裏技があれば、ぜひコメント欄でシェアしてください!
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