格安SSDは本物?簡単なテストで信頼性を見抜く方法
低価格ながら大容量のSSDを見つけると、お得な買い物に感じられますよね。しかし、魅力的なセールや値引きの裏には、偽物をつかまされるリスクが潜んでいます。偽SSDは以前にも増して増えており、見分けるのはますます難しくなっています。外見は本物そっくりで、正規のラベルや派手なブランドロゴが付いていても、中身は低品質な部品、改ざんされたファームウェア、そして表記容量のごく一部しか使えないものだったりします。幸い、簡単なテストで偽SSDを見抜き、大切なデータを守ることができます。
WindowsならCrystalDiskInfoで基本情報をチェック
偽SSDを見抜く最も簡単な方法
WindowsやmacOSにはSSDの基本情報を確認する標準機能が備わっていますが、無料ツールを使えば必要な情報を一箇所にまとめて確認できます。
Windowsでは、オープンソースの無料ユーティリティ「CrystalDiskInfo」が便利です。SSDやHDD全体の健康状態を監視でき、ブランド名、ファームウェアのバージョン、シリアル番号、表示容量、総読み書き量、温度などの詳細を一覧できます。
ドライブの実物とCrystalDiskInfoの表示内容が一致しなければ、それは偽物です。危険信号の見つけ方も簡単です。たとえば、ブランド名のスペルが間違っている、聞いたことのないメーカー名になっている、購入したブランドと一致しない場合は重大な警告サインです。また、モデル名が表示されない、「SATA SSD」のような汎用的な値しか出ない、容量が明らかに合わないといった場合も、何かがおかしい証拠です。
さらに、各ドライブの健康状態は色分けで確認できます。青色は正常、黄色は注意、赤色は故障または故障寸前を意味します。CrystalDiskInfoはSMART値もレポートしてくれるため、SSDのパフォーマンスやエラー指標をテストでき、ドライブが故障しそうになると通知も受け取れます。
macOSならDriveDxでクイックテスト
数秒で危険信号を発見
macOSでは、ディスク診断ユーティリティ「DriveDx」を使うと、SSDやHDDに対して高度なテストを実行できます。DriveDxを起動すると、左側のパネルに内蔵ドライブと外付けドライブが表示されます。調べたいドライブを選択すると、ブランド名、モデル番号、シリアル番号、総容量などの詳細が表示されます。新品のSSDなのに通電時間が数百時間を示している、ブランド名がデタラメなど、矛盾した情報があれば、偽SSDだと分かります。
DriveDxはすべてのSMART指標を分析し、ドライブの健康状態を総合的に把握できます。常時監視で問題を検知して警告を表示し、SSDの残り寿命も確認可能です。故障が近いドライブを早期に検出できるので、大事なデータを事前にバックアップすることもできます。
FakeFlashTestで実際の容量を検証(Windows)
数秒で本当の容量が判明
FakeFlashTestは、偽造フラッシュドライブを手軽にチェックできる無料のWindowsツールです。偽ドライブは一般に、改ざんされたファームウェアで不正な容量を表示しており、データ損失や破損につながる恐れがあります。FakeFlashTestを使えば、ドライブの実際の記憶容量を確認できます。
Quick Size Test(クイックサイズテスト)を実行すれば、そのドライブが偽物かどうかを判定できます。ドライブ全体のランダムなセグメントにデータを読み書きし、どこかの時点で失敗したら、実際の容量が表記どおりではないことを意味します。このテストはドライブ上の既存データを消去するため、必ず事前にバックアップを取ってください。より詳しく分析したい場合は、Test Empty Space(空き領域テスト)モードがおすすめです。空き領域すべてにテストファイルを書き込み、読み戻して正しく記録されたかを検証し、エラーや差異を検出します。
なお、FakeFlashTestはSDカードが本物かどうかの確認にも使えます。
LinuxならF3テストで偽SSDを見抜く
スペック表だけを信用しない
F3(Fight Flash Fraud)は、ストレージドライブの真の容量を検証できるツールです。LinuxとmacOSの両方で動作するコマンドラインツールで、WindowsのFakeFlashTestに相当します。ドライブの容量を素早くチェックするための2つのプログラムが用意されています。まずf3writeでドライブ全体にデータを書き込み、次にf3readで書き込んだファイルが正確に保存されているかを検証します。エラーが出たり処理が失敗したりした場合は、ドライブが実際より大きな容量を報告するよう改ざんされているということです。
コマンドライン操作に慣れているなら、F3は効率的で強力な選択肢です。苦手な方は、Linux向けの無料GUI版「F3-qt」を使うとよいでしょう。F3テストは小容量ドライブに最適で、大容量ドライブの場合はf3probeを使うのがおすすめです。
macOSでF3XSwiftテストを実行して容量を素早く確認
SSDの宣伝文句を検証しよう
Macユーザーなら、フラッシュストレージの実際の容量と整合性を検証できる無料のオープンソースツール「F3XSwift」が使えます。これは、F3プログラムをmacOS向けのGUIで実行できるツールです。公式GitHubページから実行ファイルをダウンロードし、アプリを起動すると、Macに接続されたストレージデバイスが表示されます。チェックしたいドライブを選択し、Testボタンを押せば読み書きテストが始まります。
テストが完了すると、結果とともに読み書き速度が表示されます。テストに失敗した場合は、ドライブに問題があることは明白です。
安いSSDに騙されないために
外付けストレージを購入するときは、信頼できるブランドと販売元を選ぶことが何よりも重要です。幸い、主要なOSにはドライブの基本情報を表示する標準機能が備わっています。より詳細な分析には、CrystalDiskInfo、DriveDx、F3、FakeFlashTestといったサードパーティ製ツールが役立ちます。大切なファイルのバックアップに使う前に、必ずSSDをテストすることをおすすめします。もし偽SSDを見つけたら、直ちに使用を中止してください。データ破損や、取り返しのつかないデータ損失につながる恐れがあります。
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GavinはTechnology Explained、Security、Internet、Streaming、Entertainment各部門のセグメントリードを務めるテックライターで、Really Useful Podcastの元共同ホストでもあり、プロダクトレビューも頻繁に担当しています。デヴォンの丘で磨いた現代ライティングの学位と10年以上のプロの執筆経験を持ち、How-To Geek、Expert Reviews、Trusted Reviews、Online Tech Tips、Help Desk Geekなどに寄稿してきました。CES、IFA、MWCなどのテック見本市にも足を運び、会
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