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Google Chromeのセキュリティを強化する方法|拡張機能・VPN・暗号化対策を徹底解説

Google Chromeのセキュリティを強化する方法|拡張機能・VPN・暗号化対策を徹底解説

デジタル化が進んだ現代において、セキュリティ対策の重要性はますます高まっています。Firefoxのセキュリティ設定やプライバシー特化型ブラウザの活用など、さまざまな対策が語られる中、Google Chromeユーザーの中には、ブラウザのセキュリティをおろそかにしている方も少なくないかもしれません。

Webブラウザは、多くのユーザーがインターネットと接する主要な窓口であると同時に、ウイルスやマルウェア、悪意ある第三者による攻撃を受けやすい最大の侵入口でもあります。PayPalアカウントや銀行口座情報などを管理している方にとっては、今こそ適切なブラウザセキュリティ対策が求められます。

幸いなことに、Chromeのセキュリティを強化する方法はいくつもあります。本記事では、難易度別にわかりやすくご紹介していきます。

プライバシー保護拡張機能を導入する(初級)

Google Chromeのセキュリティを強化する方法|拡張機能・VPN・暗号化対策を徹底解説

Chromeのセキュリティを向上させる最も手軽な方法は、プライバシーとインターネットセキュリティを強化する拡張機能をインストールすることです。まずおすすめしたいのが「HTTPS Everywhere」。HTTP接続を可能な限りHTTPSへ切り替えてくれる定番拡張機能で、以前ご紹介したFirefoxのセキュリティ対策記事でも取り上げました。実は、Firefoxでできるセキュリティ対策の多くはChromeにもそのまま応用できます。

その記事で紹介した主な拡張機能は以下の通りです。

  • Disconnect – ウェブ全体でユーザーを追跡するサイトをブロックできる拡張機能です。プライバシー保護だけでなく、通信速度の大幅な改善にもつながります。
  • uBlock Origin – AdBlock Plusよりも高性能と評判の広告ブロッカーです。軽量かつ強力なフィルタリングが魅力です。
  • Web of Trust – 世界中のコミュニティからの評価をもとにウェブサイトを評価します。怪しいサイトには警告が表示されるため、評価をチェックするだけで安全なブラウジングをサポートしてくれます。

さらに、以下の拡張機能も覚えておくと便利です。

  • Secure Profile – Chromeはデフォルトでパスワードを含む大量のユーザーデータを保存しており、PCのログインパスワードを知っていれば誰でもアクセスできてしまいます。保存されたパスワードに追加の保護層を設けたい方におすすめです。
  • Credit Card Nanny – すべてのサイトがクレジットカード情報を適切に扱うとは限りません。この拡張機能を使えば、決済情報が不正に扱われていないかどうかを確認できます。

VPNサービスを利用する(中級〜上級)

Google Chromeのセキュリティを強化する方法|拡張機能・VPN・暗号化対策を徹底解説

多くの人にとって「最終手段」と映るかもしれませんが、完全なブラウザセキュリティを求めるならVPNの利用が非常に有効です。VPN(Virtual Private Network/仮想プライベートネットワーク)は、すべてのデータを外部の安全なサーバー経由で暗号化して送受信するため、ISP(プロバイダ)や監視機関であっても、あなたがインターネット上で何をしているのか把握できなくなります。

信頼性の高いVPNは有料で、PC全体に適用できるタイプがおすすめです。代表的なサービスとしては「Private Internet Access」や「NordVPN」などが挙げられます。

一方、無料のVPN系ブラウザ拡張機能も存在します。Chromeで人気の高いものとしては「Hola Unlimited Free VPN」と「DotVPN」があります。Unlimited Free VPNは地域制限コンテンツの回避には便利ですが、本格的なVPNクライアントとしての性能は疑問が残るところです。またDotVPNは正常に動作すれば快適ですが、レビューによると接続が不安定になることもあるようです。

GoogleのEnd-To-End構想(上級)

Google Chromeのセキュリティを強化する方法|拡張機能・VPN・暗号化対策を徹底解説

NSA(米国家安全保障局)による監視問題は大きな社会問題となり、大手テック企業の脆弱性も浮き彫りになりました。広告事業というイメージが強いGoogleですが、実はユーザーデータのセキュリティとプライバシー保護にはかなり力を入れています。その一環として、GoogleはHTTPS標準を用いた全ウェブサイトの適切な暗号化を推進しています。これはGoogleだけの動きではなく、多くのテック企業やウェブ関連企業も賛同しています。

これを支援するべく、GoogleはChrome経由のすべての通信を暗号化する「End-To-End」拡張機能を開発しています。執筆時点(2016年2月)ではまだ開発途中であり、多くのバグが残っている可能性があります。アルファ版がGitHubで公開されており、今後も継続的に開発が進められる見込みです。

ブラウザをどのように使うかは最終的にはあなた次第ですが、上記の方法を活用すれば、ブラウジングデータはこれまで以上に安全になるはずです。ただし、怪しいサイトには近づかないこと、そしてPC全体のセキュリティ対策とメンテナンスも忘れずに行いましょう。

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