個人情報の盗難からPCを守る方法|今すぐできる9つのセキュリティ対策
デジタル時代の今日、私たちはSNSアカウントや銀行口座の認証情報など、ほとんどすべての個人情報をオンライン上で管理しています。
しかし、これらの情報が漏えいすれば、なりすまし犯に悪用され、クレジットカードやその他の資産を不正に利用される危険性があります。
本記事では、基本的な対策をいくつか押さえることで、コンピュータを守り、個人情報の盗難被害から身を守る方法をご紹介します。
個人情報の盗難からPCを守るための9つの対策
1. ファイアウォールを常に有効にする

ファイアウォールはコンピュータの盾のような存在で、送受信されるすべての通信を監視・制御します。ファイアウォールを有効化することは、コンピュータを守るための第一歩です。Windowsには標準でファイアウォール機能が搭載されているため、まだ無効になっている場合は必ずオンにしましょう。以下の手順で有効化できます。
- コントロールパネルを開く(Windowsキー+Rで「ファイル名を指定して実行」を開き、「control」と入力)
- 「アクションセンター」へ移動
- 「セキュリティ」項目の「ネットワークファイアウォール」がオンになっているか確認し、オフの場合はオンにする
2. 強固なパスワードを設定し、定期的に変更する

メール、SNS、ネットバンキングなど、オンラインアカウントには強力なパスワードを設定することが重要です。少なくとも9文字以上のパスワードを選び、記号(!、#、%、&、$など)も組み込むことで、不正アクセスされにくいパスワードになります。また、30日ごとにパスワードを変更することをおすすめします。
3. アンチマルウェアソフトを導入する

マルウェアとは、コンピュータシステムに障害を引き起こしたり、破壊したり、不正にアクセスしたりすることを目的として作られたソフトウェアのことです。こうした脅威からシステムを守るために、アンチマルウェアソフトの導入が推奨されます。例えば「Advanced System Protector」などを利用すれば、脅威の予防・検出・除去が可能になります。
4. ユーザーアカウントの権限を制限する

自分のパソコンだからといって、常に管理者アカウントで作業するのは避けましょう。Windowsのインストールやレジストリの編集など、特別な作業が必要な場合を除き、普段は標準ユーザーアカウントを使用するのが安全です。管理者アカウントを使い続けると、攻撃者にシステムへの完全なアクセス権を与えてしまうことになりかねません。
また、ゲストアカウントを作成する場合は、必ずパスワードを設定してください。パスワードなしのゲストアカウントは、第三者に不正利用される恐れがあります。
5. データを常に暗号化する

ハードディスクに機密データを保存している場合は、暗号化して保護しましょう。暗号化によって機密データにさらなる防御層が加わり、データは正しいパスワードを入力しない限り復号できません。これにより、サイバー犯罪者が情報を盗み出すことを困難にし、個人情報の盗難からコンピュータを守ることができます。
6. ネットワークを安全にする

脆弱なネットワークは、ハッカーが貴重なデータへアクセスするための入り口になり得ます。ルーターやネットワークの初期ログイン情報(デフォルトのID・パスワード)は必ず変更し、英数字と記号を組み合わせた、推測されにくい独自のパスワードを設定しましょう。
7. ブラウザのセキュリティ設定を強化する

Webブラウザは、ハッカーが攻撃を仕掛けやすい標的の一つです。そのため、ブラウザの設定を適切に構成し、安全性を高めることが必要です。
Internet Explorerの場合
- ツール(歯車アイコン)→「インターネットオプション」を選択
- ダイアログボックスが表示されたら、「セキュリティ」タブを選択
- セキュリティレベル(中、中高、高、またはカスタム)を選択
Chromeの場合
- 「設定」→「詳細設定を表示」→「プライバシー」を選択
- セキュリティ設定を調整
Firefoxの場合
- 「ツール」→「オプション」を選択
- 「コンテンツ」「プライバシー」「セキュリティ」などのタブでセキュリティ設定を調整
8. OSとアプリケーションを最新の状態に保つ

Windowsは、セキュリティレベルの向上や新機能の追加のため、定期的にシステムアップデートを配信しています。通知が表示されたら無視せず、必ずダウンロードしてインストールしましょう。同様に、システムにインストールされているアプリケーションも随時更新することで、アプリ自体の安全性とシステム全体のパフォーマンス向上につながります。
9. ストレージを廃棄する前にデータを消去・上書きする

何らかの理由でハードディスク、USBメモリ、メモリーカードなどを処分する際は、手放す前に必ずデータを完全に消去し、上書きしておきましょう。過去に機密データが保存されていた可能性があるためです。単純なフォーマットではデータが復元されてしまうことがあるため、専用ツールによる完全消去や、物理的な破壊を検討してください。
以上が、個人情報の盗難からコンピュータを守り、ハッカーからデータの安全を確保するための主な対策です。これらを日常的に実践することで、サイバー攻撃のリスクを大幅に減らすことができます。
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