Windows PCでMacの快適さを取り戻す!便利機能を再現する10の方法
筆者は長年Macユーザーでした。所有していた最後のWindowsはXPまで遡ります。しかし最近ゲーミングPCを自作し、OSは当然のようにWindows 10を選択しました。何年もぶりにMicrosoftのOSに戻ってみると、どこか違和感があり、macOSの些細ながら意外な機能が恋しくなる場面が多々ありました。
ここでは、恋しくなった10の機能と、可能な限りそれらをWindowsで取り戻す方法を紹介します。
1. ダッシュ記号(–と—)の入力
ライター兼編集者である筆者にとって、これは大きな問題です。エンダッシュ(–)とエムダッシュ(—)は日常的に使うため、MacでOption + -やOption + Shift + -を押すだけで入力できたのは非常に便利でした。残念ながら、Windowsにはこれらの記号を標準で入力する方法がありません。
使用頻度が低いのであれば、どこかからコピー&ペーストするか、ソフトウェアに自動挿入させる手もありますが、多くのソフトはこの処理が苦手です。
最も良い解決策は「AutoHotKey(AHK)」を使うことです。このアプリを使えば、特定のキー操作を特定の動作に割り当てられます。今回は以下のコードを使用しました:
!-::– return +!-::— return
これでAlt + -を押せばエンダッシュ、Alt + Shift + -を押せばエムダッシュが入力できます。ちなみにAutoHotKeyは非常に強力なツールなので、PCをパワーアップさせるためにぜひ活用しましょう。
2. Enterキーでファイル名を変更
筆者はファイル名の変更がとても頻繁です。記事を執筆している間に、短時間で15個ものファイル名を変更することもあります。Macではファイルを選択してEnterを押すだけでリネームできたのが素晴らしかったのです。指はすでにキーの近くにあるわけですから。一方Windowsでは、Enterを押すとファイルが開いてしまいます。これではまったく役に立ちません。
最善の解決策は、Windowsのショートカットキーを覚えることです。ファイルを選択した状態でF2を押せばリネームできます。AHKを使えばエクスプローラー内でのEnter押下をF2に置き換えることも可能ですが、手間の割に見合わないでしょう。
3. Commandキーの配置
これは単なる慣れの問題かもしれません。しかし筆者はCommandキーの配置が本当に気に入っていました。親指で押せて、A、L、C、V、Tなどよく使うキーにも簡単に届くのです。PCでは同じショートカットをControlキーで実行しますが、こちらは小指で押すことになります。
繰り返しますが、単にMacのキーボードレイアウトに慣れているだけかもしれません。しかし小指は親指より弱いため、人間工学的にも劣るように感じます。ここでもAutoHotKeyが救世主となり、PCキーボードのControlとAltキーを入れ替えられます。忘れないようキーキャップを物理的に入れ替えてしまうのも良いでしょう。
スクリプトはこちら:
LCtrl::LAlt return LAlt::LCtrl return
ただしこの設定は、Windows伝統のAlt + Tabによるウィンドウ切り替えに支障をきたします。AHKで修正することも可能ですが、かなり複雑です。
4. 高速なファイル操作
Finderではフォルダを開くと内容が即座に表示されます。PCでは数秒かかることがあります。WordPressに画像をアップロードするためにフォルダを開く際に、この差は特に顕著でした。Macでは数秒だったのが、PCでは合計10〜15秒近くかかることも。大した差ではありませんが、確実に気になる違いです。
原因は、Windowsがフォルダを特定のファイルタイプ向けに最適化しており、その最適化がフォルダを開く速度を低下させることがあるためです。これを解消するには、任意のファイルを右クリックしてプロパティ > カスタマイズを開き、現在選択されているオプションの代わりに全般項目を選択しましょう。読み込み速度が改善されます。
5. スクリーンショットのショートカット
筆者の仕事では大量のスクリーンショットが必要です。Command + Shift + 4やCommand + Shift + 5を押すだけで撮影できるのは大きな助けでした。プログラムを開く必要はなく、ショートカットを押して範囲を選択すれば、自動的にデスクトップへファイルが保存されます。これ以上ないほどシンプルです。Windowsの切り取り&スケッチ(Snipping Tool)も便利ですが、起動にわずかながら余計な時間がかかります。
多くのスクリーンショットツールにはホットキー機能が備わっています。筆者はLightshotをダウンロードし、Alt + Shift + 4で範囲指定スクリーンショット、Alt + Shift + 5で全画面キャプチャを設定しました。はるかに快適です。(実際、一部の機能はMacの純正ツールよりも優れています。)
6. メッセージ(Messages)
iPhoneを持っている筆者はMessagesアプリを頻繁に使います。Macから直接iPhoneユーザーにメッセージを送れるのは最高の体験でした。しかしPCからはそれができません。調べた限り、良い解決策も存在しないようです。iPadをエミュレートしてデスクトップ版Messagesを使う方法があるそうですが、さすがにやり過ぎ感があります。
