ブルートフォース攻撃を防ぐ7つの簡単な対策|PCとサーバーを守る基本テクニック
ブルートフォース攻撃(総当たり攻撃)は、最も原始的かつ単純なハッキング手法の一つです。この攻撃の前提となる考え方は、「パスワードを無限に推測し続ければ、いずれ必ず正解にたどり着ける」というものです。攻撃者はユーザー名やメールアドレス、パスワードの組み合わせを片っ端から試し、ユーザーアカウントへの不正アクセスを狙います。
アカウントを乗っ取った後の目的は、乗っ取ったアカウントを踏み台にした大規模攻撃の実行、重要データの窃取、システムのダウン、あるいはそのすべてです。この種の攻撃コードは特別な知識や技術がなくても作成でき、1秒間に何千件ものパスワードを自動送信するツールも無料で入手可能です。本ガイドでは、あなたのPCをブルートフォース攻撃から守るための具体的な方法を解説します。
ブルートフォース攻撃を防ぐ基本的な方法
最も分かりやすい対策は、強固なパスワードポリシーの導入です。すべてのWebアプリケーションや公開サーバーでは、強力なパスワードを必須とすべきです。例えば、標準的なユーザーアカウントには、数字・大文字・小文字・特殊文字を組み合わせた8文字以上のパスワードを要求しましょう。さらに、サーバー側で定期的なパスワード変更を義務付けることも重要です。
強固で一意なパスワードの維持に加えて、以下のような対策も実践する必要があります。主な対策方法をリストアップしました。
1. ログイン3回失敗でアカウントロックポリシーを設定する

一定回数のログイン失敗後にアカウントをロックする仕組みは、単純に実装するとDoS(サービス拒否)攻撃の標的になるリスクがあります。しかし、段階的な遅延(プログレッシブディレイ)を組み合わせることで、大幅に効果が高まります。
一定回数のログイン失敗後、段階的に待ち時間を伸ばしながらアカウントを一定時間ロックする方式では、自動化されたブルートフォース攻撃ツールの有効性が大きく低下します。また、管理者が数分おきに数百件のアカウントを手動で解除する手間も省けます。
2. SSH設定を変更してrootユーザーへの直接ログインを禁止する
サーバーのrootユーザーに対するSSHパスワードの総当たり攻撃は非常に頻繁に行われています。sshd_configファイルを編集し、rootユーザーがSSH経由でアクセスできないように設定しましょう。「DenyUsers root」と「PermitRootLogin no」のパラメータを設定します。これはSSHへのブルートフォース攻撃対策における最重要ステップとされています。
3. デフォルトポート番号を変更する

自動化されたSSH攻撃の大部分は、デフォルトの22番ポートを狙っています。そのため、sshdを別のポートで運用することは、ブルートフォース攻撃を回避する有効な手段となります。sshd_configファイル内のport行を編集し、標準以外のポート番号に変更してください。この対策は、ホワイトハットハッカーたちも「必ず行うべき手法」として推奨しています。
4. CAPTCHAを活用する

CAPTCHAは、インターネット上ですっかりお馴染みの存在になりました。2歳児が書いたような歪んだ文字を読み解くのは誰にとっても苦痛ですが、CAPTCHAのような仕組みは自動ボットをほぼ無力化できます。ブルートフォース攻撃対策においても、古典的なCAPTCHAは今なおハッカーを食い止める有効な手段です。
近年はハッカー側もOCR(光学文字認識)ソフトを使ってこの防御策を突破しようとしていますが、画像内の文字入力や「写っている猫の数」を答えるといった簡単な認証でも、ボットに対しては依然として高い効果を発揮します。
5. 特定のIPアドレスまたはIP範囲にログインを制限する

特定のIPアドレスまたはIPアドレス範囲からのみアクセスを許可すれば、ブルートフォース攻撃者はその壁を突破してアクセス権を得るために、格段に多くの手間を強いられることになります。
これは、最も機密性の高い情報の周りにセキュリティフェンスを張るようなもので、正しいIPアドレス以外からのアクセスは一切拒否されます。リモートアクセス用ポートに固定IPアドレスを割り当てることで実現できます。固定IPを持っていない場合は、VPNを代わりに利用するのも一案です。
6. 二要素認証(2FA)を導入する

