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AI検索の落とし穴|フィッシング詐欺サイトへの誘導を防ぐ5つの自衛策

テクノロジー愛好家であるVinayakは2017年以降、各種プラットフォームにおける最新のイノベーションや技術トレンド、製品アップデートを取材してきました。現在はMakeUseOfのライターとして新興技術、ブラウザ、セキュリティ関連の記事を執筆し、以前はHow-To Geekなどの著名メディアにも寄稿していました。

AI搭載の検索機能は、私たちが情報へアクセスする方法を大きく変えました。しかし、その利便性の裏には落とし穴があります。注意しなければ、AIツールがフィッシング詐欺サイトへと直接誘導してしまうこともあるのです。だからこそ、不審なリンクを見分ける力を身につけることが、オンライン上での自己防衛に不可欠となります。

AI検索結果はどのように詐欺サイトを提示しているのか

AIツールは、さまざまな形でユーザーをフィッシング詐欺のリスクに晒します。例えば、AIチャットボットに企業の公式URLを尋ねると、一見正規に見えるものの、実際にはブランドが所有していないリンクが返されることがあります。こうしたドメインの中には、未使用のまま放置されているものや、サイバー犯罪者に乗っ取られているものさえ存在するのです。

同様に、Googleの「AI Overviews」など一部のAIツールは、回答の一部としてクリック可能なリンクを表示します。過去には、AI OverviewsがCraigslistになりすました偽サイトへのリンクを表示していた事例も確認されています。情報の出所は比較的簡単にたどれますが、クリックする前にURLをしっかり精査する意識こそが重要です。

さらに最近では、詐欺的なサポート電話番号を、あたかも正規企業のものであるかのように表示したケースまで報告されています。AIツールはウェブ全体の情報を要約することで機能するため、正規リンクに偽装されたフィッシングリンクも混入してしまう可能性があるのです。

AIチャット内の偽リンクから身を守る方法

AIプラットフォームを利用する際は、偽リンクや危険なリンクのリスクから身を守るために、いくつかの対策を実践しましょう。例えばChatGPT Searchには、質の高いソースのみを使用するよう指示することも可能です。とはいえ、それでも誤って詐欺サイトにアクセスしないために、以下の安全確認を習慣にしておくのが賢明です。

1. URLを二重に確認する

詐欺サイトのアドレスは、正規のURLとほぼ同じに見えることがあります。違いはごくわずかで、サイバー犯罪者はユーザーが見過ごすことを期待しています。例えば、ドメインに「login」といった余計な単語を追加したり、余分な文字を1文字紛れ込ませたり(あるいは1文字削ったり)する手口が典型です。

こうした微細な変更は発見が難しいものです。リンクの安全性を確保する最善の方法は、クリックする前に時間をかけてURLを確認することです。少しでも不審な点があれば、そのサイトにはアクセスしないでください。

2. サイトがHTTPSを使用しているか確認する

安全なウェブサイトは必ずHTTPSを使用しています。ブラウザで鍵(パドロック)アイコンと「接続は保護されています」という表示を確認すれば判断できます(アドレスバー左側のアイコンを選択)。アドレスバーのURLをダブルクリックし、「https://」で始まっているかを確認する方法もあります。

逆に、提案されたサイトが「https://」で始まっている場合は、アクセス自体を避けた方が無難です。正規のブランドはほぼ常にドメインを保護しています。この基本的な保護がないサイトにたどり着いてしまったら、速やかに離脱し、いかなる情報も入力しないようにしましょう。

3. AIの回答や検索結果に依存しすぎない

AIが生成する回答は間違いなく便利です。通常の検索エンジンで複数のサイトを渡り歩く代わりに、AIツールは必要な情報を要約し、さらに調べるためのリンクを直接提供してくれます。問題は、これらのリンクが必ずしも精査されていない点です。

リンクによっては古いページにつながることもあれば、情報窃取やマルウェア感染を目的とした悪意のあるサイトにつながることもあります。そのため、AIの回答に完全に頼るのは避け、回答や含まれるリンクはあくまで出発点として扱うのがベストです。

4. 通常の検索エンジンでも検索結果を確認する

AIプラットフォームが示したURLに不安がある場合は、従来型の検索エンジンで何が表示されるかを確認しましょう。例えば、有名ブランドのログインURLを尋ねたなら、GoogleやBingなどでそのリンクが正確かどうか再確認してください。

検索結果に同じリンクが表示されない場合、それはAIが生成したURLが信頼できず、安全でない可能性が高いことを示す明白なサインです。

5. リンクチェッカーを活用する

リンクの安全性を確認できるサービスがいくつかあります。疑念はあるものの、目視だけでは正当性を判断できない場合は、URLをリンクチェッカーに貼り付けてみましょう。

こうしたツールの多くはURLをスキャンし、危険性の有無を示す安全性レポートを提供してくれます。短縮URLを扱う場合は、まずURL展開ツールで完全なURLを確認してから、安全性を検証してください。

AIプラットフォームや検索ツールは進化を続けており、悪意のあるサイトがユーザーに届く前に排除する能力も向上していくことが期待されます。しかし、2025年のNetcraftの調査は、現状のAIツールがいかに信頼できないかを浮き彫りにしました。

有名プラットフォームのログインURLを生成させたところ、実に34%のリンクが不正確だったのです。さらにそのうち約30%のドメインは、駐車済み・非アクティブ・未登録のいずれかの状態で、サイバー犯罪者にとって乗っ取りの格好の標的となっていました。AIがスパムサイトを確実に排除できるようになるにはまだ長い道のりがあるため、自らの安全を守る対策を講じることが何より重要です。

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