ネットワークセキュリティ
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ネットワークセキュリティのアクセス制御とは?基本からNAC・種類まで徹底解説

アクセス制御とは何か

アクセス制御とは、組織の情報やシステムに「誰が」「どのように」アクセスできるかを決定するセキュリティプロセスです。ユーザーはアクセス制御ポリシーによって認証・認可され、適切なデータのみにアクセスし、不正利用が行われないことが保証されます。

アクセス制御が重要な理由

アクセス制御により、情報およびそれを処理するシステムへのアクセスを制限できます。認可されていないアクセスや不正アクセスを防ぎ、データ漏洩のリスクを低減することで、情報セキュリティ全体の強化につながります。

主なアクセス制御モデルの種類

任意アクセス制御(DAC)

リソースの所有者が自分の判断で他のユーザーへのアクセス権限を設定できる方式です。柔軟性が高い反面、権限管理が分散しやすいという特徴があります。

強制アクセス制御(MAC)

システム管理者またはセキュリティポリシーが一元的にアクセス権限を決定する方式で、軍事機関など高い機密性が求められる環境で採用されることが多いモデルです。

ロールベースアクセス制御(RBAC)

ユーザーの役割(ロール)に基づいてアクセス権限を割り当てる方式です。職務に応じた権限管理が可能になり、大規模な組織でも運用しやすくなります。

ルールベースアクセス制御

あらかじめ定義されたルールに従ってアクセスを許可または拒否する方式です。

物理的アクセス制御と論理的アクセス制御

アクセス制御は大きく2種類に分けられます。物理的アクセス制御は、施設・建物・部屋・IT資産などへの立ち入りを制限するものです。一方、論理的アクセス制御は、コンピュータネットワーク上のシステムファイルやネットワークへのアクセスを管理します。

ネットワークアクセス制御(NAC)とは

NAC(Network Access Control)は、エンドポイントセキュリティ技術(アンチウイルスソフトやホスト型侵入防止システムなど)、内部システムの認証、ファイアウォール設定を組み合わせてネットワークを保護するセキュリティ手法です。

NACの仕組み

NACでは、有線・無線を問わず、ネットワークに接続されている、または接続可能なさまざまなデバイスを検出・識別します。管理者はこれらのデバイスに対して、アクセスの許可、拒否、隔離(検疫)などを状況に応じて柔軟に判断できます。

NACの目的

NACソリューションを導入することで、企業ネットワークはポリシーに基づいてネットワークを監視し、アクセスを管理できます。ユーザーアクセス、リソースアクセス、デバイスアクセス、場所ごとのアクセスに関するポリシーを設定し、セキュリティポリシーやパッチ管理への準拠を強制することも可能です。

NACとファイアウォールの違い

両者はいくつかの重要な点で大きく異なります。一般的にファイアウォールは2つ以上のネットワーク間に設置され、ネットワーク間の通信に対してアクセス制御を行います。一方、NACは同一ネットワーク内のエンドポイント間の通信を制御する点が特徴です。

アクセス制御の具体例

アクセス制御は私たちの身近なところにも存在します。主な例は以下の通りです。

  • ログイン時のユーザー名とパスワード
  • ワンタイムパスワード(OTP)やPINコード
  • 社内ネットワークへのVPN経由のアクセス
  • 物理的なアクセスカード、FOB、トークン、鍵
  • 入退室リストを持つ警備員
  • ドア、鍵、フェンス、生体認証、動作センサー、IDバッジなど

アクセス制御における認証方法

アクセス制御では、ユーザー名、パスワード、PIN、生体認証スキャン、セキュリティトークンなどの資格情報によってユーザーを識別します。また、多くのアクセス制御システムでは多要素認証(MFA)も採用されており、複数の認証方法を要求することで本人確認の精度を高めています。

アクセス制御デバイスとは

アクセス制御システムがルールを実施するために必要な物理ハードウェアをアクセス制御デバイスと呼びます。カードリーダー、コントローラー、電気錠、指紋や顔認証などの生体認証デバイスなどがその代表例です。

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    アクセス制御の基本的な定義アクセス制御(Access Control)とは、認証情報が確認できない限り、物理的・仮想的なアクセスを制御するセキュリティ手法です。一般的には、施設や建物、部屋への立ち入りを許可された人物だけに限定することを指し、警備員による管理などを通じて実施されることが多くなっています。物理的なアクセス制御の仕組みアクセス制御システムは、通常、施錠されたゲートやドア、バリアなどで構成されています。これらは、RFIDカード、暗証番号(PINコード)、顔認証、指紋認証、スマートフォンなどの本人認証手段を使って解錠でき、建物や特定エリアへの入場を可能にします。サイバーセキュリティを強