二要素認証は、ブルートフォース攻撃に対する最初の防衛線だと考える人が多くいます。ブルートフォース攻撃対策として強く推奨される施策であり、導入すればデータ漏洩のリスクを大幅に低減できます。
2FAの優れた点は、パスワードだけでは不十分という点です。仮に攻撃者がパスワードを破ったとしても、あなたのスマートフォンやメールクライアントへのアクセス権がなければログインできません。執拗な攻撃者はその壁を突破しようとするかもしれませんが、大多数の攻撃者は諦めて、より脆弱な標的へと去っていくでしょう。
7. サーバーログを監視する

ログファイルは必ず入念にチェックしましょう。管理者なら誰もが知っている通り、ログファイルはシステム保守にとって極めて重要です。Logwatchなどのログ管理ソフトを使えば、毎日の監査を自動実行し、日次レポートを自動生成できます。
おまけ:Systweak Antivirusでリアルタイムマルウェア検出

上述したブルートフォース攻撃対策は専門家によって推奨され、多くの環境で実際に導入されている方法です。しかし、侵入者がなんらかのマルウェアをシステムに持ち込んでしまった場合は、脅威を即座に検出・駆除できる強力なリアルタイムウイルス対策ソフトが必要になります。その目的に適しているのが「Systweak Antivirus」です。
Systweak Antivirusはあらゆる種類の悪意ある攻撃からコンピュータを保護し、リアルタイム保護を提供します。さらに「StopAllAds」というブラウザプラグインが同梱されており、不要な広告をフィルタリングしながら、マルウェアなどの悪意あるソフトウェアのダウンロードや実行をブロックしてコンピュータを守ります。Systweak Antivirusは365日24時間体制で、エクスプロイト(脆弱性攻撃)からコンピュータを防御します。セキュリティ関連のニーズをワンストップで満たすことで、PCの現在のパフォーマンス向上にも貢献します。
リアルタイム保護:Systweak Antivirusは、PC上での挙動に基づいて潜在的な脅威やアプリを検出できる、数少ないウイルス対策ソフトの一つです。
非常に使いやすい:シンプルなユーザーインターフェースを備えており、ご家族の誰でも直感的に操作できます。
軽量設計:システムリソースの消費を最小限に抑えるソフトウェアこそが優秀と言えます。CPUリソースを圧迫しません。
安全なWebブラウジング:広告ブロックプラグインを使い、ネットサーフィン中の広告表示を遮断できます。
スタートアップ項目の整理:起動時間を長くしてしまう不要なスタートアップコンポーネントをオフにできます。
まとめ:7つの簡単な戦術でブルートフォース攻撃を防ぐ
PCへのブルートフォース攻撃対策をお探しなら、上記の方法である程度のセキュリティレベルを確保し、システムを守ることができます。ただし、執念深いハッカーはこれらの対策をすり抜けてくる可能性もあるため、常にシステムを最新の状態に保つことが欠かせません。マルウェア対策については、Systweak Antivirusがハッカー向けのファイルをシステムから完全に除去するうえで重要な役割を果たします。
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よくある質問(FAQ)
Q:ブルートフォース攻撃の防止策とは?
A:最も分かりやすい防止策は、パスワードの入力ミスが一定回数に達した時点でアカウントを凍結することです。アカウントロックは1時間など一定期間とするか、管理者が手動で解除するまで継続させることもできます。
Q:ブルートフォースによるログイン攻撃に対する最善の防御策は?
A:二要素認証(2FA)は、パスワードだけでは済まない仕組みのため、ログイン攻撃への効果的な防御策です。悪意ある第三者がパスワードを手に入れたとしても、さらにスマートフォンやメールクライアントへのアクセスが必要になります。一部の粘着質な攻撃者はこの壁を突破しようとするかもしれませんが、大多数は諦めて、より攻略しやすい犠牲者を探しに行くでしょう。
Q:その他にブルートフォース攻撃を防ぐための機能は?
A:複雑なパスワードの設定、CAPTCHAの導入、SSH設定の変更、特定IP範囲からのログイン制限などが、二要素認証やアカウント凍結に加えて有効な対策として挙げられます。
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