Windows 10でシステム言語を変更する方法【表示言語・キーボード・地域設定まで完全解説】
Windows 10のインストール・セットアップ時には、システム言語を選択するよう求められます。うっかり間違えた言語を選んでしまった場合や、別の言語に切り替えたい場合でも、手順さえ把握していれば難しくありません。
本記事では、Windows 10において現在のユーザー、今後作成する新規ユーザー、ようこそ画面それぞれに対してシステム言語を変更する方法、そして追加した言語を既定の言語として設定する方法を解説します。
現在表示されている言語が読めない場合でも、掲載しているスクリーンショットを参考にすれば大丈夫です。アイコンやボタンの配置は、どの言語環境でも共通しています。
Windows 10でシステム言語を変更すべきケース
多くの人は、Windowsの初期セットアップ後に言語を変更する必要はありません。しかし、以下のような場面では変更が役立ちます。
例えば、海外から親戚や友人が来訪し、あなたのパソコンを使いたいというケースです。その場合は、新しい標準ユーザーアカウントを作成し、そのアカウントの言語を相手の好みに合わせて変更するのがおすすめです。
また、新しい言語を学習中で、パソコンの表示をその言語に切り替えて実践的に練習したい場合にも便利です。
中古で購入したパソコンが理解できない言語で設定されていた場合も、この記事の手順でシステム言語を変更できます。ただし、前の使用者のデータが残っている場合は、Windows 10を初期化してまっさらな状態から始めるほうが安全でしょう。
Windows 10でシステム言語を変更する基本手順
Windows 10のシステム言語変更はシンプルです。現在の言語が読めない状況でも対応できるよう、スクリーンショット付きで手順を紹介します。
後半では、特定の言語用キーボードの追加や、すべてのユーザーアカウントへの新しい言語の適用といった応用的な設定も取り上げます。
設定を開いて言語を追加する
キーボードで Win + I を押して 設定 を開きます。カテゴリ一覧から 時刻と言語(時計のアイコン)をクリックしてください。
次に、左側のサイドバーから 言語 を選択します。右側の 優先する言語 の下にある 言語を追加する ボタンをクリックしましょう。
利用可能な言語の一覧が表示されます。各言語は現地語と現在のシステム言語の両方で表記されているため、システムが未知の言語で表示されていても目的の言語を見つけられます。各項目の横には、音声認識など対応する機能を示すアイコンも表示されます。
リストをスクロールして希望の言語をクリックし、次へ を選択します。ウィンドウ上部の検索ボックスで言語を検索することも可能です。同じ言語が複数の地域で使用されている場合は、正しい地域を選びましょう。
言語パックをダウンロードして新しい言語を使う
次の画面では、オプションの言語機能 の選択を求められます。言語パックのインストール にチェックが入っていることを確認してください。これにより、表示言語として設定できるようになります。すぐに切り替えたい場合は Windowsの表示言語として設定する にもチェックを入れます。
インストール をクリックすると、Windowsが必要なファイルをダウンロードします。しばらく待つと、新しい言語が使用可能になります。
先ほど表示言語として設定しなかった場合は、Windowsの表示言語 のドロップダウンから該当言語を選択して既定に変更できます。変更を反映するには、一度サインアウトして再度サインインしてください。また、アプリやWebサイトの優先言語は 優先する言語 の各項目の横にある矢印で並べ替えて設定します。
この2つの設定を行うことで、Windows 10の既定の言語が選択したものになります。
さらに言語ごとの詳細設定を行うには、優先する言語 の一覧から言語を選び オプション をクリックします。スペルチェックの設定変更や、インストール時にスキップしたオプション機能の追加もここで行えます。
Windows 10で新しいキーボードを追加する方法
上記の手順で新しい言語を追加すると、その言語用の標準キーボードも自動的に追加されます。別のキーボードを加えたい場合は、設定 > 時刻と言語 > 言語 に戻りましょう。
対象の言語を選択して オプション をクリックし、キーボード セクションの キーボードの追加 を選びます。一覧からキーボードを選ぶと、その言語の入力方式として登録されます。
これは例えば、海外へ引っ越した際に、現地の言語を使用しながらも慣れ親しんだキーボードレイアウトを使い続けたいときに役立ちます。
入力方式が複数になると、タスクバー右側の日時の隣に現在のキーボードが表示されます。これをクリックするか、Win + Space を押せば、素早く入力方式を切り替えられます。
Windows 10の地域設定を変更する
システム言語の変更に合わせて、週の開始曜日や日付・時刻の形式といった地域設定も変更したい場合があります。設定 > 時刻と言語 > 地域 から調整できます。
引っ越しなどで所在地が変わった場合は、国または地域 を新しい場所に変更しましょう。これにより、Windowsやアプリで表示されるローカルコンテンツが変わることがあります。特定の地域の標準書式にまとめて合わせるには、地域の形式 を変更します。
日付や時刻など個別のデータ形式だけを細かく調整したい場合は、ページ下部の データ形式の変更 をクリックしてください。
Windows 10のシステム全体の言語を変更する方法
ここまでの方法で変更した言語は、現在のユーザーアカウントにのみ適用されます。ようこそ画面や今後作成する新規ユーザーアカウントにも同じ言語を適用したい場合は、コントロールパネルを使用します。
最も簡単なアクセス方法は、設定 > 時刻と言語 > 言語 を開き、右側のサイドバーにある 管理用の言語設定 をクリックすることです。右側にリンクが表示されない場合は、ウィンドウ幅を広げてください。
コントロールパネルの 地域 ダイアログが 管理 タブで開きます。ようこそ画面と新しいユーザーアカウント の下にある 設定のコピー ボタンをクリックしましょう。
現在のユーザー・ようこそ画面・新しいユーザーアカウント の各言語設定が表示されます。これらは直接編集できませんが、下部の ようこそ画面とシステムアカウント と 新しいユーザーアカウント にチェックを入れることで、現在の設定をコピーできます。
チェックを入れたら OK をクリックし、パソコンを再起動します。再起動後、選択した言語がシステム全体の既定となります。
Windows 10から不要な言語を削除する方法
来訪者用に一時的に追加した言語や、以前使用していたがもう不要になった言語は削除できます。ただし、システムには少なくとも1つの言語を残しておく必要があります。
タスクバー右下の言語表示をクリックし、言語設定 を選択すれば、設定 > 時刻と言語 > 言語 へ素早くアクセスできます。
言語を削除する前に、別の言語を既定として選んでおく必要があります。Windowsの表示言語 のドロップダウンを別の言語に変更した後、優先する言語 の一覧から削除したい言語をクリックし、削除 を選択してください。
なお、パソコンに言語が1つしか登録されていない場合、タスクバーには言語インジケーターが表示されません。
言語パックを手動でアンインストールする方法
言語パックを手動でアンインストールすることも可能です。占有容量はごくわずかなため必須ではありませんが、二度と使わない言語だと分かっているなら、手軽に実行できます。
Win + R を押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開き、次のコマンドを入力します。
Lpksetup /u
表示言語のインストールまたはアンインストール 画面が表示されるので、アンインストールしたい言語にチェックを入れて 次へ をクリックします。
進行状況バーに処理の進捗が表示されます。完了したら再起動すれば、言語パックは削除されます。
Windows 10を自分好みの言語で快適に使おう
これで、パソコンの言語を変更する方法をマスターできました。見知らぬパソコンのシステム言語を日本語に変更する場合でも、第二言語を追加したい場合でも、設定の調整はとても簡単です。
言語学習に興味が湧いた方は、あわせておすすめの言語学習アプリもチェックしてみてください。
画像クレジット:mediterranean/Depositphotos
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