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政府と契約するネットワークセキュリティ企業とは?米国の主要政府契約企業を徹底解説

政府のサイバーセキュリティを担う企業はどこ?

米国政府のサイバーセキュリティ分野では、マイクロソフト(Microsoft Corporation)が政府から信頼されるサプライヤーとしての地位確立を目指しています。同社は政府機関向けにクラウドサービスやセキュリティ製品を幅広く提供しており、政府調達市場における重要なプレーヤーです。

また、Google、Amazon、Microsoftといった世界有数のテクノロジー大手が、米国政府や連邦法執行機関と契約を結んでいることが明らかになっています。これらの契約の一部は、以前はほとんど知られていませんでした。

米国政府の主要防衛契約企業トップ3

2019年度の米国政府調達実績(上位100社)によると、契約額の上位は以下の通りです。

  • 1位:ロッキード・マーティン(Lockheed Martin) — 約486億6,600万ドル(全体の8.23%)
  • 2位:ボーイング(Boeing) — 約280億8,900万ドル(全体の4.75%)
  • 3位:ジェネラル・ダイナミクス(General Dynamics) — 約209億6,100万ドル(全体の3.55%)

ノースロップ・グラマン(Northrop Grumman)もトップ5に名を連ねており、上位企業の顔ぶれは近年ほぼ安定しています。

ボーイングは国防総省(DOD)の契約企業か?

はい。ボーイングは2002年、既存の「軍用機・ミサイルシステム部門」と「宇宙・通信部門」を統合し、新組織「ボーイング・インテグレーテッド・ディフェンス・システムズ」を設立しました。2011年には防衛・宇宙・セキュリティ部門が同社売上高の45%を占め、世界第2位の防衛契約企業となっています。

ミサイルの製造を手がける企業

ノースロップ・グラマンは航空宇宙技術と軍事技術を専門とし、武器、ミサイル、弾薬、爆薬の製造を主要事業としています。

次世代の長距離ミサイル迎撃システムについては、米国防総省(ペンタゴン)がノースロップ・グラマンとレイセオン・テクノロジーズを選定しました。現行世代の迎撃ミサイルを製造するボーイングの初期入札は却下されています。さらに、ロッキード・マーティンもノースロップ・グラマンと提携し、迎撃システムの開発に参加する予定です。

米軍の武器を製造する最大の企業

防衛収入約532億ドル(売上全体の89%が防衛関連)を誇るロッキード・マーティンは、米軍向け武器製造の最大手です。同社はメリーランド州ベセスダに本社を置く、世界最大の防衛契約企業でもあります。

レイセオンは今も存在するのか?

レイセオンはマサチューセッツ州ウォルサムに拠点を置き、冷戦時代の軍事開発で重要な役割を果たしてきました。武器や軍用・民生用電子機器の製造を中核とする防衛契約企業です。2020年4月、レイセオンはユナイテッド・テクノロジーズ・コーポレーションと合併し、「レイセオン・テクノロジーズ」として新たな一歩を踏み出しました。

サイバーセキュリティ業界の主要企業

ネットワークセキュリティの責任は、伝統的に企業のIT部門が担ってきました。データを保存するコンピューターシステムのセキュリティを統括するのは、通常IT部門の責任者です。

サイバーセキュリティ分野で知られる主な企業には、以下のような名前が挙げられます。

  • JumpCloud
  • SecureLink
  • Red Canary(レッド・カナリア)
  • Symantec(シマンテック)
  • CrowdStrike(クラウドストライク)

また、調査によれば、エンタープライズ向けサイバーセキュリティサービスの最高峰として、シマンテック、チェック・ポイント・ソフトウェア、シスコ、パロアルトネットワークス、マカフィーなどが挙げられます。これらの大手企業のほとんどは、ネットワークセキュリティ、クラウドセキュリティ、メールセキュリティ、エンドポイント保護といった幅広いサービスを提供しています。

Amazonが利用するサイバーセキュリティ企業

Amazonは、AWS上でホストされるFireEye(ファイアアイ)のセキュリティ技術を活用し、クラウド固有の脅威を検知しています。FireEyeはAWSのアドバンスト・テクノロジー・パートナーとして、パブリッククラウド、ハイブリッドクラウド、プライベートクラウドを保護するソリューションを提供しています。

政府契約の定義と仕組み

誰が「政府契約企業」とみなされるのか?

米国政府と契約を結び、特定の業務の遂行、労働力や資材の供給、物品やサービスの販売を行う個人や企業は、連邦契約企業(federal contractor)とみなされます。

国防総省(DOD)契約企業の定義

米国連邦規則集(CFR)では、防衛契約企業を「国防総省と直接、サービス・用品・建設の契約を締結する個人、企業、法人、パートナーシップ、協会、その他の法的実体」と定義しています。

契約職員はDODの従業員なのか?

いいえ。契約職員には、軍隊の軍人、国防総省の文官職員、その他の公務員は含まれません。なお、イラクやアフガニスタンでの軍事作戦においては、契約職員が現地のDOD要員の半数以上を占めることも珍しくありません。

自社が政府契約企業かどうかの見分け方

ほとんどの連邦契約企業は、大統領令11246号(Executive Order 11246)に基づき連邦政府と取引を行っています。自社に適用されるEEO(均等雇用機会)やAA(積極的差別是正措置)関連の法律の詳細については、公式のQ&Aセクションを参照するとよいでしょう。

まとめ

米国政府は、サイバーセキュリティから防衛装備まで幅広い分野で民間企業と契約を結んでいます。サイバーセキュリティではマイクロソフトやFireEye、防衛分野ではロッキード・マーティン、ボーイング、ノースロップ・グラマン、レイセオン・テクノロジーズなどが主要な契約企業です。政府契約の定義や仕組みを理解することは、調達市場に関わるすべての企業にとって重要な知識となります。

  1. 政府と契約するネットワークセキュリティ企業とは?米国の主要政府契約企業を徹底解説

    政府のサイバーセキュリティを担う企業はどこ?米国政府のサイバーセキュリティ分野では、マイクロソフト(Microsoft Corporation)が政府から信頼されるサプライヤーとしての地位確立を目指しています。同社は政府機関向けにクラウドサービスやセキュリティ製品を幅広く提供しており、政府調達市場における重要なプレーヤーです。また、Google、Amazon、Microsoftといった世界有数のテクノロジー大手が、米国政府や連邦法執行機関と契約を結んでいることが明らかになっています。これらの契約の一部は、以前はほとんど知られていませんでした。米国政府の主要防衛契約企業トップ32019年度の米国

  2. OSとネットワークセキュリティとは?仕組み・種類・必要性をわかりやすく解説

    ネットワークセキュリティとは?ネットワークセキュリティとは、ネットワークとデータを様々な脅威から守り、可用性と完全性を維持するための一連の取り組みです。対象となるのはハードウェアだけでなく、ソフトウェア技術も含まれます。ウイルスや不正アクセスなど数多くの脅威が存在しますが、ネットワークセキュリティによって、これらがネットワークへ侵入したり拡散したりすることを防ぎます。効果的なネットワークセキュリティがあれば、安全なネットワークアクセスが実現します。ネットワークセキュリティの定義と種類ネットワークセキュリティとは、ネットワークおよびその上にあるデータが、意図せず漏洩したり盗み見られたりすることを