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アメリカ国防総省のネットワークセキュリティ従業員は何人?組織体制とサイバー部門を徹底解説

アメリカ国防総省(DoD)とは?

アメリカ国防総省(Department of Defense:DoD)は、アメリカ合衆国連邦政府の行政機関であり、国家安全保障の確保と、世界中における米国の活動、すなわち軍事力の統括を主任務としています。1947年にそれまでの陸軍省(戦争省)と海軍省を統合する形で議会の法律により創設され、1949年に現在の体制へと改編されました。

国防総省の最高責任者は国防長官(Secretary of Defense)であり、ロイド・オースティン氏が務めています。なお、ジョセフ・ダンフォード氏は国防長官ではなく、統合参謀本部議長を歴任した人物である点に注意が必要です。国防総省の予算規模は2017年度で約5,890億ドルに上ります。

国防総省の職員数はどれくらい?

国防総省の総人員は約286万人(2018年時点)に達し、その内訳は以下の通りです。

  • 文民職員:約73万2,079人
  • 現役軍人:約130万人
  • 州兵・予備役:約82万6,000人

また、軍人を軍種別に集計すると合計141万8,542人となり、陸軍55万3,044人、海軍32万9,304人、海兵隊20万2,786人、空軍33万3,408人という構成になっています。

国防総省を構成する軍種

国防総省の下には、陸軍省、海軍省、空軍省という軍種省が置かれ、陸軍・海軍・海兵隊・空軍を管轄しています。これらの部隊は合わせて約100万人規模の人員を擁し、戦争を抑止し、国家を守るための中核戦力として機能しています。

DoDネットワークとは?DISNとDODINの役割

国防総省の通信インフラの中核を担うのが「防衛情報システムネットワーク(Defense Information Systems Network:DISN)」です。DISNは、世界中に統合されたエンタープライズ通信基盤を通じて、戦闘作戦を支援するためのエンドツーエンドの情報伝達を提供します。

さらに国防総省は、国内外の施設や展開部隊に対して、国防総省情報ネットワーク(DoD Information Network:DODIN)へのアクセスサービスを提供しています。

サイバーセキュリティを担当するのはどの組織?

アメリカサイバー軍団(U.S. Cyber Command)

国防総省におけるサイバー戦の中心的存在が「アメリカサイバー軍団(United States Cyber Command)」です。同組織は国防総省傘下の統合コマンド(Unified Combatant Command)であり、サイバー戦争を主要な任務としています。

サイバー部隊は軍の一部なのか?

サイバー部隊(Cyber Force)とは、その名の通り、サイバー攻撃・サイバーセキュリティ・サイバー反撃を専門とする軍隊の部門です。サイバーテロ対策やサイバー戦力の投射にも関与することがあり、個々の軍種の一部として、あるいは統合コマンドとして編成される場合があります。

陸軍のサイバーセキュリティ要員になるには?

  1. 身体検査を受け、軍務に求められる体力基準を満たしていることを確認する。
  2. 陸軍将校となるための出願手続きを完了する。
  3. 6週間の直接任官課程(Direct Commissioning Course)を修了する。
  4. 12週間の課程でサイバー将校基礎リーダー課程(Cyber Officer Basic Leader Course)を履修する。

海兵隊にもサイバーセキュリティ要員はいる?

海兵隊にも「サイバーセキュリティ技術者」と呼ばれる情報保証技術者が存在し、海兵隊の通信ネットワークの保護を担当しています。この専門職種(MOS)は、少なくとも1回の勤務を終え、階級を進んだ後に受講できる強化訓練・認定プログラムとして位置づけられています。

DoD情報とは何を指すのか

「DoD情報」とは、国防総省指令5230号、およびDoD情報の一般公開に関する承認手続きを定める指令2009-09号に基づき、一般公開が承認されていないすべての情報を指します。具体的には、国防総省自身、または公式のDoD活動を支援する非DoD組織によって、作成・開発・受信・送信・使用・保存された情報が該当します。

国防総省CIO(最高情報責任者)は誰か

現在の国防総省最高情報責任者(DoD CIO)はケリー・フレッチャー氏です。同氏はシニアエグゼクティブサービス(SES)のキャリアメンバーであり、DoDのCIOとして情報技術戦略の統括を担っています。

まとめ

アメリカ国防総省は約286万人の人員を擁する世界最大級の組織であり、そのネットワークセキュリティはサイバー軍団をはじめとする専門組織が担っています。DISNやDODINといった通信基盤の運用から、陸軍・海兵隊におけるサイバー要員の育成まで、多層的なサイバー防御体制が整えられています。

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