パソコンでWi-Fiに潜む侵入者を検出・ブロックする方法【初心者向け完全ガイド】
インターネット回線の速度は、複数のデバイスが同時に接続することで低下することがあります。これは自宅用プランでも専用回線プランでも起こり得る現象で、十分な人数が同じネットワークを利用すれば、速度は必ず落ちてしまいます。
そこで重要になるのが、「自分のWi-Fiに不正に接続している侵入者がいないか」を確認し、ブロックする方法です。本記事では、Wi-Fiに勝手に接続している端末を検出する方法、ブロックする方法、そしてブロックできない場合の対処法まで、順を追ってわかりやすく解説します。
パソコンでWi-Fiへの不正アクセスを検出するには?
1台のパソコンだけでも、ネットワークに接続している他の端末を調べることは可能です。最も効率的な方法は、「ARP」と呼ばれるプロトコルを使う方法と、侵入検知ソフトウェアを使う方法の2つです。それぞれの手順を詳しく見ていきましょう。
ARPプロトコルを使う方法
ARPプロトコルを使えば、同じWi-Fiネットワークに接続している他のデバイスの「MACアドレス」を取得できます。MACアドレスはすべてのモバイル機器やパソコンにおいて完全に固有の値であるため、どの端末が接続しているかを特定する確かな手がかりになります。具体的な手順は以下の通りです。
- パソコンの電源を入れます。
- Wi-Fiに接続します。
- スタートメニューを開きます。
- 検索ボックスに「ファイル名を指定して実行」と入力します。
- 検索結果の「ファイル名を指定して実行」をクリックします。
- 表示されたウィンドウに小文字で「cmd」と入力し、Enterキーを押します。
- 開いた「コマンドプロンプト」の画面に「arp -a」と入力し、再度Enterキーを押します。
- 表示された結果をもとに、MACアドレスを確認・一覧化します。
表示されたMACアドレスを、実際にWi-Fiへ接続している各デバイスのアドレスと照らし合わせてください。なお、「arp -a」コマンドを入力する際は、「p」とハイフンの間にある半角スペースを忘れないようにしましょう。
また、スマートフォンでも同様の手順で、Wi-Fiネットワークに接続している人数を確認できます。
侵入検知ソフトをインストールする方法
パソコンでARPプロトコルを使う以外にも、Wi-Fiネットワークへの侵入を検知できる専用ソフトがあります。その中でも特におすすめなのが「Advanced IP Scanner」です。このソフトでの検出手順は以下の通りです。
- 開発元の公式サイトからAdvanced IP Scannerをダウンロードします。
- パソコンをWi-Fiネットワークに接続します。
- ソフトを管理者として実行します。
- 「スキャン開始」をクリックすれば準備完了です。

「スキャン開始」を選択すると、ソフトがWi-Fiネットワーク全体を走査し、接続中の他のデバイスを自動的に探します。スキャンが完了すると、各デバイスの名前、メーカーブランド、IPアドレス、MACアドレスの一覧が表示されます。
この種のソフトをARPプロトコルの代わりに使う最大のメリットは、接続している各ユーザーのデバイスを非常に正確に特定できる点です。この情報があれば、家庭用ルーターから該当する侵入者をブロックできます。ちなみに、スマートフォンのWi-Fi電波を強化する方法も存在するので、あわせてチェックしておくと良いでしょう。
パソコンからWi-Fiの侵入者を検出できる対応ソフトは?
前述のAdvanced IP ScannerはWindows 10で使える代表的なソフトですが、ここではWindows 10、Windows 8、Windows 8.1、Windows 7それぞれに対応したその他のソフトも紹介します。
- Windows 7:互換性の面で最も優れた侵入検知ソフトは「Wireless Network Watcher」です。
- Windows 8:Windows 8との相性が良いおすすめソフトは「SoftPerfect WiFi Guard」です。
- Windows 8.1:Windows 8.1で広く使われている定番ソフトは「Angry IP Scanner」です。
- Windows 10:Windows 10では「Who Is On My WiFi」というソフトも利用できます。

パソコンからWi-Fiネットワークの侵入者をブロックするには?
Wi-Fiネットワークに接続している侵入者をブロックするには、何よりまずルーターの設定画面にアクセスすることが重要です。ルーターの管理画面に入ったら、以下の手順を実行してください。
- ネットワークに接続している人数(端末数)を確認します。
- 事前に収集した情報をもとに、どれが侵入者の端末かを特定します。
- 該当する不正なデバイスをブロックします。
- ルーターの管理者パスワードとWi-Fiの接続パスワードを変更し、設定を保存します。
これにより、以前あなたのインターネット回線に接続していた侵入者は、二度と接続できなくなります。インターネットの設定を変更した後は、通常の方法でパソコンを再接続するか、コマンド操作による接続を行ってください。
侵入者を検出できない場合はどうすればいい?
場合によっては、インストールしたソフトの不具合やルーター側のトラブルが原因で、不正なデバイスを検出できないことがあります。そのようなときは、以下の対処法を試してみてください。
- 侵入検知ソフトを再インストールする。
- ルーターを再起動する。
- 別の侵入検知ソフトを試してみる。
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