どうしてもこの機能が必要なら、別のデスクトップメッセージングアプリを使うのが現実的な選択肢です。Hangouts、WhatsApp、SkypeなどはWindowsデスクトップで問題なく動作します。Messagesほどの使い心地は得られませんが、こればかりはどうしようもありません。
7. メモ(Notes)
同様に、筆者はiPhoneのメモアプリもよく使います。ボードゲームのスコア記録、目にしたもののメモ、原稿の下書きなど、仕事でも私生活でも重宝しています。MacとiPhoneの間でメモが即座に同期されるのは、かけがえのない環境でした。
PCでこれを実現する最良の方法は、ブラウザ経由でiCloudのメモにアクセスすることです(icloud.comにアクセスし、Apple IDでサインインしてメモを起動)。専用アプリほどではありませんが、十分近い使い勝手です。ブラウザ版はデスクトップアプリと同等の機能を備えています。
あるいは、クロスプラットフォーム対応のEvernoteやOneNoteに乗り換えるのも一つの手です。
8. Spotlight
見落とされがちですが、SpotlightはMacの最高機能の一つです。PC内のほぼすべてを検索できるだけでなく、電卓、天気予報、単位変換などもこなします。Macでは常用しており、Windowsに移行してからその有り難みがさらに増しました。
Windows 10ではCortanaが似た役割を果たします。Win + Q(Command + Spaceほど押しやすくはありませんが)でバーを呼び出し、PC内やMicrosoft Storeを検索できます。計算や天気情報の取得も可能ですが、どれもSpotlightほど洗練されていません。
Spotlightのようなファイル検索・起動機能を再現するランチャーアプリ(LaunchyやWoxなど)もありますが、筆者にはCortanaで十分でした。
9. Automator
不当に軽視されがちですが、AutomatorはMacユーザーの武器庫の中でも極めて強力なツールです。筆者はこれを使って、画像ファイルを右クリックしてオプションを選ぶだけで、幅670ピクセルにリサイズしてPNG形式に変換するショートカットを作成しました。Pixelmatorで開いてリサイズし、書き出す従来の作業に比べ、膨大な時間を節約できました。
筆者の用途には「Image Resizer」が最適な代替品でした。画像を右クリックして希望のサイズを選択するだけで拡大縮小できます。Automatorの設定ほど高速ではありませんが、かなり近い使い勝手です。形式変換には対応していませんが、そこは別の解決策で補えます。
10. QuickTimeの画面録画
QuickTimeで画面全体を録画する機能は、デモ動画の作成に何度か役立ちました。しかもiPadの画面も録画できることは、意外と知られていない隠れた魅力です。テクニカルTips系の仕事では、これは非常に有用な機能です。
Windows 10ではXboxアプリで画面録画が可能です。Win + Gでゲームバーを起動し、録画を開始しましょう。iPad画面の録画は少し難易度が上がりますが、「X-Mirage」を使えばPCをAirPlayサーバーとして機能させられます。これによりiOSデバイスの画面をPC画面にミラーリングでき、X-Mirageには録画機能も組み込まれています。QuickTimeほど洗練されていませんが、十分実用になります。
まとめ:Windowsへの移行
OSを乗り換えるのは決して簡単なことではありません。お気に入りの機能やよく使うソフトウェアが恋しくなるのは避けられません。しかし、今回紹介したような工夫やツールを活用すれば、そのギャップは驚くほど埋められます。
あなたのお気に入りのMac機能は何ですか?Windowsで再現できましたか?欲しい機能や再現のコツを、ぜひコメント欄でシェアしてください!
-
Mac版Steamで絶対に遊びたいおすすめゲーム10選
Windows PCでは好きなゲームを簡単にインストールしてプレイできる一方、Macユーザーは長い間、ゲームに関しては我慢してきました。Macは生産性やデザイン面で非常に優れていますが、ゲーミング環境では選択肢が限られていたのが実情です。しかし朗報があります。今ではMacユーザーも「Steam」という革命的なゲームストアを通じて、本格的なゲーム体験を楽しめるようになりました。そこで今回は、Mac版Steamで遊べる特におすすめのゲームを厳選してご紹介します。 Mac版Steamで遊べるおすすめゲーム10選 1. Killing Floor(キリング・フロア) ホラーゲームがお好きなら、まず候補
-
Windows 11 22H2で追加された注目の新機能9選|生産性とセキュリティを高める使い方
私たちはWindowsのアップデートを積極的に推奨しています。最新の例を挙げると、Microsoftは「Windows 11 22H2」アップデートを公開し、生産性とセキュリティを高める魅力的な機能が多数搭載されました。この記事では、実際に試して利用できた機能と、今後使えるようになる予定の機能をご紹介します。 Windows 11 2022 Update(22H2)ですでに使える機能 1. スッキリ整理されたスタートメニュー 「スタートメニュー」を開くと、ピン留めされたアプリやおすすめアプリが大量に表示されて困ったことはありませんか。Windows 11 2022(バージョン22H2)では、ス