今すぐ遊べる注目のメタバースゲーム7選
「メタバース」という言葉は、FacebookやMicrosoftが参入する以前から存在していました。しかし現在、ブロックチェーンと暗号資産(クリプト)分野のゲーム業界がその最前線を牽引しています。おすすめのメタバースゲームを紹介する前に、まずメタバースとは何か、何が特別なのか、そして何が期待できるのかを見ていきましょう。
メタバースとは?
メタバースとは、簡単に言えば、現実の物理空間またはデジタル世界を表現できる仮想空間のことです。映画『レディ・プレイヤー1』が分かりやすい例ですが、この概念は1992年にニール・スティーヴンスンの小説『スノウ・クラッシュ』によって初めて広く知られるようになりました。デジタルアバターがあなた自身を表し、メタバース内での行動や所有物はすべてそのアバターに紐づきます。AR/VRヘッドセットを使っても使わなくてもアクセスできる仮想環境です。
メタバースでは、土地の所有、ショッピング、Play to Earn(遊んで稼ぐ)、コンサート鑑賞、さらには仕事まで行うことができます。クリエイターや夢想家、巨大企業がゼロから世界全体を構築しようとしており、その可能性は無限大です。それこそがメタバースの魅力であり、遊び方、稼ぎ方、働き方など、まったく新しい可能性を秘めた世界への扉を開くものなのです。
それでは、私たちの日常の過ごし方を変えつつあるメタバースゲームの例をいくつか見ていきましょう。
1. Decentraland(ディセントラランド)
Decentralandの仮想世界は完全に所有者の手に委ねられており、土地などのデジタル不動産の売買、建築、賃貸、広告掲載など、現実世界さながらのさまざまな活動が可能です。
イベントページでは、アート展やDJパーティーなど、開催中のイベントを検索して参加できます。ゲストとして探索することも、MetaMaskなどの暗号資産ウォレットでサインインすることも可能です。
豆知識:世界最古のオークションハウスであるサザビーズは、Decentraland内にロンドンギャラリーのデジタル版を開設しています。
2. Axie Infinity(アクシー・インフィニティ)
Decentralandが現実世界の側面を模した仮想都市の構築を目指しているのに対し、Axie Infinityは「Play to Earn」アプローチを採用しています。ポケモンにインスパイアされたこのゲームでは、「アクシー」と呼ばれる生き物を収集・育成・繁殖させ、PvP(プレイヤー対プレイヤー)バトルに参加します。
他のゲームと同様に、レベルアップのためのポイントシステムが備わっています。独自のガバナンストークン「Axie Infinity Shards(AXS)」によって運営されており、ゲーマーとゲームの関わり方を変革しつつあります。プレイヤーは収集・繁殖した生き物を所有でき、マーケットプレイスでネイティブトークンに売却して実際の利益を得ることも可能です。
3. The Sandbox(ザ・サンドボックス)
もうひとつのPlay to Earn形式のメタバースゲームであるThe Sandboxでは、土地を購入し、その上に建物などを構築して、OpenSeaなどのNFTマーケットプレイスで販売できます。メタバースを構築するクリエイターになることも、他のプレイヤーやビルダーが作ったゲームに参加するプレイヤーになることもできます。
ブロックチェーンゲーム界の慣例として、クリエイターは自分の作品のデジタル権利を所有し、それを取引することができます。ネイティブ暗号資産はSANDで、経済圏を支え、土地やキャラクターなどの売買といった取引を円滑化します。
4. Yield Guild Games(YGG)
Yield Guild Games(YGG)により、プレイヤーのグループが離れた場所からでもブロックチェーンゲームに参加できるようになりました。従来のように同じ場所に集まる必要がないのが大きなメリットです。賞品、現金やトークン、ゲーム内アセットをめぐって競争できます。
YGGは、ValveのSteamのようなブロックチェーンゲーム版プラットフォームと考えると分かりやすいでしょう。The SandboxやAxie Infinityなど、さまざまなゲームをここから楽しむことができます。
YGGの目的は、世界各地のプレイヤーを結集し、共に勝利を目指せる環境を作ることです。YGGはDAO(分散型自律組織)であるため、プレイヤーは資金の投資先、購入するNFT、報酬獲得のためにプレイしたいゲームなど、重要な意思決定について投票に参加できます。
5. Mines of Dalarnia(マインズ・オブ・ダラニア)
Mines of Dalarniaは、プレイヤーを鉱山の深部へと誘うアクションアドベンチャーゲームです。リソース、アイテム、装備を求めて探索しながら、他のプレイヤーとも戦闘を繰り広げ、スキルアップと戦術的な優位性を獲得していきます。
グラフィックは特筆すべきものではなく、2Dゲームではありますが、将来性は十分に感じられます。新しいマップや3Dワールドが追加されれば、さらに面白くなるかもしれません。
6. Chromia(クロミア)
Chromiaは単一のゲームではなく、前述のMines of Dalarniaを含む複数のゲームを手掛けるゲームスタジオです。その他のメタバースゲームには、My Neighbor Alice、Krystopia、Chain of Allianceなどがあります。サイドプロジェクトにも積極的に取り組んでおり、これにとどまることはないでしょう。技術の進化に伴い、今後さらに多くのゲームが登場すると期待できます。
7. Gala(ガラ)
GalaもChromiaと同じくブロックチェーンゲームスタジオです。開発チームは、シミュレーションゲームのTownstarやPvPゲームのSpiderTanksなど、すでに多数のゲームを開発・リリースしており、他にも開発中のタイトルがあります。ネイティブトークン「GALA」を使ってゲーム内アイテムを売買できるストアも運営されています。
Gala Gamesは、Zyngaの創業者としても知られるエリック・シアマイヤー(Eric Schiermeyer)氏が共同創業しました。現在はさらなるゲーム開発と、独自ブロックチェーン「GalaChain」のメインネット立ち上げに取り組んでいます。現時点ではEthereum上に展開されています。
今後は、Roblox、Epic Games、Tencentといった大手ゲームスタジオからの動向にもぜひ注目しておきましょう。
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