【Azure】ネットワークセキュリティグループ(NSG)のルールとは?基本と制限を徹底解説
ネットワークセキュリティグループ(NSG)のルールとは?
Azureのネットワークセキュリティグループ(NSG)は、仮想ネットワーク上のリソースに対するトラフィックを制御する重要な機能です。本記事では、NSGの既定ルール、設定できるルール数の上限、作成方法、適用先など、よくある疑問をわかりやすく解説します。
すべてのNSGに適用される最終的なルールは?
すべてのネットワークセキュリティグループには、必ず適用される既定のルールが存在します。特に注意が必要なのは、サブスクリプション作成時点で、ポート25番を使用する送信SMTP通信がブロックされる場合がある点です。正当なビジネス上の理由がある場合は、この制限の解除を申請することが可能です。
Azureで1つのNSGに設定できるルール数は?
NSGには上限があります。ネットワークセキュリティグループは、VNet(仮想ネットワーク)上で動作するアプリケーションに対して、きめ細かなアクセス制御を提供します。各NSGには最大200個のルールを設定でき、1つのサブスクリプションには最大100個のNSGを作成できます。
NSGの作成方法は?
Azureポータルで「ネットワーク」カテゴリから「ネットワークセキュリティグループ」を選択し、新規作成を開始します。まず対象のサブスクリプションを選び、次にリソースグループを既存の一覧から選択するか、新しいリソースグループを作成します。リソースグループは一意の名前(テキスト文字列)で識別されます。
NSGにはいくつの既定ルールが作成される?
VMはネットワーク内の他のホストと通信できる必要がある一方で、外部からの攻撃からも保護されなければなりません。そのため、AzureはすべてのNSGに、内部接続を確保しつつVMを保護するための3つの既定ルールを自動的に用意しています。
セキュリティグループのルールの基本構成要素は?
セキュリティルールは主に以下の要素で構成されます。
- プロトコル:TCPやUDPなど、許可するネットワークプロトコル
- ポート範囲:トラフィックを許可する特定のポートまたはポート範囲
- 送信元:アクセスを許可するIPアドレス、IPアドレス範囲、または別のセキュリティグループ
NSGに作成できるルール数の上限は?
NSGには制限があり、既定では200個のルールまで設定できます。サポートリクエストを通じて、この上限を最大1000ルールまで引き上げることが可能です。この上限に達しない限り、複数のNSGを作成する必要はありません。
NSGはどこに適用できる?
NSGをサブネットに関連付けた場合、そのルールはサブネットに接続されているすべてのリソースに適用されます。NSGを個々のネットワークインターフェース(NIC)に関連付けた場合は、そのインターフェースのみに適用されます。さらに、VMやNICとの組み合わせで関連付けることで、トラフィックをより細かく制限することもできます。
AzureのNSG既定ルールの内容は?
仮想ネットワーク内(サブネットを含む)のすべてのホスト間の通信は、既定ルールによってブロックされることなく許可されます。また、Azure Load BalancerがVMと通信し、ヘルスチェック(ハートビート)を送信できるようにするルールも含まれています。
NSGをVNetに適用できる?
VNetとサブネットの設計を活かすことで、リソースをサブネット単位でグループ化し、サブネットにNSGを割り当てることにより、NSGの総数を最小限に抑えられます。NSG設計をサポートするために、新しいVNetやサブネットの作成が必要になる場合もあります。
Azureでセキュリティグループを作成できるのは誰?
Microsoft 365グループは、Azure AD組織内の任意のユーザーが作成できます。メンバーの追加は、Azureポータル、PowerShell、APIなどを通じて行えます。
NSGのセキュリティルールはどのように評価される?
ネットワークセキュリティグループのセキュリティルールでは、5つ組(送信元、送信元ポート、宛先、宛先ポート、プロトコル)に基づいてトラフィックの許可または拒否が判断されます。同じ優先度と方向を持つセキュリティルールは複数存在できません。また、既存の接続はフローレコードとして記録されます。
NSGを作成するコマンドは?
Azure CLIを使用すると、コマンドラインからリソースグループ内にNSGを作成し、タグを付けることができます。以下は基本的な作成コマンドの例です。
az network nsg create \
--resource-group myResourceGroup \
--name myNetworkSecurityGroup
さらに、HTTP(80番)やSSH(22番)などのポートを許可するルールを追加する場合は、az network nsg rule createコマンドを使用します。
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